身投げ
突然の事です。
両国橋の番人が、役所に呼びつけられました。
何事だろうかと、心配しながら出かけていくと、役人が、あらっぽい声で言いました
「こりゃ番人 毎晩両国橋から身をなげる者がおるそうじゃが、なぜ、よう気をつけて、番をいたさぬ」
「へえ・・」
「へえでは 済まされまい!今夜からはぬかりの無いよう 見張れ!!」
きつくいいわたされて、さてその晩。
「お咎めを受けてはかなわぬ」
と番人が、のみとりまなこで橋の上を見張っておりますと、怪しい人影が現れて、橋のらんかんを、くぐろうとします
それっとばかり、番人が走りより、後ろからむんずと抱え込んで言いました。
「やいやい!毎晩身投げする奴はおまえだろう!」
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