律動一閃(緑黒白)

スペル37
2《花の神/Hana Kami》
4《桜族の長老/Sakura-Tribe Elder》
3《冥府の麒麟/Infernal Kirin》
1《初めて苦しんだもの、影麻呂/Kagemaro, First to Suffer》
1《空を引き裂くもの、閼螺示/Arashi, the Sky Asunder》
1《鬼の下僕、墨目/Ink-Eyes, Servant of Oni》
3《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》
3《這い集め虫/Gleancrawler》

3《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》
3《不屈の自然/Rampant Growth》
2《木霊の手の内/Kodama's Reach》
2《来世への旅/Otherworldly Journey》
1《蝋燭の輝き/Candles' Glow》
3《化膿/Putrefy》
3《忌まわしい笑い/Hideous Laughter》
2《生命の律動/Biorhythm》



土地23
8《森/Forest》
5《沼/Swamp》
1《平地/Plains》
3《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
1《低木林地/Brushland》
1《コイロスの洞窟/Caves of Koilos》
1《氷の橋、天戸/Tendo Ice Bridge》
1《寺院の庭/Temple Garden》
1《死の溜まる地、死蔵/Shizo, Death's Storehouse》
1《嘆きの井戸、未練/Miren, the Moaning Well》

サイドボード
3《落葉の道三/Dosan the Falling Leaf》
3《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》
3《引き裂かれた記憶/Shred Memory》
2《日光女/Nikko-Onna》
1《来世への旅/Otherworldly Journey》
1《摩滅/Wear Away》
1《森/Forest》
1《沼/Swamp》



新環境初のスタンダードはいきなり都道府県選手権という割と大きな大会。
最初はこのデッキもう少し違ったパーツを持っていたのだけど、知人の「弱い」「無理」という評価をあっさりと受け入れ、ただ《生命の律動/Biorhythm》が入っただけのデッキとなりはてました。
黒緑メインで《夜の星、黒瘴》と《這い集め虫》
という6マナパワーカードを使おうとするのでとにかくテンポが悪い。そのため赤白ウイニーに対し3ターン目に《忌まわしい笑い》を打てる可能性を高めるべく、2マナ土地サーチの《桜族の長老》4と《不屈の自然》3、追加の《忌まわしい笑い》として《空を引き裂くもの、閼螺示》も1枚投入。後はコントロール対策として《冥府の麒麟》を投入。こいつはカウンターデッキに対してマストカウンターであり、《生命の律動》を撃つ前の安全確認という役割が大きい。その上で2大生物で殴りあうか、相手にどんなに回復されても《生命の律動》で逆転がありうるので平気。デッキに白をまぜたのは《神の怒り》等の大量除去に対する《来世への旅》のため。こいつは個別エンチャントをはがしたり結構活躍。

1回戦 ○○ 青黒ライブラリー破壊
Game1 後攻、相手マリガン。序盤にこちらの《木霊の手の内》を《双つ術/Twincast》されたとき、相手に《木霊の手の内》の効果を聞かれちょっと笑い。その後、7マナたまって相手は《心の傷跡/Traumatize》に《双つ術》。こちらのライブラリーが一気に33枚墓地へ! 残り11枚。が、何とか巨大生物で殴り勝つ。
Game2 後攻。予想通り《ディミーアのドッペルゲンガー/Dimir Doppelganger》が出てきてすぐに除去。またもや《心の傷跡》で21枚と大量に落ちる。場は《夜の星、黒瘴》と何かで押しているが、後一撃なのに相手の場には《曇り鏡のメロク/Meloku the Clouded Mirror》様が。トークン数体が出ているが、相手はタップアウト状態。ここで《忌まわしい笑い》をサイドへ全抜きしていることに戦慄を覚える。が、《死の溜まる地、死蔵》を引いてきて畏怖を付けてかろうじて勝利。

2回戦 ×× 5色暦伝コントロール
Game1 暦伝コントロールとは以前も戦ったことはあるが、今回の相手は《桜族の長老》《木霊の手の内》でマナベースをそろえ、かなり本殿系に寄せているよう。で、3ターン目に《夜陰の本殿/Honden of Night's Reach》を置かれ、その後《不朽の理想/Enduring Ideal》を撃たれ《ズアーの運命支配/Zur's Weirding》を持ってこられロックをかけられる。場に出ていたこちらの《初めて苦しんだもの、影麻呂》はいつのまにか手札が0になり消滅・・・
Game2 先攻。なぜか今回も相手の方がランドサーチが早くげんなり。こちらは序盤《冥府の麒麟》と《日光女》でエンチャントを二つほど破壊するも《神の怒り/Wrath of God》で流され、その後巨大生物を並べるも、またもや《不朽の理想》から《ズアーの運命支配》《物語の円/Story Circle》とつなげられアウト。暦伝デッキには撃たれる前に《頭蓋の摘出》しなければ勝てる気がしません。

