第1話:方向音痴なアンジェの未来に幸あれ

 

「さあっ、いよいよ始めるぞおぉっっ!!」

  私はそう息巻いて、TVの前に陣取っておりました。
  1999年2月4日、午前11時頃の事でございます。我が家にはソニーのプレイステーションのみが存在しているため、待って待って待ちくたびれた末の移植でした。
  だってさー、「ラブ通」でも「ふぁんデラ」でも、めちゃめちゃ楽しそうなプレイ記事が載ってるじゃありませんか(TT)。

  OPを観ながら、「これでわからないヒトは果たして居るのだろうか」という素朴な疑問に襲われる。
  抵抗しろよ守護聖。
  「やはり気づいておいででしたか」じゃねーだろ仕官学校卒業者。
  崖っぷちに佇む感性の教官の立ち位置に、何となく後ろから蹴りを入れてみたくなったのって、私だけですかねやっぱり。
  でも本当に、ヒトコトずつぐらいしか喋らせられませんよね〜、あれだけ人数が多いと(^^)。
  ティムカとメルなんて、「あっ」だけじゃないですか……。

  ところで、ここで不安だった点。

「……アニメシーンの質がデュエット並だったら、私、プレイ前にROM割っちゃうかも……」。

  結果として、その不安はものの見事にクリーンヒットで的中してくれた訳ですが(T▽T)。
  ……何とか、耐えましたよ、ええ。割りはしませんでした。
  割ったらこのサイトの開設もなかったものね〜〜〜(笑)。
  それにしても、「Sp2」から入ってしまった私には、どんどん辛くなってきてるんですけどアニメ……どうしましょうかね。
  あ、話が脱線(^^;)。別に文句をあげつらうのが目的じゃないんで。

 

 

  レイチェルに名前・星座・血液型のチェックを受け(ここでわざと遊んだ人手ぇ挙げて〜!)、ロザリア登場。
  ちなみに私は、特に区別する必要のない場合、主人公の名前はそのまま使っています。ゆえにアンジェリークですね。変更したのは「Sp2」でセーブデータの区別の必要から、性格ごとに名前を変えた、ぐらいでしょう。
  初回プレイで先が気になる事もあり、さっさと承諾する。
  そして闘いの衣装とやら(失礼)を身に着けたアンジェリーク。

「あーっ、いいなぁ、すっごくカワイイ!」

「ほんと?  うふっ、ありがと」

  …………。
  あの〜う、宇宙の危機、なんだよね……?
  あまりの緊迫感のなさに、自分の目を疑った瞬間でございました。

  しかし、「代々伝わる」って……そんなに何度も危機にさらされた事があるんですかね。大体、誰がデザインしたんだあの衣装。露出狂じゃあるまいし、あんなもん着てても、防御力向上する訳ないじゃん。

  でもいい。似合うから(核爆)。

  そして聖地へ。
  いよいよ、闘いの旅の始まりね……!(←おっ何かここだけシリアスチック)
  さぁ急ぎましょうロザリア様、一刻も早く宿屋で火事を(本音/殴)!!

 

 

  聖地でヴィクトールと再会するアンジェリーク。
  余談ですが、OPで彼が歩いてる場所ってどこなんでしょうか。聖地?
  いきなり目の前で錯乱されて、びっくり。落ち着け落ち着け。覆水盆に返らず(違う)。
  そして案内役のロザリアは、画面左側に消えていき……。
  ここでそれをボーッと見ていた自分に腹が立つ。何故このシーンの意味を一発で理解できなかったのか!!

  画面左側が宮殿内部、右側が外だという、その意味を。

「さあ、ティムカ様の惑星へ!」

  ……どっちに、行けばいいんでしょうか(爆)。
  しばら〜く周囲をウロウロした挙げ句、左側の端まで行ってアンジェに「早く行かなくちゃ」とか言われる。

  どっちに行けばいいんだよぅ(T□T)!!
  左がダメだったので、じゃあ右は、という、実に単純な発想で、その場は解決しましたが。

  ……なのに。

  呼び方がどうのと、こめんどくさい事を聞いてくるヴィクトール。ええい、さっさと行かねばならんっちゅうのに!!
  やった事はないですが、「女王と呼んで」と言うと、「いや、しかし…」のエンドレスループになるんだそうですね。
  ああもう、呼び方なんてどーだっていいだろが、この非常事態に。
  好きに呼べ!

 

 

  そして、外。初めての戦闘。
  頑張れアンジェ!  頼むぞヴィクトール!!
  ああっ、ヴィクトール、何故あなたが闘わないっっ!!?(←多分全リーカーの心の叫び)
  効率悪すぎだ、ここの戦闘。この時点でもう、プレイのタルさに対して先行きが不安になる。
  まあ、アンジェの攻撃でも、3回当てれば倒れてくれるんですがね、この最初の敵は。

  弱いよお前ら。

  でもこの敵って、人間、ですよね……?  どう見ても。
  戦闘終了後の「モンスターとばかり思っていたが、人間だったのか?」というヴィクトールのセリフ、納得いきません。
  しかし、もっと重要な問題がありました。

  私は極度の方向音痴だったのです。

  より正確に言えば、てくてく歩いてますよね。
  そして敵に遭遇し、何とか切り抜けたとします。

「……どこからどっちに歩いてたんだっけっっ!?」(マジで)。

  すべて頭から吹っ飛んでしまうのです。
  進んでいた方向とか、その他いろいろな事が。単細胞だから。
  ご多分に漏れず、ここでもウロウロとさまよいまくり、出遭ったモンスターをばったばったとなぎ倒していく内に。

再び宮殿の中に戻ってしまいました(本当に)。

「いかん!  早くここから立ち去らねば!!」

  「天空」での戦闘に慣れ始めた事もあり、さすがにもう方向を間違えるという馬鹿は、やりませんでした。
  ……聖地では、ね(笑)。
  ちなみに私はRPGやったのは「天空」が2作目でした(爆)。1作目がシナリオを進める上でのマップとか進行方向を全然気にしなくていいタイプだったので、よけいに混乱したという理由もあります。
  ああ、やっと出口に出られた!
  良かった、一度も回復魔法かけないで済んだわ!!

  Lv.が8だの9だのになってりゃ、そりゃあ回復魔法なしでも、乗り切れるだろうよ……。
  そしてレヴィアス登場。
  やたら意味深なセリフを吐きまくってフェードアウト。
  ちょっと待て。

  アンジェは一度たりとも回復魔法を使っていないぞ。
  どうして『蒼のエリシア』が神秘のロッドだってわかる!?

  お前さんはエスパー(死語)か?
  ……かくして、方向音痴なアンジェリークの旅は、前途多難な始まりを迎えたのでした。続く(爆)。……いつ?

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