レオとの出会い

レオとの出会いって言ってもレオはベルの産んだ子、だから出会いって言っても・・・ネ
だから、ベルの出産の様子を書いておこうと思います。
10月25日の朝、ベルの体温を計ると36度7分。これは出産が近いとすぐ病院に電話。
出産が近くなると普段38度台の犬の体温が下がり、36度台になると24時間以内に出産する
と言われてます。
「あぁ、出産が近いですね。破水したら電話下さい」
との先生の言葉。ベルママはドキドキしながら30分おきに様子を見に行きつつ破水を待ちました。
そして、5時頃に様子を見に行ったらベルが情けない顔をしてこっちを見ている。
「もしや」と思ってみてみるとベルが破水してました。
すぐに病院に電話をし、様子を見守ってました。
でも、1時間位してベルママは異変に気が付きます。
そう、ベルが息もうとしないのです。
不安になって再び病院に電話を入れました。
「先生、ベルが息まないんですけど」
「え??破水は何時頃でしたっけ」
「はい、5時ごろです」
「じゃぁ、後一時間くらいして様子がおなじなら又電話下さい」
指示通りに一時間様子を見てみたけどベルの様子に変わりない・・・
又、病院に電話を入れ、連れてくるようにとの事だったので連れて行きます・
エコーをかけてお腹の中にいる三匹が無事なのを確認、でももう一匹が
すでに下りてしまってて様子が分からない。
そこで緊急の帝王切開手術となりました。
一時間程して診察室に呼ばれ、先ずオスの子が一匹ダメだった事を知らされました。
ベルの骨盤で圧迫死してたのです。
先生の説明によるとベルにはいい陣痛が来てたそうです。
でも何故だかベルが息まなかった。そこで最初におりたオスの子が出られずに圧迫死したのだろう
との事でした。それとベルの子宮にヒビが入ってた事も知らされました。
「このままで行ってたら母子共々ダメになるところでした」
との言葉を聞いて背筋が寒くなったのを覚えています。
後で話を聞くとベルは陣痛が来て息むと痛いのがわかってるから
息まなかったのだろうとの見解でした。
そして、最初は「メスを残す」と言ってたのですが
ベルパパがえらくレオを気に入り、ヒロナさんに見ていただいて
「この子ならショーでいける」との事だったので
レオを我が家に残す事になりました。
そんなこんなのレオとの出会いでした

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