241:山深く 汽車はあえぎて 上り下り
文明道が 見下ろし走る
くねる汽車道 未来(あす)はあるのか
(はらでぃー歌仙)(’00・9・17)

242:果ての地を 発って山越え 終わるころ
都のあかり ながむる駅は
最終走者今旅立たん
(はらでぃー歌仙)(’00・9・17)

243:大雨は 都の手前 汽車とめて
内地へ帰還 惜しむ気持ちか
下界へ帰還 拒む気持ちか
(はらでぃー歌仙)(’00・9・17)


244:その姿羽に映せば舞い扇
駆け出すまいて飛び立つまいて
君のみ見ゆる乙女にぞ似る
白日焼さんのバースデーを詠める

245:ひとめぼれするは姿を超ゆ心
乙女をそっと抱えるように
触れる指にぞ一枚のキス
柊さんのバースデーを詠める

246:一人では 小さき形の 扇でも
支えてくれる 友の力で
22里越え 羽は伸び行く
(白日焼歌仙)(’00・9・19)
244の返歌を詠める


247:窓揺らす緑の風を確かめて
和めるその実手に取りみれば
黄色き花の過ぎし日を思う
ぴなさんのバースデーを詠める

248:潮騒よまだ夏歌え我が家にも
香る声援送るヘチマの
実、君励ます「悠々自適」
日野隆太朗さんのバースデーを詠める

249:彼岸花 渦中の地にも 咲くものか
昨日の旅路 さめるを待たず
我らの旅路 防人目指す
(はらでぃー歌仙)(’00・9・23)


250:悠久の時を伝えるペガサスの
瞬きに生きる人の多きも
目を見はらせる君の人生
トフーさんの弟さんのバースデーを詠める

251:ルリニガナ君を揺らすは風ならず
夢を語りし君の鼓動ぞ
弾みて舞える未来にも聞こゆ
Ayakaさんのバースデーを詠める

252:神仏未だ修行?のお清めの
子らの柄杓の小さき滝の
涼しに揺れる花マンジュシャゲ

253:CDを手に取り見ればオーロラが
雪なき季節にも見ゆるなら
遥か憧れ今ここにあり

254:カフェオレのアイス/ホットの切り替えも
三寒四温のシーズンなれば
半袖を着て湯気を楽しむ

255:白砂に残る想いが秋を越し
君に届けと星に変わるや
私はここと雪に変わるや

256:ただ一度会いたい会えばもう一度
数えきれない時間へ一歩
踏出せるようなこの旅路かな

257:祭典の終わりしあとに残りしは
寂しさいいえ君の心に
感動消さぬ歌ぞ響きける

258:星として古よりの約束を
消ゆる無かれとちりばめる空
街の灯あれど指をさす君
ふうさんのバースデーを詠める

259:風に揺れ夕暮れ時に紅葉ふる
君の耳元秋は栗色
知る我が心淡き薔薇色

260:世にあれば季節の風を頬に受け
水しぶきあげ火の剣を持つ
グイッと地を踏む我は人なり。

261:月下美人ただ1度だけ逢いたくて
逢えぬ運命も精一杯に
光りて祈る君に幸あれ

262:行く秋よアンダンテなれ今だけは
グラスに紅葉そっとうかべて
水中花にも君の見ゆれば

263:静かなる秋のオーケストラ止めば
セダムの花を仰ぎて見ゆる
長雨しのぐピンクのドームと
らららのひめみこさんのバースデーを詠める

264:一ツ家に幾年住みても魂の
シェイクハンドは見えないけれど
同じ月見て幸ありと思う
望月 斉さんのバースデーを詠める

265:枯葉とて時を伝える琵琶法師
歌い悲しき息を凍らせ
雪にバトンを渡す鈴懸

266:現世(うつしよ)にたったひとりの君なれば
花の模様の髪飾りにも
遠き日しのぶシオン咲く丘
えりっちさんのバースデーを詠める

267:オーロラを指に集めて何気なく
振れば魔法のバトントワリング
軌跡小さなペガサスの道
氷坂さんのバースデーを詠める

268:告白をシラフで言えぬ弱さにも
君は無言ででもほほえんで
勇気出してと待つブロワリア

269:秋空を迎え手を振るもみじ葉も
別れ悲しい夕焼けを越え
柊となり雪を遊ばす

270:現世に友の幸のみ何故見ゆる
それさだめなら風に準しい
語らずまいて、抱きしめるまいて