3回戦 ×× 緑黒白青 ドラゴンダンス
Game1 相手は《よりよい品物/Greater Good》と《けちな贈り物/Gifts Ungiven》を使った《明けの星、陽星/Yosei, the Morning Star》《夜の星、黒瘴/Kokusho, the Evening Star》を使いまわすデッキ。先攻、相手マリガン。相手は土地事故で土地2枚で2ターンほどとまり、その間に先行し、ライフを10までテンポよく削っていく。が、そこで登場した《潮の星、京河/Keiga, the Tide Star》でぴたりととめられる。で、《よりよい品物》からコンボが始まりアウト。
Game2 先行。《師範の占い独楽》も土地サーチもあるが、5ターンほど緑マナが手に入らずげんなり。その間に相手のコンボが始まり手出ししようがなくアウト。

4回戦 ×○○ 赤白ウイニー
Game1 ここでようやく想定内デッキ。先攻。が除去を何も引かず圧殺される。
Game2 先攻、マリガン。確か3ターン目と4ターン目に《忌まわしい笑い》を一発ずつ撃ったら相手軍勢は壊滅。後は巨大生物で蹂躙。
Game3 今度は1ターン《忌まわしい笑い》をこらえて相手にクリーチャーを並べさせてから撃って、以下同。

5回戦 ×× 黒緑青けちコン
Game1 またもや想定内デッキ。後攻。8マナの《夜陰明神/Myojin of Night's Reach》が出てくるのが、思っていたより簡単に出る。除去るも手札を落とされ、その後、《ヘルドーザー/Helldozer》とか出てきて殴り殺される。
Game2 先攻。どうも相手の方がランドサーチが先攻したり《師範の占い独楽/Sensei's Divining Top》が常にあったりと押される展開。で、場はお互い1/1が2体とかの弱含み。《引き裂かれた記憶》を続けて2発撃って相手の墓地を一掃しようとして、ここで相手がレスポンスで場の《花の神/Hana Kami》を起動してくれれば、返しの《生命の律動》で勝利となったはずなのだけど、相手は手札が充実していたせいでそうしてはくれず、その後殴り殺される。

6回戦 ○×○ 緑白エンチャントビート
Game1 先攻、相手マリガン。しかも相手は土地事故で3枚くらいで止まっているので、こちらは土地を並べつつ《冥府の麒麟》。で《生命の律動》。相手の場にはクリーチャーゼロ体。こちら1体。6回戦のお題である「自ライフを1にして勝つ」に一番乗り。3パックいただきました。
Game2 後攻。相手の《ロクソドンの教主/Loxodon Hierarch》やら《腐れ蔦の外套/Moldervine Cloak》やらにてこずりながら、引いてきたのはサイドインした《恐怖/Terror》。喜び勇んで撃つと、相手「恐怖、9版にありましたか?」と恐ろしい発言。自分はてっきり入っていると思い込んでいたのでジャッジに確認してもらい、「落ちてます」との悲痛な宣告をいただく。で、ゲームロス&サイドの《恐怖/Terror》2枚が基本地形に変わりました。・・・ああ、やってしまいましたよ。ゲームに負けたことより、誤登録の方がよっぽど痛い。海より深く反省。
Game3 それでも気を取り直しがんばってみる。先攻、相手マリガン。相手はまた土地がのびず《生命の律動》で勝利。

7回戦 ○×× 赤白ウィニー
Game1 先攻、こちら2マリガン、相手1マリガン。相手が《栄光の頌歌/Glorious Anthem》を出すのにレスポンスして《忌まわしい笑い》。それがすべて。
Game2 相手クリーチャーを《夜の星、黒瘴》でブロックすると《ボロスの怒りの盾/Boros Fury-Shield》が飛んできて死亡。
Game3 こちらが《忌まわしい笑い》を手にして次ターン撃てると思った3ターン目、相手は《栄光の頌歌》を場に出した。それが全て。で、相手クリーチャーを《初めて苦しんだもの、影麻呂》でブロックすると、以下同。

8回戦 ○○ 黒緑
Game1 相手はメインから手札破壊をいれ、《墓掘り甲のスカラベ/Grave-Shell Scarab》を主軸にしてコントロール耐性を付けている模様。先攻。《夜の星、黒瘴》を《頭蓋の摘出/Cranial Extraction》されるも、《鬼の下僕、墨目》で相手の《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》を釣ってきたりして勝利。
Game2 今度は《頭蓋の摘出》で《鬼の下僕、墨目》を抜かれる。こちらも《冥府の麒麟》の誘発で相手の手札を3枚ごっそり落としたりしつつ、巨大生物にたどり着き勝利。


このデッキを改良するなら、
・もう少し緑よりにマナベースを寄せる。
・《北の樹の木霊/Kodama of the North Tree》を何が何でも入れる。





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