胃癌の発病までの経緯と2回の胃摘出手術、術後の経過報告書 本文へジャンプ
 胃癌全摘出から10年以上が経過しました。
2度の外科的開腹術は、良い経験になりました。
体重も術前の状態に戻りました。
 ただしビタミンB12を吸収出来ないので、開業医より2か月に一度筋肉注射でそれを補っています。ビタミンB12は生きてゆく上で欠かせない栄養です。また食べた魚の骨おも溶かす膵液が睡眠時に喉まで上がり、眠れない程に咳き込む事もあります。
 胃がないという事は、口が胃袋の役目を果たします。ですから、虫歯になるのは避けられません。
 私の場合術後に突然のめまいや強い貧血の症状が出ましたので、安定剤アゾリタン錠0.4を1日2回場合により3回、高血圧の薬と共に服用します。20分後気分がスッキリし仕事もバリバリ捗ります。
胃癌はたった1個の癌細胞から発病後9年で暴れ出すと言われているように、2000年に急性盲腸炎(胃癌発病による免疫低下によると推測)、以後2008年の胃からの大量の出血まで、めまいや胃部の痛みがあるためこの8年間で、1日人間ドッグ3回胃カメラ3回(細胞採取)、鼻から内視鏡1回、直前まで安定剤アゾリタン錠と消化性潰瘍治療薬タケプロンを服用してきた。人間ドッグではタケプロンさえ飲んでいれば癌化する事はないと先生は人間ドッグでよく言われていたが既に癌化していた胃にタケプロンを飲んでいたと思う。タケプロンを処方した医師は胃の表面はきれいになっているので、もうタケプロンは飲まなくてもいいですよと言わましたが、健康な時に飲めたお茶が飲めないので、なんとかタケプロンは続けてくれないかとお願いして飲んでいましたが、突然胃からの大量の出血で倒れ、癌である事が判明いたしました。全摘出後は胃液がないので食事後に、胃液の代わりに緑茶を十数回飲みます、というより飲めるようになりました。 TV等では最近あまり宣伝活動は目立たなくなりましたが、胃癌の検査で鼻から内視鏡という検査があります。あれは全く意味のない検査です。早期の胃癌の場合私の様に手術中に肉眼で見ても癌細胞がどれかの判定は非常にむずかしいです。口から検査し細胞を採ってもらい病理検査をしていただきたいと強く思います。きれいに見える胃の表面でも癌の可能性は十分にあります。

1回目の手術は2008年5月23日、前の日に牛丼をおいしくいただき、一緒に下剤も渡された。切除は胃に取り付けたマーカ上部から切り、下部マーカまでの3分の2を切る予定が下部マーカが脱落し行方不明、担当医の勘で部分的に胃の下部切除。術後の病理検査取り出し胃下部切り口に癌細胞があったため、6月4日に残胃及び上部の門、下部の門を含め全摘出。1回目の手術後は、毎日スポーツドリンク500ml飲めたものが、2回目の全摘出後はまったく飲めなく、82kgあった体重が62kgに激減する。
1回目の術後の写真
ホチキスの歯のような針金で付いている(40本)。2回目は元気がなく写真撮影不能。縫い方を換え糸で引っ張って縫ってくれた。

職場復帰履歴をご紹介いたします。手術入院開始日から3ヶ月間、病気休暇。以後1ヶ月間午前中勤務。以後2ヶ月間2時間早退。以後半年間残業禁止。現在残業許可。となっております。いま現在も続いておりますが、職場での2〜3時間間隔の食事をとらないで1回の食事量を増やすとダンピング症候群になりますので、他人の目を気にせずおにぎりの量で1個を職場で4回食べております。寝ている間に膵液が上がって来ますので、フォイパン錠を町の開業医からもらえるように、中央病院の先生に薬剤の紹介状を書いてもらい、夜だけ飲んでおります。介護用ベットを購入し頭を高くして寝ている人もいるようですが、そこまでしなくてもフォイパン錠で膵液は抑えられます。2度の手術で62kgまで減った体重は現在70kgと回復してきました。ただ胃がないので2011年の現在でも2時間ごとの小分けの食事は続いております。まあ、それも仕事の一時的な気休めの時間にもなっております。
 術後3年経過した2011年6月にビタミンB12の血液検査をはじめて実施しました。B12欠乏症と鉄分不足と診断されました。フレスミンS注射1000μgを注射し、鉄剤を処方されました。 このままだと、老化が進み何十年後かに、他の同級生より早死にするというのです。で、定期的にこの注射をしていく事になりました。 注射の間隔は個人差があり、最低3ヶ月から10年と幅があるそうなので、様子をみながら間隔を探っていくとの事でした。
 注射後なんか食事回数が減ったような気がします。
 ビタミンB12は胃の粘膜より体内に吸収されるものとされてきました。これまで、全摘出者は注射でしか体内に補給できませんでしたが、最近錠剤が開発されたようです。どちらにせよ私達はビタミンB12に対し処方してもらい、お世話になっていかなければなりません。

