久遠〜光と波の記憶〜music from FINAL FANTASY 10-2
2003年3月31日発売 エイベックス
オリジナルサントラより3曲をピックアップ・アレンジして収録。
コンポーザーの江口貴勅氏がピアノを演奏、
バイオリン・チェロ・ギターも生楽器を使用。
原曲と大きな違いはないものの、
生楽器でなければ出せないアクセントやテンポの揺れが、
心地良い気分にさせてくれます。


1、久遠〜光と波の記憶〜 始めの方のピアノはちょっとぶっきらぼうに聴こえないこともないんだけど…バイオリン・チェロが入るともう、全然違いますね。起伏が生まれ、ドラマチックな雰囲気に。変な表現だけど「曲が生きてる」。中間部で旋律がピアノからバイオリンにバトンタッチ。ラストの盛り上がりに陶酔。1周限り(2分半)なのが残念。もうちょっと酔っていたい。必聴です。
2、ビサイド パーカッションやピアノはそのままなので雰囲気は変わらないですが、後半は完全にギターが主役。一人舞台なのだけど、落ち着いた雰囲気にマッチしていて浮いていない。心地良く、ついつい眠くなって…
3、ユウナのバラード イントロでバイオリン登場、メロディーラインもピアノと一緒に奏でます。前面には出てこないのだけれど、バイオリンの音ってやっぱり切ない。切ないのだけれど、原曲のように全体的にしんみり、というわけではない。非常に穏やかに、少しほっとするしめくくり。


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