601:君が影うつしよに見る大和路の
雲の逢瀬の隙間にいくや
八重山吹の淡き残り香
OGNAさんのバースデーを詠める

602:雨上がり 少し冷たき 花グラス
匂い優しく羽でゆれるよ
蝶好み飲む 甘きカクテル

603:君思い 我が頬伝う 涙見て
風で飛ばぬか ぬぐいきれぬか
Don't worryとはじく雨粒

604:アマリリス咲くやこの花有明の
月の光を胸に集めて
映す姿ぞ清らなる君
DHさんのちょっとおそめのバースデーを詠める

605:一人咲くトルコキキョウも束なれば
向かいくる風ややとどまりて
君に届けと香りとなるかな
NYXさんのバースデーを詠める

606:乙女娘の組む指に住む恋心
涙を見てやいつ彼へ飛ぶ
解いた指の白き姿で

607:一筋のながるる汗とその心
みだるることの無き姿かな
君キラキラとするクリスタル

608:夢路より帰りていまだ望み見る
虹を映して飛ぶ花の露
想いのかけらああ見事にぞ

609:雨上がりりんと咲きたる露草は
二人の恋路さすみちしるべ
朝な夕なに睦みあうかな

610:夕空を臙脂に染める薄雲に
負けじ望月星を引きつれ
満天にして暁を待つ

611:望月を仰ぎ見るよな想いをば
知りぬる雨の消ゆる気配り
君よ知らずやわが胸の火を

612:つらぬけど何故に届かぬ我想い
胸で交差の握りこぶしの
行く宛てもなくまたひとり泣く

613:君のみぞ派手に瞬く星でなく
生きとし生きるを育む惑星(ほし)を
われ選びては愛しこそすれ
ウルッ子さんのバースデーを詠める

614:野の花を集めてくるり輪にすれば
小紫なるブレスレットに
風に誘われ陽と空集う
P@さんのバースデーを詠める

615:梅雨くぐり 若葉の滴 いにしへを
みなつきぬけて いま鏡玉
映すスターは浜駈ける君

616:ぜんざいに 七ついれたる こんぺいとう
箸で隠してまた現れて
またたきつづる 夜のエチュード


617:名がなくて 団子がひとつ 皿にあり
赤い風船 こんなにあるのに
勉強したのに 頑張ったのに

618:今日も雨暗き朝空起きにくく
目覚ます隣の屋根を打つ音
清水となると思えども嫌

619:夏は来(き)ぬ南の島から届けども
けふ降る雨をうらみぞもする
冷たきものも心地のわろし

620:その気なく足踏み出せば地雷踏み
触らず行くの術を知らずや
部屋にこもれど時進むのみ

621:あこがれの紫になる夢をみて
赤白の花恋の火をつけ
身を焦がしつつ映えるきみかな
びわさんのバースデーを詠める

622:君がため似合うドレスを選びしを
『移り』と言われ雨を友とす
あなうらめしき花言葉かな

623:紫陽花の露を集めて撒けば空
虹色想い夏に返さん
閉じたまぶたに開けたまぶたに

624:シャボンソウ互い睦みし野に咲けど
燃ゆる思いの行方占い
夜空の鷲に告ぐ恋心
SQふみさんのバースデーを詠める

625:思い出は花火のごとくきらめけど
花ありそして君ありの
夢へと臨むわが未来かな
FISHさんのバースデーを詠める

626:ゆずれなき ゆめをすがたに ゆらしみて
ゆくひとながむ ゆりのしろぎぬ
ゆらゆらゆれる ゆげのむこうに


627:大和路をいざふみ見てはいにしへの
時に恵まれし人忍れど
はなせじの器にかなし

628:君の持つブーゲンビレア一輪を
耳にかざせばかもめにまじり
昔夢見た海空の声
ちいーさんのバースデーを詠める

629:ブルーリボン花の隙間に咲く花の
寄り添うキスを我目を閉じて
リズム1,2,ハミングの朝
なりゆきわかこ先生のバースデーを詠める

630:モルセラのミントに似た香を楽しめば
永久の感謝をするがごとくに
目閉じほころぶ顔並ぶかな
まみ〜さんのバースデーを詠める