眞秀ろばの丘
上代文学ゼミ・プレゼミ等で発表した
レジュメと参考資料、旅行記です
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■□■2000/05/12 飛鳥実地講義■□■
副題・毒を喰って皿までも(謎)
学校の創立記念日を利用して、奈良・飛鳥の実地講義に参加。
先生とはぐれないか、ちゃんと帰れるかどうかヒヤヒヤしながら、普段はほとんど使わないJR環状線を利用して近鉄あべのまで移動。サンドイッチを頬張ってホームをうろちょろしていると、ゼミ担当のオイカワ先生を発見できて胸をなで下ろす。そのままサンドイッチを喰いつづける瑞垣は、かなり腹ペコであったようだ(笑)
急行を使って出発するが、誰が誰なのかよくわからない(爆)。知っている人は、この日はオイカワ先生とカトウ先生、ウメダ先生だけだった。電車の中でいきなりオイカワ先生の持ち歩いていたメガホンのサイレンが鳴り、失礼ではあったが思わず笑ってしまう。
橿原神宮前駅に到着。まさか駅のトイレにトイレットペーパーがないとは…(滅)
のちに彼氏いわく、
「持って帰ったりする人がいるんだよ。だから置いてないの」
………持って帰る…のか??
バスで甘樫丘まで移動。座れたのはラッキーであるとしか言い様のない混雑具合。
体力がおちているため、頂上まで登るのはかなりビリチームである瑞垣。道ばたに設置されて万葉クイズを楽しみながら、のらりくらりとてっぺんを目指す。大学って自由なんだなぁ と、おのれのフリーダムをしみじみ実感する。自由であるということは、セルフコントロールができなくてはならないということなのだが、そんなことはどうでもよかったらしい(蹴)
甘樫丘からは、かつての藤原京や大和三山(耳成・畝傍・香具)、雷丘・明日香坐神社が一望できる。風景写真ではメッカらしく、立派な一眼レフをもったお客さんも目にする。配布されたプリントに目を落としつつ、邪魔にならない程度にふらふら歩きまわっていると、知らないおじさんにつかまって、記念写真を撮ってもらうハメになってしまった(笑)>よほどスキでもあったようだ
一昨年のプレゼミでのわたしの持ちが大和三山であったので、頭にあらかじめ入っている情報を詰め込むことはないだろうとぼんやりしていたら、そんなこと知らない先生にちょっと睨まれた(爆)>知っているのはオイカワ先生だけなのかもしれない
Tシャツとシャツ、ジーンズという軽装なのに、けっこう暑い。
徒歩で下山すると、明日香川がのぞめる。プリントに書いてあるのは挽歌であったり、せつない恋歌であったりした。どうでもいいのだが、天気がよすぎるせいか、川に水がない……しかも当時とは違って、あちこち整地されているので、川の位置はすでに当時の位置よりずれているらしい。
そして現在、かろうじて残ったのが甘樫丘ぐらいであるというわけだ。きっと昔の空気はとても澄んでいてキレイで、頂上からは生駒山脈すら見えたはずだ……
そのまま徒歩で資料館まで歩く。ここでリタイアチームが続出。瑞垣はペットボトルのストックでひーひー言っている。ボトルを手に持ったまま移動し、適当なときに水分補給したのがよかったらしい。暑いがまだ元気なままである。
資料館の建物は、もとは幼稚園だったそうだ。
さらに歩き、飛鳥寺まで移動。ここまで来ると、もう1/3は減っているらしい。
蘇我入鹿の首塚の写真などを撮り、ランチタイムに突っ込む。学生は知らない人間ばかりなので、先生方にご一緒させていただく。ピクニックシート持ってきてない先生って多いんだなぁ。このとき、すでに缶ビールをあけているウメダ先生は、かなりの大物である。
神社をバックにして記念撮影をする。
ここからはもう歩きしかない半分強行軍のため、任意で解散。しぶとくついて行く。ここで帰されたら家に無事に帰れないかもしれない という不安のせいでもある(笑)
ペットボトル1本補充。
伝板葺宮に移動。ここで大化の改新の話を聞かされる。
疲労か満腹か、居眠りがちらほら見える。
瑞垣はといえば、高校生のときにここでおよねとユミちゃんとご飯を食べたことを思い出している。見るかぎりでは何も変わらないのに、あれからすでに6年もの歳月が過ぎている。目の前にいるのは高校の恩師でも親友でもなく、大学の学生と教官だけなのだ。
変わらない飛鳥と過去の記憶だけが、ただ残酷に美しい。
「ここは首がぶっ飛んだ場所ですからねぇ。怖いですねぇ」
そう説明するオイカワ先生の表情がさわやかな微笑であるのが、なんだか怖かった(爆)
酒船石遺跡に移動。半分ぐらいしか残っていないのだろうか と思わせるメンバーの数である。
“万葉記念ミュージアム”を建設するための工事中に見つかった遺跡は、近寄れない。金属網と青いビニールネットに囲まれたそこを遠目に眺める。こんなところにそんなもん作らなくってもいいじゃん というのが、先生の意見だった。この辺は京があったところだから、遺跡が多いのは一目瞭然なのに、そんな建物を作るのに果たして意義はあるのだろうか、ホントに奈良が好きな人間ならば自分でこんなふうに散策して調査するはず、この飛鳥にそういった建物を作るのは場違いであるとしか思えない――ということだった。
そりゃそーだ。
終点の博物館までは、さらに歩いて歩き抜くのみ。
先生、そんなに喉かわいてたんか…と思うほど、自販機を見つけたオイカワ先生とカトウ先生が嬉しそうだった。瑞垣はペットボトルを余分に装備していて正解だったかもしれない。歩いていると珍しいモノを発見。玄関先にイワシの頭とヒイラギが吊るされている。ついつい写真を撮ってしまう。見たのは生まれてはじめてだ。
博物館へ入場。団体割引がきいて30円しか払っていない。なんだか申し訳ない気分になる(爆)
パソコンを使った、学芸員の説明では半分ぐらいのメンバーが居眠り状態である。
瑞垣が居眠りしなかったのは、ただの緊張と興奮によるもの。よほど嬉しかったらしい………
バスの時間がくるまで、各自館内自由行動となる。時計でマメにチェックしながら見てまわる。
やっぱりここでも記念撮影…
いつの間にか、写真に写るのが好きになっている自分に気づいて、自分で驚く。昔はあんなに写真が嫌いで、笑顔すらつくれなかったというのに……知らないあいだに、笑顔を取り戻していた。ここまで来るのは確かに楽なものではなかったけれど…笑顔でいられる自分がいることが、ただ嬉しい。
バスで近鉄桜井駅まで移動。ここで名実ともに現地解散となる。
……というのを知らなくて、とりあえず大阪の知っている場所までつれて行ってもらわなくては、と、ひたすら先生について移動し続ける瑞垣である(笑)
帰路の電車の話題は女子大の存続意義について。学長先生は共学化したがっているのだが、結局現在に至るまで女子大のままである。それなら別にそれでもかまわないと瑞垣は思う。女子大がイヤなら転学しちゃえば? という感じである。瑞垣にとっては、女子大だろうが共学だろうが、好きなことができるのならどうでもいいらしい(爆)
先生がたは緊張がとけた喜びとともに、酒宴に突入。そのままついて行く瑞垣。もう誰もとめない…
ウーロン茶と料理をちゃっかりゴチしてしまった。こんな学生はそのへんにはいないと思われる。
帰宅したのは結局、真夜中だった。
しばらく寝て過ごしたのは、いうまでもない………(核爆)
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