

| 当たった当たった、EQT-1プレゼントに当選した! CQ誌(2006年1月号)のEQT-1の記事を 読んでいて、ふと目に入ったのがプレゼント当選者欄。コールサインの誤植があったものの氏名 は全く同じ。嬉しさと驚きの反面「他人なのでは?」という不安が過ぎったが、その不安も1日で 解消。 CQ誌発売日(毎月20日)に合わせて発送されたのだろう。翌日には当選商品の「EQT-1」が 我が家に届いていた。なかなか嬉しい心遣いである。 そう言えばクジ運の悪い小生、中学生時代に当時愛読していた「初歩のラジオ」でラジカセが 当選して以来の大快挙である。当選品の金銭価値的には同程度と記憶しているが、物価の変 化や自身の経済力から喜びの度合いは当時のラジカセに及ばないものの「当選」した嬉しさは 今も昔も同じだ。 当選した「EQT-1」はというと、詳細内容は開発主幹のJARL QRPクラブのサイトに譲るが、究 極の省電力トランシーバーがテーマ。送受信時の消費電力(TotalPower)を極力抑え、より遠 方局との交信を目指すというもの。 「パワーを絞ったらどうなるか」という興味だけでスタートし、出力を更に絞ってQSOを実現する 楽しみはそれなりにあるものの、「相手局の受信能力に依存される」と実感しつつある中で、受信 能力に優れたトランシーバの作成など何か別のテーマを模索していた矢先にTotalPowerと言う キーワードを知った。 CQ誌の記事を読むまでTotalPowerというキーワードは聞いたことも意識したこともなく、新た なQRPトランシーバ作成に情報収集していた時期と見事にタイミングが合ったと思っている。 新たなテーマを与えてくれたCQ誌ならびにJARLQRPクラブに感謝したい。 |
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【製作の記録】 |
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| 《EQT-1キットに含まれているもの》 このほかに部品一覧表とプリント基板部品配置図が添付されていた。 無調整のキットならばいざ知らず、さすがにEQT-1をこれだけの資料で作成するのは無理。 前出のJARL QRPクラブのサイトに組立て説明書が掲載されているので早速ダウンロード。 ※キットを扱っているキャリブレーションさんから出荷されている製品版には説明書が添付されているかも知れません。(現在、キットの二次配布募集は締め切りられた模様です) |
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| 《部品点数はこの程度》 CQ誌にEQT-1の記事が掲載された際に「自作も可能か?」とパーツ一覧を確認したが、水晶の入手が困難なことと、特殊コイル(FCZ7S7の調整済みコイル)の仕様が不明ということもあって、ものの2〜3分で諦めた経緯を思い出す。 |
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| 《キットの組立て》 組立て説明書にも記載されているが、組立てには最低でもデジタルテスターやQRPパワー計は必須。SGやオシロ、電流計があれば調整が確実にできるが、高価な測定器がなくてもそれらしく調整はできる。 ただし、組立て説明書に従って半田付け作業を行わないと、調整箇所が多いので不具合が発生した場合に問題発見に相当な労力を要すると思われる。 組立てに関しては、特に苦労もなく完成。(チップ部品の向きが分からずあせったが、キャリブレーションさんのサポート掲示板を見れば、似たような悩みを持つ人の投稿があるので、これで概ね課題解決になった。) |
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| 《完成したEQT-1》 最終調整が悪く、夜間に放送波の被りが発生。これもサポート掲示板の過去ページを参考に受信部の再調整をすることで問題がクリアされた。 最終的に、新品電池を使用した場合の消費電力は概ね以下のとおりとなった。 ・受信時: 6.5mA(3.11V) ・送信時: 43mA(3.09V) 送信出力はパワー計の誤差もあり正確とは言いがたいが90mW〜100mWは出ていると思われる。(FCZのQRPパワー計を使用) ※送信出力は、作成してきた過去のRIGより50mWで調整したかったが、いきなり開発コンセプトから外れるのもいかがなものかということで、素直に定格どおりとした。(飽きたら50mWで挑戦してみよう・・・) |
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| 《プチ改造!》 受信能力の程はというと、UAやHLなども十分聞こえてくる他、強力なEU局もちらほらと確認できる。(さすがにEUとのQSOは無理だろうな・・・) 手持ちのSST-40と比較しても、受信性能に差はなく十分使用に耐えられることが分かったが、AF信号がノイズっぽいザラザラした音質であるのが気になる。特に弱い信号を受信した場合に了解度が下がるのも若干気になる。 サポート掲示板でAF終段のダイオードをスルーさせることでシャープな音質になるとの記載を見つけ、音質切り替えSWを追加した。 これによりオリジナルで作成した前面化粧パネルを作り変えることになった。 |
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| 【使用レポート】 |
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| 前述のとおり受信性能に関しては問題ない。フィルタも1KHzほどの幅になっているがQRMMの中でQSOするほど頻度も高くないので十分のレベルだと思う。 送信に関しては別の100mW送信機と比較すると、若干応答率が悪いように思われる。説明書にも記載されているが、E級アンプはSWRが悪いと異常発振を起こしたりファイナルへ直接付加がかかるなど、非常にシビアらしい。飛びの悪さもSWRに関連している可能性もあるので、専用のアンテナチューナーを作成したい。(チューナの作成記事もJARLQRPクラブのサイトに掲載されています) 肝心のQSO歴については、今までに数局とQSOした程度でどの程度の実力か定かではないが(現在は7エリア福島県が最長のようです・・・)、暇を見つけて実力の程を確認していきたい。。。 扱いづらい点では30KHzのCWバンドをカバーするので、これを180度の角度でダイヤルすると非常にダイヤリングがシビアになる。バーニアルや減速器を使えば良いのだがキットとして見ると価格や機構面では現実的ではない。 上の写真のように、必ずエレキーを乗せて(別に上に乗せなくてもいいのだが・・)セットで使うので見た感じ美しくないと思っている。pic系のエレキーなら低消費電力のものがあるので、これを組み込むのも一案だ。さすがに、ここまでやると現在のケースでは無理があるので、いつの日か全て組み込んだトランシーバに大変身させたいものである。 |
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