FINAL FANTASY5 DEAR FRIENDS
1993年3月25日 NTT出版
初期版:白の紙ジャケット
東京とフィンランドで録音。
シンセと民族音楽のコラボレーションです。
フィンランドの伝統楽器カンテレ
(箱型のハープを横にしたような楽器。指ではじいて鳴らす。
5弦のものと36弦のものあり。このアルバムでは36弦を使用)
やバグパイプ、フィドル、アコーディオン、フルートなどが
印象的に使われています。
またヨイクという独特の美しい歌声も聴けたりします。

好きな曲多いです!
「ケルティックムーン」とはまた違った、北欧らしい
透明感ある音色で綴られたアルバムです。


1、AHEAD ON OUR WAY ファイナルファンタジー5 メインテーマ
5のメインテーマ、すごくいいですよね。明るくて、5の物語を
象徴しているよう。今回はヨイクから始まります。旋律はシンセのオーボエ音で、
とてもよく合っています。このアレンジはとても素敵です。
2、LENNA’S THEME  レナのテーマ 
「レナのテーマ」は「メインテーマ」のアレンジ。
旋律はフルート。優しい感じです。途中に「プレリュード」が顔を出す。
3、PIRATES AHOY おれたちゃ海賊
姉妹続き。こっちは迫力です。「はっほ」という掛け声が聞こえてきたり。
4、CRITTER TRIPPER FRITTER!?

モーグリのテーマ

不思議生物という意味でも、系統はチョコボ。めちゃくちゃハズして
作っています。笑い声やら猫の泣き声やら、いろんな音が聞こえてきます。
このアルバムの中では最も異色?
5、INTENSION OF THE EARTH 古き土の眠り
かなりエキゾチック。パーカッションがドコドコ響いてくる。
それだけではなく、裏でハープが聴こえてくるので、神秘的で美しいですね。
6、MY HOME,SWEET HOME はるかなる故郷
女性3人のヨイクがとびきり美しい。とにかくいいです、この曲は。
ヨイクを歌ってるのは「アンゲリン・トゥトット」というグループだそうです。
歌詞はサーミ語と英語を混ぜています。初めて聴いた時は感動したなぁ。
(これも原曲も)泣き曲。
このアルバムの中では1番好きです。
7、THE LAND UNKNOWN

新しき世界

5のフィールドではこれが一番好きです。寂しくて。
途中からフィドルが登場し、メロディーラインを奏でます。
この曲って、聴いてるだけのイメージだと、何となく「冬の世界」。
8、TENDERNESS IN THE AIR

街のテーマ

街のテーマは毎回アレンジされてますね。英題のとおり、
優しい曲。ここで使われてるのがカンテレかな…
音はバンジョーみたいですね。すごくきれいです。
9、WALTZ SUOMI

タイクーン円舞曲へ長調

「ワルツ・スオミ」「スオミ」はフィンランド人が自身の国を表す
時の呼称だそうです。素朴な感じに仕上がってます。宮廷、という
よりは街のパブでビール飲みながら、みんなで踊ってるような。
10、FATE IN HAZE ダンジョン
4のダンジョン曲の流れをくむ。すごく神秘的。
どっか別の世界へ飛んでいきそう…
11、AS I FEEL,YOU FEEL

大森林の伝説

これはベストにも入っていますが…どこが違うかというと、
こちらはサーミ語で朗読がされています。それから朗読の声が
子供っぽい声です。(男?女?)ベストの方はしっとりですけどね。
聴きなれちゃうと、やっぱり女性の日本語朗読の方がしっくりきます。私は。
12、MUSICA MACHINA 

ムジカ・マキーナ

どうしてこの曲がアレンジされたのか?謎でした。今でも少し?だけれど。
原曲で十分感じは出てるしなぁ、と。でも中間部の短いピアノのところに
私はとても弱いのです。「ここイイから許そう〜」という…
13、MUSIC BOX 

想い出のオルゴール

オルゴール、そのままです。途中からバグパイプ登場。
14、DEAR FRIENDS 親愛なる友へ   
最初はギターだけ。途中でフルート合流。ものすごく素朴だけど、イイ。
ノスタルジックで。これまた泣き曲。       


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