 2012年2月に術後、2回目のビタミンB12の血液検査を実施しました。B12欠乏症と診断されました。筋肉注射をして、鉄剤服用は中止となりました。
 2012年9月からDHC社のサプリメント「ビタミンBミックス」を飲んでいる。これは1錠5円程の低価格ながら、ビタミンB12を多量に補える物だ。胃がないので完璧には吸収出来てはいないようだがサプリメントなので朝昼晩に1錠づつ飲んで様子を見ている。

【前は好きだったが嫌いになった食べ物】
 ★ショートケーキ
 ★シュークリーム
 ★冷やし中華
 ★冷たい肉そば
(山形県河北町元祖)
 ★冷奴
 ★ビール
※バター系、冷え系

【今も好きな食べ物】
 ●おにぎり
 ●素うどん
 ●スイカ
(山形県尾花沢特産)
 ●青菜(せいさい)
(山形県内陸特産)
 ●つけもの各種
 ●暖かい肉そば
(山形県河北町元祖)
●緑茶
 ●日本酒

※おもにあっさり系

胃癌と言えば、胃の事にだけ話が集中しがちですが、大事な胃癌の症状を忘れてました。 胃癌を摘出する前後の2・3年間、皮膚炎があった事を忘れてました。 胃癌のTV放送を見ていて思い出したのですが、 癌細胞に対しての免疫作用が過剰に働き、皮膚炎を発症するものだそですが、 私の場合も胃の全摘出の前後に皮膚炎がありました。 (デルマ ドロームと呼ぶ)現在は術後4年経過で同一の皮膚炎は発症してません。
 ※一日の食事回数についてご質問がありましたのでお答えいたします。
7時、10時、12時、14時、16時、19時、21時の7回です。1回の食事量はコンビニおにぎり1個程度です。手術前はおにぎり換算で朝食1個・昼食3個・夕食3個ですから術後半年ぐらいで同じ量となりました。質問を受け付けますhttp://mixi.jpからASAKENへメッセージをお送り下さい。
胃全摘出者からの社会へのお願い
私達は外見的には普通のひとに見えますが、胃がないのですから、身体的欠損があるという表現をしてもいいと思うのですが、たとえばバスのシルバーシートに座る権利がありません。また、所得税減税の対象にもなっていないので経済的負担が大きいものがあります。なんとか政府でも考えていただけるとありがたいです。
★厚生年金加入者は年金支給開始日まで障害年金3級支給対象でもある
胃癌初診日1年半後に年金機構に対し障害年金3級を申請しました。しかし、半年後に「拒絶通知」が届きました。極度の倦怠感とめまいが発生し仕事に支障があるという理由での申請です。癌患者の10年生存率が50%と発表されております。私たちは健常者より確実に長生きは出来ません。癌と告知されたその日から障害年金3級の支給を国に対し求めるものです。18歳からこれまで40年利息も含め約3千万円年金機構に対し真面目に納入しております。少しでも癌患者に返納すべきものと考えます。癌告知日から1年半後からの申請という事はそれまでに死亡すれば、これまで収めた年金はすべて国に没収される事を意味します。そらはあまりにもひどい仕打ちではないでしょうか。【 私は胃癌全摘出者 】内臓が欠損しているのになぜ障害者認定してくれない。胃が全て無いという事はビタミンB12が吸収できない【 障害者 】と政府はなぜ認めない。術後8年ビタミンB12欠乏で抹消神経異常、左耳低音難聴と診断される。政府は平成27年秋:癌患者の10年生存率を50%と発表。胃癌全摘出者の障害年金3級支給を求めます。脱原発、平和憲法堅持、癌で一度死んだ俺、怖い物は何もな

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