食育バイブル 
 野菜   食育を通して食材や栄養等について紹介しますので
みなさんの美容・健康・
ダイエットにお役立てください。

 

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食をめぐる現状と課題
 近年、国民の「食」をめぐる状況が変化し、その影響が顕在化しています。
 例えば、「食」に関係して、栄養の偏り、不規則な食事、肥満や生活習慣病の増加、過度の痩身志向、食の安全、食の海外への依存、伝統的食文化の危機、等の問題が生じています。
 今日に至るまで、我が国の社会経済構造等が大きく変化していく中にあって、国民のライフスタイルや価値観・ニーズが高度化・多様化し、これに伴い食生活 やこれを取り巻く環境が変わってきました。また、日々忙しい生活を送る中、食に対する意識、食への感謝の念や理解が薄れ、毎日の「食」の大切さに対する意 識が希薄になってきています。
 生活のリズムとしての規則正しい食事、栄養面でのバランスのとれた食事、安全面へ配慮した食事、食べ残しや食品の廃棄という状況を改善することへ配慮した食事、あるいは家族が食卓を囲んだ楽しい食事、等の望ましい姿の「健全な食生活」が失われつつあります。
 国民が健康で豊かな人間性を育む上で健全な食生活が重要であり、このことはあらゆる世代においても等しく当てはまることです。
 特に、子どもたちが健全な食生活を実践することは、健康で豊かな人間性を育んでいく基礎となることはもちろんのこと、今後とも、我が国が活力と魅力にあふれた国として発展し続けていく上でも大切です。
 また、急速な増加を続ける高齢者が生きいきと生活していく上でも、健康に過ごせる期間を長くすることが重要であり、健全な食生活等を心がけることが重要となっています。
【食の変化】
 我が国では、近年、「外食」あるいは調理済み食品やそう菜、弁当等の「中食」(なかしょく)を利用する傾向が増大しています。単独世帯の増加、女性雇用者の増加等社会情勢の変化の中で、調理や食事を家の外に依存する食の外部化が進展し、簡便化志向が高まりました。
 食を通じたコミュニケーションは、食の楽しさを実感させ、人々に精神的な豊かさをもたらすと考えられることから、楽しく食卓の機会をもつように心がける ことは重要ですが、昨今、生活時間の多様化、「単独世帯」の増加等とも相まって、家族等と楽しく食卓を囲む機会が少なくなりつつあります。
【食に関する理解や判断力】
 適切な食品選択や食事準備のために必要な知識・技術があるとする者は男性で約3割、女性で約5割しかないなど、健全な食生活の実現に欠かせない食に関する知識や判断力が低下しています。
【栄養の偏り】
 昭和50年代半ばには、米を中心とした水産物、畜産物、野菜等の多様な副食から構成され栄養バランスに優れた「日本型食生活」が実現していましたが、近 年、脂質の過剰摂取や野菜の摂取不足等の栄養の偏りが見られます。野菜の摂取量は、年齢が高いほど多い傾向にありますが、最も摂取量の多い60歳代であっ ても目標とする野菜の摂取量の350gに達していません。
【不規則な食事】
 朝食の欠食に代表されるような、いわゆる不規則な食事が、子どもも含めて近年目立つようになってきています。
 朝食の欠食率については、男女ともに20歳代が最も高く、次いで30歳代となっており、年々増加傾向にあります。また、朝食を欠食する子どもは「つかれ る」、「いらいらする」等の不定愁訴を感じる割合が高いことや、毎日朝食を食べる子どもほどペーパーテストの得点が高い傾向にあることが明らかになってき ています。
【肥満と過度の痩身】
 近年では、子どもを含めて肥満の増加が見られます。男性では、30〜60歳の約3割に、女性では60歳以上で約3割に肥満が見られます。
 一方、女性の場合は20歳代の約5人に1人がやせており、若い世代を中心にやせている人の割合が増加傾向となるなど、過度の痩身志向の問題も指摘されるようになってきています。
【生活習慣病の増加】
 生活習慣病も増加しています。
 糖尿病については、全人口の1割を超える1,620万人が「強く疑われる」と「可能性が否定できない」に当てはまります。
 メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が「強く疑われる」と「予備群と考えられる」を併せた割合は、40〜74歳の場合、男性の約2人に1人、女性の約5人に1人にのぼります。
【食に関する感謝の念と理解】
 我が国では、食品産業や家庭において食べ残しや食品の廃棄を大量に発生させています。食べ残しや食品の廃棄を国民一人当たりの供給熱量と摂取熱量の差として捉えると、その差は拡大傾向で推移しています。
 また、毎日の食生活が食に関する人々の様々な知恵や活動に支えられていることについて、都市生活者が日々の生活の中で学び実感することは困難である場合が多くなってきています。
【食の海外への依存の問題】
 我が国の食料自給率は世界の先進国の中で最低の水準であり、食を大きく海外に依存しています。我が国のカロリーベースの食料自給率は、近年では40%で推移しているものの、長期的には食料自給率の低下傾向が続いています。
【食文化】
 国民の生活水準が向上していく中で、人々は多様な食生活を楽しむことが可能となってきました。その一方で、我が国各地で育まれてきた多彩な食文化が失われつつあると指摘されています。
【食の安全上の問題】
 食品の安全性が損なわれれば、人々の健康に影響を及ぼし、時には重大な被害を生じさせるおそれがあります。国内外の事案の発生によって食品の安全性に対する国民の関心が高まってきています。
内閣府食育推進ホームページより引用


                                     
 
食育語録
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