創作日記(7・8・9月分)

9/27
今回の作品に関しての反省点。
原稿用紙421枚というのは今まで書いた小説の中で、単品としては最長編(中篇三つで1作という形で452枚というのはある)。でも、内容に比して少し長すぎたかなという思いもある。第一章が不要な気がしてる。もともと最初のストーリーだと第一章と二章がメインの話だったんだけど、それがいつの間にか違う話になって、その後の第三章以降へ膨らませる形となってしまった。結局、第一章を削ろうにも、そうした場合うまく話を成立させる自信がなくてそのままになってしまった。これが第一の反省点。
あとは、時間がかかりすぎたこと。構想も含め11ヶ月というのはかかりすぎ。今回もプロットを事前に組んだけど、書いてみないと分からないというパターン。自分はそういうタイプだと半分自分を納得させていたけど、もっとプロットを具体的に組むことでプロット組みなおしを減らせるのではないだろうか。今のプロット組みにはフリーソフトを使っているけど、次回はもう一度手書き物を試してみるかも(前に一度やってみて挫折)。
上のことにも関連するけど、テーマと構成に関して、プロットを組んでいてもなぜかうまく行かない。度々プロットの修正が入り、そのたびにテーマを忘れてプロット修正を入れてしまっている。テーマ的なものより、物語的なものを優先してプロットを再構築しているように思える。それはどうなのよ。両者を互いに損なわないようにしていかないとまずいだろう。分かっているのに毎回失敗してる。

9/24
方言はやっぱり七割くらいの確度かな? 確信が持てないというところが結構ある。なんちゃって弁だ。
やっぱりあらすじのリファインを重ね、短くしていくのは楽しい。
最後の最後で文学系に出すか、ラノベ系に出すか迷ってしまい、結局、ラノベ系に出すつもりになったんだけど、よくよく見ると規定枚数がオーバーしてる。でも、手書きで出すとぎりぎりオーケー(手書きとワープロで規定枚数がなぜか違う)。締め切りまでの時間を考えると、原稿用紙1枚を4分で書き上げればいける計算。何とかいけるのではという気になり文房具屋へ走り、原稿用紙を大量に買って来る。
早速書き始める。1枚目12分かかる。あれ? 2枚目9分、3枚目7分・・・ どうやってもコンスタント4分はムリ! しかも自分の手書きの文字の汚さにうんざり。気力がなえる。部屋には大量の原稿用紙だけが残る・・・

9/23
方言むずかしい。教科書がほしい。普通に語彙収集してても同じ○○弁でも使用地域が違ったりするみたいで。それっぽいのしか書けなさそう。その地方の人が見て、「うーん、ちょっと違うとこあるけど、雰囲気は出てるからいいんじゃないの」ぐらいのものを目標に。
粗筋を書いてみる。応募要項では800字となっているのに、ざっくり書いたにもかかわらず1200字。まだ大分抜けているのでもっと増える。難しい。

9/20
方言と格闘。ネットでいろいろ見る。音声ファイルがおいてあるサイトは結構うれしい。実際の音を聞いた方がイメージがしやすいし。某掲示板に方言板みたいなのがあったのは驚いた。

9/19
専門知識埋め込んでいろいろ修正。421枚。

9/18
6稿完成420枚。あとは専門知識の埋め込みと方言。

9/17
6稿404枚。この連休中は思った以上に進みました。さすが三連休。なんとか今月末の締め切りの賞に間に合いそう。

9/16
6稿340枚。あとから専門知識を埋め込むのが意外とやっかい。言葉のニュアンスが変わったり、前後の登場人物の知識レベルそろえたり等等。



9/15
6稿282枚。今月は連休が多くて助かります。

9/13
6稿206枚。まだ手をつけてないけど、方言の箇所が思ったよりあって面倒くさそうです。

9/11
昔の賞に応募した際の講評シートで「心理描写ではなく、心理の説明になっていて登場人物の気持ちがいきいきと伝わってこない」というようなのがあって、今作を見直してみたら、やばい。今のあまり変わっていないかも。多分、三人称視点で書いているのが悪いのだと理解しているのだけど。その書き方がもう身についているので直すのが結構難しいかも。

9/10
6稿127枚。自分の文章を直していると、意外と余分な修飾語があることが分かります。過剰な言葉。口語気分で書くとそうなりやすいのかも。結構直しているけど、削っている箇所も多いので分量が前稿と比べて全然増えてない。驚き。稿を重ねると永久に増え続けるのかと思ってました。そんなことないか。
方言でセリフを書くためにネットでその方言のまとめサイトを見ても、書いてあるのは大体、単語と意味。あと簡単な例文。それだけではどうしてもセリフは書けなくて、その方言で書かれているブログを読んでます。時間を見つけて小さく声に出して読む。昼休みにやったりしてると危ない人に思われそうでちょっと気が引けます。

9/9
これまでに小説の書き方のハウツー本を何冊も読んでいます。新人賞を取るにはどうしたらいいかとかそんなやつ。自分の小説にそれをいかしているかどうかといえば、全部に関してイエスというわけではないですね。書いていることに納得できないところもあるし、そういうところは我流をつらぬいたりもします。
しかし、今回は「最初の数ページが勝負」というのを改めて肝に銘じ、原稿用紙8枚分の1節をくいつきやすいように再構成。説明が多かったのでシーンから入るようにして、それに説明をかませるようにしてみました。6稿47枚。

