夜勤のたのしみ

夜勤。
最近していませんが、身体的には辛く、精神的にはわくわくする勤務です。

まず準夜勤。
私は内科系の病棟に勤めていたので、夜は穏やかなことが多いものでした。
夕方に勤務が開始。患者さんが夕食をとり、就寝するまでは目も回る忙しさ。
けれど、消灯後は静かで看護記録に集中できます。
ここまで来ると勤務終了時刻も近付いてきて、どきどき。
帰ったら何しようかしら・・・わくわく。
なんていってもまだ12時過ぎですからね。
夜はこれからです。
飲みに行くもよし、食べに行くもよし、帰ってゲームにイソシムのもよし。
独身だったからこその楽しみでした。

そして、深夜勤。
真夜中が勤務開始なので、身体的には辛い事このうえないです。
しかし、なにが楽しみかと言えば、夜明けです。

患者さんは、夜が嫌い。
暗いし恐い。もう自分が二度と目覚められないんじゃないかと、心配したりも、します。
しかし、その夜が明けていく様は、とても美しいのです。
最近の総合病院は高層になっている場合が多いので、階が上がれば上がる程美しい夜明けが見られます。
夜明けの時刻の移り変わりで季節も感じられる、そんな勤務です。

勤務終了時の、まるで酔っぱらったように身体を包む壮絶な眠気も、ちょっとクセになったりして。



マッドナースのひとりごとTOPへ/ ベルタウン*マッドナース*プロジェクトTOPへ