赤のテーマ…活力

好む人の性格

・事業欲が盛んで、関心事に対して敢然と向かって行く
・男女問わず衝動的で運動家
・思ったことは良くも悪くもすぐ口に出て、感情の起伏が激しい
・物事に苦労すると他人や世間のせいにする
・刺激的な生活を好み、もっともっと幸福でありたいと願う
・野心的で時々不作法な態度をとる
・人をとがめて、一方にだけ味方する
・楽天的で自分の短所には気づいていないこともある
・単調さを嫌い、冷静・客観的になることが難しい
・一見物静かに見える人でも、内面に激しい感情や欲望を隠している
・本当に赤が嫌いな人はかなり通俗的で欲求不満気味
・生命力の赤を嫌うのは、心身共に疲労困憊している可能性がある

宇宙線は純粋で混じっていない色なので、明るく透明なオーラの色は、ポジティブで健康な姿勢とエネルギーを反映しています。色を混ぜることによって、精神的・感情的な活動のスペクトルがあらわれます。
たとえば黄色と青で緑色となりますが、これは知性とスピリチュアルな面をあわせているわけです。
白を加えればオーラは明るくなります。
黒や補色を加えると暗く濁った色になり、有毒な感情や病気を意味します。
太陽の透明な光線が汚い窓を通るように、神性のエネルギーの流れが妨げられ、光の多くは止められてしまいます。

使用の目的

・ロマンチックな関係を生み出す
・身体の持久力の回復
・大きな力を表現する

赤い光線……活力
この色のオーラがあらわすあなたの状態は…
  熱意、活気、強さ、決断、忍耐、完全を求める気持ち、強い意志、リーダーシップ、勇気、活気、動き、愛、暖かさ、友情、愛情、寛容、、犠牲、他人への感受性、謙虚、自己認識、内省、健全な野望、仲間との交わり、スポーツ
  自己保存、わがまま、性急、衝動的、幼稚な傾向、自己的な愛情、興奮、神経質、混迷、動揺、管理、支配
  怒り、憎しみ、欲求不満、欲望、残酷、激怒、反発、反抗、復讐、暴力、破壊、攻撃、支配、敵対的競争、好色、流血への欲望

赤の宇宙線は純粋な生命力を運んでいます。インドの経典には、プラーナのエネルギーは赤色をしていると書かれています。透明な赤は、心臓を離れるときの、酸素の詰まった健康な血液の色です。顔色に赤みがさしていれば健康を意味します。一方青白い肌は病気を示しています。このようにオーラの赤は、健康、力、活発性、精力をあらわしています。強靱で健康な子どもは純粋な赤いオーラを見せていることがよくあります。
成人で赤が支配的なオーラは、物質主義や肉体的欲望をあらわしていることが多いようです。
赤は、愛にしても憎しみにしても、とても強い情熱のしるしです。
義憤は明るく透明な緋色の炎を放散します。生き生きとした深紅色は純粋な愛をあらわします。
バラ色がかった赤は神経質や衝動性の象徴です。緋色は自己本位を示しています。
暗い赤は支配的な傾向を示します。わがままな欲に基づいた純然たる野望は、黒みがかった赤を放ちます。黒を背景に濁った赤が炎を飛ばしているようすは、悪意に満ちた憎しみをあらわします。緑を背景にした同じような炎は嫉妬や妬みです。
強欲は鈍く暗い赤と汚らしく濁った組み合わせになります。

赤の波動の影響

影 響 効 用
助長する 熱、活気、性的興奮、活動、暖かさ、エネルギー、生気、外向性、火、刺激、力、情熱、運動、興奮、動機づけ、営業の成功
悪化させる 神経質、復讐の念、興奮、断続的睡眠、感情的、攻撃性、情熱、不眠症、憤怒、戦争、欲望、早食い、怒り、落ち着きのなさ、事故、消化不良、敵意、焦り
癒す 寒さ、疲労、粘液、憂鬱、風邪、無力症、うつ病、内向性、インフルエンザ、慢性疲労、恐怖、現実逃避、ものぐさ、充血、臆病、自殺
刺激する 心、循環系、赤血球、感情、髄液、ヘモグロビン、神経系、肝臓、鉄形成、交感神経、食欲、血液酸素
適している用途 運動競技、体育館の内装、グラウンディング、準備運動、スタジアムの内装、行動を起こす、ウエイトリフティング、店の内装、人の動機づけ、スポーツクラブの内装、営業用の服装

赤は火と運動の本質を持つ、力強い刺激剤です。元気を出すような赤い光で数時間治療すると抑うつ状態の患者は、症状が軽減します。食欲不振の患者が赤い部屋に入れられると、健康な食欲を取り戻します。赤に白をまぜるとピンクになりますが、ピンクはゆううつを癒し、希望を抱かせる色です。しかし赤い色を吸収し過ぎると落ち着かずいらいらします。

「色の秘密」野村順一/ネスコ 「オーラ・ヒーリング」スーザン・シュムスキー/徳間書店 より引用しました。