MTG版ロード・オブ・ザ・リング

  MTGはロールプレイングゲームの草分けであるD&D(ダンジョンズ アンド ドラゴンズ)から多くの影響を受けてできており、そのD&Dは他のファンタジーもの同様1950年代に発表された『指輪物語(原題The Lord Of The Rings)』(J.R.R.トールキン著)から多くの影響を受けていると言われています。今回のぎゃざコラムでは、最近、映画も製作され大ヒットしている同作品のMTG版配役をここで発表してみたいと思います。

  まずは指輪たちから。実は作品原題を見てもらっても分かるように、指輪は一つではないのです。



「三つの指輪は、空の下なるエルフの王に、」

Sisay's Ring
Sisay's Ring

 第三の指輪
 :行方不明


《シッセイの指輪/Sisay's Ring(7E)》
《Sol Ring(RV)》
エルフの指輪だけにマナが出ます。



「七つの指輪は、岩の館のドワーフの君に、」


 第二〜第七の指輪
 :行方不明


《蛮族のリング/Barbarian Ring(OD)》:ドワーフの指輪は赤くないと。



「九つは、死すべき運命の人の子に、」


第七の指輪:行方不明


第八の指輪:行方不明


第九の指輪:行方不明


《ギックスの指輪/Ring of Gix(UL)》 《凶運の指輪/Jinxed Ring(ST)》
《Jandor's Ring(RV)》《Ring of Immortals(LG)》《Ring of Ma'ruf(AN)》《Ring of Renewal(FE)》



「一つは、暗き御座の冥王のため、 陰横たわるモルドールの国に。
一つの指輪は、すべてを統べ、 一つの指輪は、すべてを見つけ、
一つの指輪は、すべてを捕えて、 くらやみのなかにつなぎとめる。
影横たわるモルドールの国に。」


《アラジンの指輪/Aladdin's Ring(7E)》
:その扱いが非常に大変というところがそっくりです。



 さて次は主役のホビット族のフロド: 《平穏な道/Tranquil Path(AP)》:彼の行く道は決して平穏じゃないのですが



フロドに仕える庭師のサム:どうもホビット族というのはMTGの世界では適役がいないようで、苦し紛れにカード名で。
>>>《大切な仲間/Earnest Fellowship(OD)》



彼らを助ける人間のアラゴルン
:《Scars of the veteran(AL)》
エルフのレゴラス:
《森を護る者/Sylvan Safekeeper(JM)》
ドワーフのギムリ:
《ドワーフの兵卒/Dwarven Grunt(OD)》

そして彼らを導く賢者ガンダルフ:
迫力と格好よさを基準にするとこうなりました。
《Nebuchadnezzar/ネブカドネザル(CH)》



裏切り者サルーマン:《身代わり/Simulacrum(4E)》:最初は白の賢者と呼ばれていましたが、これは裏切り後の黒バージョンで。 かつての指輪所持者ゴクリ(ゴラム):《サルカトグ/Sarcatog(OD)》:彼も心に二面性を秘めています。白バージョンはこちら。《オーラトグ/Auratog》



黒の乗手:《青褪めた騎士/Cadaverous Knight(MI)》 森のエント:《マグニゴス・ツリーフォーク/Magnigoth Treefolk(PS)》 モリアの坑道に住み着く、バルログ:《長角火獣/Longhorn Firebeast(TM)》


















悪の親玉、冥王サウロン





 絵的には《思考の色/Thoughtlace(4E)》なんですが、色が青というのがどうも。やはり冥王は黒でしょ、ということで《Evil Eye of Orms-By-Gore(6E)》に決定。



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