青色のテーマ…不屈

好む人の性格

・不屈の精神で、それが災いすると独善的
・いつも自分の考えは正しいと思っている
・感性に優れて、自制心がある
・言葉、行動、服装に気をつかう
・我慢強いうえ、根気もあるので自分の仕事に良心的に専念する
・自己弁護や自己正当化に才能がある
・他人は誰でも自分と同様に正しく真面目な生活をしていると思いたがる

使用の目的

・自分の感情を守る
・仕事の疲労を防止する
・自分の叡智と識別力を高揚する

明るい青色のテーマ…創造

好む人の性格

・自分の気持ちを大切にして自由に表現する
・緊張をほぐすのが下手なのに、主役になりたいと思う
・美術、音楽、文学などに刺激される
・問題解決にあたるときは、強烈な洞察力を発揮する
・芸術の世界から企業経営に渡ってアイディア、画像、形状を創作し、新しさを生み出す

使用の目的

・自分の創造力を刺激する
・学習を勇気づける
・活動し過ぎを静める
・論理的、分析的洞察力を増す

濃い青色のテーマ…知能

好む人の性格

・意思決定を仕事とする裁判官、社長、経営者が多い
・人物評価に優れている
・女性は少し威張るが、自立の傾向があり、
 男性は自己管理が抜群で他人からのアドバイスは時に受け入れない

使用の目的

・自分の感情を守る
・仕事の疲労を防止する
・自分の叡智と識別力を高揚する

青色の光線……霊性
この色のオーラがあらわすあなたの状態は…
  静穏、沈着、直感、霊性、信仰、献身、独立独歩、忠誠、感覚的内省、思いやり、感受性、感情移入、同情、寛容、知恵、道徳心、正直、無私、忍耐、優しさ、芸術的創造性、満足、神の意志への追随、神を体験したいという願望
  恐れ、遅延、怠惰、冷たい無関心、不等な差別 、落胆、憂鬱、自己憐憫(自分を哀れむ心)、自己中心的、頑固、苦闘、硬直性、保守的、抑圧された感情、狂信、不寛容、教義への執着、権威主義、独善的、自己満足、過去への従属

青は聖霊の色、黙想、祈り、天国の色で、宗教的、神秘的、スピリチュアルな感情を象徴しています。
初期のキリスト教会では、青は魂が到達する最高地点と関係していました。明るく透明な、空の青のような色は純粋な霊性をあらわしています。薄い青には成熟度こそ不足していますが、正しい方向に向けて努力していこうという誠実な願望が見られます。
水の色のオーラは調和とバランスを示しています。薄い青よりも、その働きの効果 も効率もよくなっています。
高い道徳心、高い意識、深い霊的な理解、高い理想は透明で明るく、空の青みが感じられます。英語で"本物の青"はあらゆる関係において誠実であると言う意味です。深く透明なオーラは利己的でない理想に向けての使命を達成します。精神的、芸術的、あるいは科学的のいずれであれ、より高い目標に向かい、正しい方向性を決めた人からは、青が放出されています。青いオーラは生まれついてのサバイバー……穏やかでリラックスしていて、バランスがとれていることを意味します。
一方、青みがかった灰色は宗教的原理主義、意識過剰、臆病、恐れや疑いの影を差した宗教をあらわします。深いブルー・ブラックは、粗野で迷信的な信仰を意味します。ふさぎこんだ気持ちのことを英語で"青い感じがする"と言い、黒みがかった、あるいは茶色みがかった青の嵐の雲のようにあらわれます。

青色の波動の影響

影 響 効 用
助長する 精神的なリラックス、冷却、静謐(せいひつ)、スピリチュアルな目覚め、静寂、忍耐、平穏、慰め、休息、満足
悪化させる 風邪、麻痺、高血圧、筋肉痙攣、リューマチ、関節炎
癒す やけど、かゆみ、過活動、不快感、切り傷、騒々しさ、過剰な興奮、妨害、あざ、発熱、過剰な刺激、心配、虫刺され、炎症、いらいら、不安、怒り
刺激する 発汗、スピリチュアリティ、忠誠心、体力向上、宗教的感情、献身、殺菌効果 、自由、調和、敬愛、創造性、正直、畏敬の念、忍耐
適している用途 殺菌の必要、教会の内装、看護士の服装、寝室のインテリア、聖職者の服装、ビル管理人の服装、パジャマ、スピリチュアル関係の書店、コインランドリー、ベッドのシーツ、瞑想用の部屋、医療従事者の服装、創造的な試み、瞑想用の服装、医師の服装、芸術家の仕事場

明るく澄んだ青空には敬愛の気持ちやスピリチュアルな感情が湧き起こるものです。古代ヘブライ人にとっては、青は天啓(てんけい)の色でした。そして、ユダヤ神殿のカーテン、エフォドの法衣、聖なる櫃(ひつ)のなかにある聖なるものの覆いの色でもありました。聖書の英雄的存在モルデカイは青と白の王服を身にまとっていました(エステル記8:15)。青は冷却と拡張の色です。ある会社で壁を青にしたところ、、社員が風邪をひいて欠勤が増えたそうです。驚くことに秘書の椅子の背を温かく明るいオレンジ色に塗ったところ、オフィスの寒々しい感じがまもなく逆転しました。社員は上着を脱ぎ、出勤率が平常に戻ったのです。
緑色が身体をリラックスさせるのに対して、水色は心を穏やかにします。精神病院では、暴力的で攻撃的な患者は青い部屋に入れられるか、青い光で治療を受けるとすぐに落ち着きます。しかし陰鬱(いんうつ)な雨雲の青っぽい灰色は抑うつ傾向を増し、"ブルーな気分" を引き出します。

「色の秘密」野村順一/ネスコ 「オーラ・ヒーリング」スーザン・シュムスキー/徳間書店 より引用しました。