「ただいま〜」私が仕事から帰ってくると茶の間のドアに「何か」が有った、

なんだろうと思い手にとると其れはまさしくメカであった・・・・・・

常識という形にとらわれない自由な発想で設計されたと思われるボディ

弱弱しく見えるが繊細かつ柔軟な稼動箇所、しかも二足歩行が出来そうである

なんという事だ!!我が家に「アシモ」「ドラえもん」に次ぐヒトガタロボットが

有るではないか!そういえば今年(2004年)はアトムが誕生する年だ

それであれば二足歩行ロボを作る事などお茶の子さいさいである、



私の捜査によると長男(4才)がこの精巧なロボを製作したことが判明、 パーフェクトなボディーライン 中央部にある円状の物は何であろうか? 「はっ!ま・まさか」之はおそらく対集金のおばちゃん撃退ミサイル発射口ではないだろうか、 我が息子ながら恐ろしい漢である。 さらに恐ろしい部分があることがお分かりでしょうか?頭がプリンの入れ物 しかも2個、そして腕が無いのであります、これは私達が求める 2足歩行し、かっこいいロボットにするうえでかなり致命的であります、 腕の振りが交互に前に出すであろう足部のバランスを取りなおかつ転倒した場合< ボディを支えなければなりません(ガンダムも転んだ時、手をつきます)ただ漠然と足を出すのではなく地面の地形や、傾斜を瞬時に判断し 倒れずに足の動きを制御し歩行する事が必要になってきます、つまり腕はおろか膝の稼動部も足首すら無い このロボットは残念ながら2足歩行は無理という事になります、次に真ん中の写真あれは何でしょう?  私は空を飛ぶ為のジェットエンジンと見ます、その逞しい機体をを空中に浮かし更に飛ばなければいけません、まあ飛べるなら歩けなくてもいいかもね、 その為大きな推進力を必要とします、さらにエンジン本体だけでは飛びません、それに携わる補給機等が必要に なってきますがボディ内部に内蔵されていると考えられます、燃料は航空燃料JP4を使います、燃焼効率が良く高度が高くなり極低温になっても凍らない 燃料です、これでエンジン&燃料は解決しました、そこで心配になってくるのが浮いて地面と水平に飛ぶ事が絶対条件の スーパーロボット、飛ぶにはエンジンだけでは無理です翼が無いと・・そして機体を安定させる為の尾翼も 必要・・助走必要・・・そうなるとうつ伏せ状態に胸腹部分にタイヤも・・・・・  だんだんロボットでは無くなってる、それ以前に所詮我が家のロボットは大部分が紙で出来ている為、  「隣のばぁちゃんが屋根から落ちそうだ、助けなければ!いくぜ、ジェットエンジン点火発進!!」ボーーー チリチリ きゃあああ!・・って事になります。  その足は飾りなの?背中の丸いのも飾りなの?そうです、飾りで御座います、 そんなことはありんこくらい小さな問題、そう!!子供には理屈は通用しないのであります!!!!
100歩譲ってBODYに強度が十分にあったとして飛べるか?

 まず飛行機はどうやって飛んでいるか考えてみます、航空力学上「ベルヌーイの定理」、飛んでいる時は翼の上部の気流の速度が下部の気流の速度を 上回っている、気流の速度が速いと圧力が低く負圧になり、翼の下面より上面の方が負圧になるから「揚力発生! 浮いちゃった」という事で飛んでいます、これは鳥さんを参考にした考え方です。

 それでは昆虫さんを参考にした飛び方を考えてみます、昆虫は航空力学での考え方では飛行不能であります、羽が動きまくってベルヌーイの定理 当てはまらないからなんだけど、 なんで飛べちゃうの?という事で長らく頭のいい学者さん達が悩んで悩んで研究してた課題みたいです。  昆虫様は凄いのであります、実は空気中で飛ぶ場合、小さければ小さいほどレイノルズ数が低く同じ粘度の大きさなら気流の性質は サイズが大きい物に対してと小さい物に対してと違うのです、つまり彼らが飛んでいる時は凄く気流が渦渦の ぐるぐるなのです、その気流を利用して飛んでいるのだけども、どうやって利用しているのか?
羽を上下はばたかせて得る力、
回転循環(空気の流れにバックスピンをかけて体を持ち上げる)、
後流捕獲(後ろの羽を振り上げる時に上向きの空気の流れをつかむ)、
失速遅れ(羽を高い角度から、水平な位置よりも下の角度へ振り下ろしたときに生じる力)これが主要体持ち上げ能力、
 で渦に巻き込まれるどころか、逆に利用してスペシャルアクロバット飛行をしているのです。

さて本題、これらをスーパーロボに応用できるか?鳥さん式から、先ず前方からの抵抗が大きいので体を円すい形に近く 大改造します、腕があるべき部分に大きな翼を付けます、動かない足部分の先に尾翼を付け滑走用の 車輪を胸に1つ膝部分に1つずつ計3個取り付け、ジェットエンジンを羽部分に移植、立派な旅客機完成!!

 ボツで御座います。


 次に昆虫さん式、昆虫風の羽を4枚用意背部に装着いたします、人工筋肉(変形性質を持ったセラミック物質) を胸に装着、電気を流し毎秒150回はばたけるようにする、でかすぎて飛べないので、ハエサイズに小さくする 立派なハエが完成!!

 ボツ

結果発表!!やっぱり無理でした!ロボットは飛べないのであります、アトムの夢崩れたり!!

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