9/4
5稿415枚完。何か最後が甘く流れてるような気がする。もうひとつ突き詰めが足りないような・・・
読み直しはせずに、既にチェックしてある書き足りていない箇所を5.5稿として補筆。
しかし、直せば直すほど枚数が増えて再チェック再修正が大変になるこの無限地獄。そろそろ応募する賞もチェックしようかな。

9/3
5稿401枚。今日明日と仕事は夏休みの残りを取っているので、この間に5稿を完成させようと思っていたのですができるかな。



9/1
一度書いたのを書き換えるのはしんどい。終盤部ならなおさらです。他の章と水準をあわせるために5章を頭からもう一度文章修正して369枚。

8/31
また終盤部で止まってしまいました。今の設定がすっきりしていないので変えようと思ってるけど、どう変えるべきかなかなか決まりません。

8/29
物語の終盤部で主人公らの問題の解決策が二つあるのはよくないよなと思ったり。一つはふさいで一つにした方がすっきりする。勿論、解決策が二つあってもプロットの組み方によってそれを活かすことが可能なのは理解してるつもりだけど、今書いてるのはそういうパターンじゃないと思う。

8/27
5稿366枚。視点と人称の問題は相変わらずクリアできません。

8/26
5稿356枚。後半部大きく書き換えようかと思っていたけど、通常修正で行くことに。いいアイディアが浮かびませんでした。

8/25
5稿338枚。
間違えて覚えてた語句シリーズ。「うる覚え」→「うろ覚え」
楽しみにしていた「地球へ・・・」が世界陸上で中止。そういう無粋なことはやめていただきたい。

8/24
5稿291枚。4稿で書いていた7枚分ほどカット。テンポをよくするために軽く地の分ですませることに。

8/22
5稿267枚。暑い。暑い。暑い。だるい。だるい。だるい。眠い。眠い。眠い。元からない思考能力がさらに落ちてる感じです。

8/20
5稿238枚。平日は一日に1節しか直すパワーが出ません。なかなか進まないワケです。

8/19
5稿226枚。新しいエピソードを組み込んでみる。主人公の内心を直接描写するだけではぺらぺらな感じなので、それを引喩するエピソードを併記。うまく書けてるかどうかは別問題。



8/16
5稿206枚。昨日今日のシーンはシーンの持つ意味合いを大きく変えましたた。特に今日のところは主人公の受け取り方を百八十度逆転させたのでかなり加筆修正。全く一から書き直すのではなく、元の文章とかも再利用。パズルみたいにあっちへやったり、こっちに付け替えたり。そんな作業もなかなか楽しいのです。

8/15
5稿191枚。いつも以上にリライトに時間がかかる。暑いから? ばててるから? それとも失恋のシーンだから?

8/13
5稿176枚。先週末から口内炎。今日は暑さで書く気も減退。夏ばてしそう・・・

8/11
5稿169枚。後半大分直さなきゃいけない気がしてきた。時間があるといくらでも粗が見えてくるので嬉しいような困るような。

8/6
5稿127枚。明日から数日帰省。

8/4
5稿98枚。最近のらないのは書き始めてから時間がたちすぎたせいかなとも思い始める。一つの作品に没頭できる時間は有限ぽくてそれをすぎると飽きてしまう、というか新鮮な態度で望めなくなる、ような気がする。作品に対しての粘着度は作家として成功する鍵になるとは思うんだけど、自分の場合それが高いかと聞かれるとどうなのよ。



8/3
5稿89枚。文章をリライトするだけの簡単な箇所なんだけど、何か集中が続かない。

7/30
5稿48枚。1章できた。マジックの戦績が悪いと筆ものらないのが困りもの。

7/28
5稿44枚。この部分は大分よくなったはず。

7/27
5稿28枚。のらないのも改稿のいいアイディアが浮かばないからだけど、こうまで歩みがおそいとイライラしてきます。自分のせいなのにw

7/26
5稿26枚。次の二三節は大きく変えなきゃならないんだけど、どう変えればいいか、いいアイディアがまだ出てこないです。

7/24
5稿13枚。ゲームやってたらすすまなかった。

7/23
5稿8枚。最初の15枚ほどは文章のリライトだけなので割りと簡単。

7/22
四稿読み直し終了。修正点などをまとめなおす。直しても直しても直しても次々と直すべき点が新たに出てきます。
昨日はテレビ放映の「時をかける少女」を見ました。劇場でも見たけど、やっぱり面白かった。すごく面白い映画というわけではないけど、すごくよくできた映画だとは思う。全ての面でセンスがいいのと主人公の感情を全面に押し出していること。この2点がこの映画の特徴だと思ってます。両方とも、特に後者は自分には難しいなとつくづく思う。



7/20
自作と言えど、読み直すには時間がかかります。軽いチェックを入れながら読むと、1時間に50枚程度しか進みません。

7/16
四稿完成。371枚。まだまとまってる感じがしません。困ったものです。

7/15
二章の中盤、後半を直す。目が痛いです。

7/14
久しぶりに気合をいれて原稿に向かう。午前中にざっと一章を直して、昼はずっとゲーム、夜二章の前半を直す。

7/11
困ったら最後から。



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