181:東(ひんがし)の空見上げればスズランの
ハイウェイ照らす灯りに見ゆる
声もきこゆる?友と祖母との

182:夕闇のエンジのチョコのコートにも
星のアラザン月トッピング
心で食らう夢の味かな

183:「今にある」言われつづけて四十路来れば
「次はあなた」と優しき言葉
「お前まだか?」の心無き槍

184:たらちねの母のその母待つ里に
向かう列車の速さに負けじ
思い出心駈け抜けるかな

185:車窓より若葉木々ごと越す窓を
スクリーンとし胸の想いを
すべて乗せれば何処にぞ飛ぶ

186:帰路という宴の後のさびしさを
わずか慰む高楼の星
背筋伸ばして掴み取るかな

187:情熱を集めて一途輝ける
想いよ届け届かば永遠に
乙女心を魅せて咲く花
まくらさんのバースデーを詠める

188:指糸の紅引き立てる白ドレス
何故のなみだの意味を変えつつ
抱き上げよいざ!君の両手で
NYXさんのバースデーを詠める

189:山路にて我が名を呼べる桜桃に
真心問えば露をはじきて
「語らずとも」と頬染めるかな
れすしちさんのバースデーを詠める

190:キョウガノコ細か優しき紅なれど
天へ届けと青雲をまね
熱き心を野にデザインす
ウルさんのバースデーを詠める

191:窓を開けペパーミントの草笛を
吹かば小さき冬の訪れ
雪に代わりて星の降る夜
GON-HKさんのバースデーを詠める

192:十五夜の照れど寂しき月バニラ
チョコマーブルに染める雲かな
コーンに見ゆる屋根の谷間よ

193:クチナシの名が気に入らぬならガーデニア
そう呼びかえて君に送ろう
伝えし心「とても幸せ」

194:違う国?開いた窓の眩しさを
「いやここもまた」と伝うものあり
あの日の鳥が指にリピート
SQ☆ふみさんの引越しを詠める

195:明日までも咲きたし心解き放て
花の口笛日付を越えて
七夕にまで響く組曲
佐倉 純さんのバースデーを詠める

196:今宵のみ黄昏過ぎてtea time
月影鏡に我薄化粧
星の姿のミルク注ぎて
ルーナさんのバースデーを詠める

197:クリアなる雲1つ無い空見上げ
思いを馳せる未来へ過去へ
今の心を示す半月

198:CDの虹を集めてSet up !
あの日見た夢数秒後に
うつつとなるや我のこの手で

199:夏風の香り冷たしはっか草
思い出してと呼ぶ北風の
名残と見たる鳥1羽かな

200:紫の霞を越える月影を
かがみのごとく海に集めて
君包み込む夜の青空
びすけさんのバースデーを詠める

201:病伏す君を見舞いに行きたくも
何処おわすか道知らずして
待つしか出来ぬ快方の声

202:オレンジに月の着替えのときもまた
悠久綴る読点として
しおりをはさむ大空の本

203:蝉しぐれうるさいと思う事勿れ
昼に縁台将棋を指せる
打ち音と和す応援歌なり

204:美しく青きドナウに心馳せ
高鳴り押さえ伝う手のひら
打つ鼓動今3拍子なり

205:清らなる虹をくるみし球の名を
持ちて乙女の姿を映す
そっと咲きつも止める旅足
SQ☆ふみさんのバースデーを詠める

206:さざなみをなぜに楽しき波と書く?
別れテープに落つる涙の
意味を知らずか君を知らずか

207:夏の夜の夕べ見た夢その続き
現世となるリボンがあれば
先に鈴付け鳴らしてみるかな

208:夏の野に雪の形して涙する
ブルーレースの花のためいき
オリオンととも待つ人ぞある

209:1輪の姿それぞれ夢の城
無数の想い偲ばせ咲ける
路傍の流星名はシャボンソウ
有磯夏海さんのバースデーを詠める

210:天かける獅子のくわえし花として
咲くや花火の大輪もまた
大空めざすグロリオサかな
ねむりさんのバースデーを詠める