Handmade Paddles

  

試作品1号
移動用にと、作成したダブルレバータイプのパドル。中心の接点パ
ーツの選択を誤ったため、結果的にレバー間隔が広すぎて、非常
に使い辛かった。
部品点数を減らすため、磁石式を採用したが安価なコア型の磁石
を使ったため、間隔が空きすぎて反発力が非常に弱かった。
側面から見た形状がコオロギに似ているため、愛嬌はあったのだ
が、結局利用することなく試作品3号のパーツ取りという憂き目に
あった。

試作品2号
JA1UXR池上さんのHP上で公開されている、自作パドルの存在を
知っていたので、ほぼ記事どおりに作成。
接点部分をオリジナルで作成したが、これが仇となり、試作品1号
と同じくレバー間隔が広がりすぎ、苦し紛れにレバーをバーの内側
に配置させた。(ちょっとカッコ悪い)
2号機で苦労させられたところは、台座に取り付ける位置決めだっ
た。この台座、実は100均で購入した木製コースターの裏面を利
用したもの。角が丸められており、厚み部分も脹らみを持っている
ため設計図のように配置させるのに一苦労した。

試作品3号
試作品1号をなんとか復活させようと、中心の接点をJA1UXR池上氏の
提案している、六角ナットを利用した。
この結果、レバー間隔を狭めることができた。更に蝶番を直角に配置さ
せることも可能となり、設置が非常に楽になった。基本的に1号機のパ
ーツを流用しているので、見た目は1号機とさほど変わった部分はない
のだが、無骨ながらに結構使える代物になったと自負している。
元々、移動用のパドルとして使うものと考えていたので、この3号機が
実用機としても良いのだが、ここまでやるともう少しブラッシュアップさせ
たくなってしまうのだが・・・
ちなみに裏面にはゴムパッドと磁石を貼付けてあるので、重量のある
金属板を用意すれば十分実用になる。

実用版

▲(クリックで拡大)

▲(クリックで拡大)
 今まで、製作してきた試作品の全てに言えることだが、蝶番を使った構成であ
るため、確かに加工は楽ではあるが、問題が無かった訳ではない。
 実を言うと、この蝶番。微妙に上下にもブレるのだ。蝶番の作りの上で、若干の
遊び(ガタ)がある。これが、コンマ何ミリという接点をON/OFFさせる場合に、感
覚的にも実に厄介なものであった。
 無理な操作をしなければ、特別気になるわけではないのだが、ここまで試して
くると「なんとかしたい」という想いが強くなり、そこで蝶番にプラ板を重ねることで、
このブレを克服することにした。
▲(クリックで拡大)
 このプラ板を挟むことで、当然ながら蝶番としての機能(自由に折り曲げたり出来
なくなる)は無くなるが、プラ板の「しなり」を使うことで、打鍵程度のしなりは十分確
保できるのだ。
 正直言うと、「しなり」を利用するだけでもパドルとして利用することは可能だが、
磁石式やバネ式のような圧力を確保でず戻りが遅いこともあって、敢えてバネを併
用した。

 試作品では全てパドル間に接点を持ってきていたが、製作の面では簡単なのだ
が、作りがしっかりしていないのか、バカ力でパドルを叩いているのか定かではな
いが、接点間隔を極端に狭めた場合に、例えば長点を打つと短点も同時に接点に
接触してしまい、「ツー」と打ったつもりが「ツー ト」となってしまう。
 そこで、どんなに強く打鍵しても符号に影響がでないように、接点を分割すること
にした。
▲(クリックで拡大)
 蝶番の使い方が試作品3号と同様であるため、部品の配置は至って簡単である。
接点を左右のパドルの間に入れない分、よりパドル間隔を狭めることも可能だ。
 今回利用した3mm径ネジは最も短いもので長さ8mmのものを利用したが、ネジの
長さが邪魔をして(左右のパドルにつけたネジがぶつかってしまう)これ以上パドル
間隔を狭めることが出来なかった。ちなみに左右パドルの間隔は1.9mmである。
 パドルの間隔は個人の好みによるが、長時間使用する場合は、私はパドルの間
隔がより狭い方が楽だと思う。
 このネジを6mm程度のものにすれば間隔を更に4mmも狭めることができる。次回
グレードアップする機会があれば、是非トライしてみたいものだ。


パーツリスト
ミニステー MS-22 4個 左右パドルの接点とパドル
止めに使用。
パドル微調整のネジを取り
付けるため4mm径ネジ山を
既存の穴を利用してタップ
加工する。
ミニステー MS-13 2個 写真はMS-14。MS-13は3
穴です。
左右パドル部分で使用しま
す。
ミニステー MS-33 2個 左右パドルから、接点まで
伸びるアーム部分に使用。
接点部分に、3mm径用の
アルミ平リベットを打込みま
す。
ミニステー MS-12 2個 左右パドルのバネ押さえに
使う。
位置をずらすことで、バネ強
度を調整します。
ミニステー MS-24 2個 蝶番を固定するためのLアン
グル。
蝶番   2個   ミニステーMS-24の2穴のサ
イズに合った物を探す。
平リベット   2個 アルミ平リベットM3*6 接点に利用(無くても可)
平小ネジ   12個 ステンM3*8  
小ネジ   5個 ステンM3*15  
小ネジ   2個 ステンM3*10  
木ネジ   4個 6mm程度のもの パドル止めとLアングルの片
方で使用したが、平小ネジで
も利用可能。
キャップ   4個 ステンキャップM4*10 パドルの位置調整用。ミニス
テーはM3が通る加工がされ
ているので、M4用のネジ山
を切ってから使用します。
バネ   2個 2φ*25mm
丸ナット   3個 ローレットナットM3 全体写真では、スペーサーを
利用しているが、ローレットナ
ットの方がカッコいい。
ナット   19個 ステンM3  
プラ板   2枚   蝶番と重ね合わせて使用す
るが、商品の包装に使われ
ている物で十分。
私は、同軸切替器の包装を
利用しました・・・
アクリル板   2枚 3mm厚 パドルのレバー部分に使用。
2mm厚でも利用可だが、強度
的に少々不安。
ジャンパ線   少々   ベース部分の裏面で使用。