第1話:神子に惚れるゲームソフト

 

 のっけから問題発言かもしれませんが、正直言ってこのソフトは『八葉の皆様(じゃなくても要するに顔のいい野郎共)と恋愛したいの』というものだとは、管理人まったく思ってません。だったら何なのかって言ったらそりゃあもうタイトルに書いてありますが、

あまりにもオトコマエすぎる神子に惚れるゲームですよ!

 今回はこの「誰とも恋愛状態にならずにゲームクリア」、すなわち通常ルートこそが最も輝いているEDだと思いました…! 神子かっこいい!!
 恋愛ゲームで誰も落とせないルートがここまで素晴らしいだなんて、一体遙か3における野郎共の存在価値はどこまで低下すれば気が済むのだろうか(笑)。本気で奴らが羨ましいよ! あんな超オトコマエな美少女に何度も逆鱗使わせるほど気にかけてもらってるんだぞ、この果報者連中が!!
 …かなり暴走しましたが、いやいやそれくらいイイです、通常ルート。むしろ神子ルート(プレイヤーが神子にオトされるルート)とでも名づけたいくらいですよ本気で(笑)。

 アホな話は置いといて、ゲーム概要について少し。
 無印大団円直後で冬休み直前の現代鎌倉を舞台にストーリーが始まり、最終的には荼吉尼天を倒せばゲームクリア。どうせ追加ソフトだからやっつけ仕事な内容なんだろうなと思ってたら、意外にKOEIさんは頑張って作りこんでくれてたようです(笑)。ストーリー自体は結構考えられているのか矛盾も特になく、スチルはどれも非常に質が高く、これまでに発売されている一連の遙か3関連ソフトの中でも恋愛度は一番高い感じです。
 が、内容が通り一遍なため何人か落とすうちに飽きてしまう点、ラスボスが固定されているために(ストーリー上は仕方ないんですがね)特定のキャラをパラメータ育成すればそれで全員攻略を突き進める点などを考えると、正直言ってゲームとしてはあまりいい出来とは思いません。落としてる相手が円陣にいなくても平気でクリアできるもんな…これは無印の頃からそうだったけど。

 

  <<1章>>

 無印大団円から2週間弱が経過しているらしい。神子の周囲がまったく違和感なく神子を扱っているのを見る限り、最初に拉致られたのと同じ日に戻ってきたみたいだな。確か無印のゲーム初日が12月10日って見た覚えがあるような…ってイヴまで1週間すらないのかよ!? 明日から冬休みという状況で学校にお出迎えに来た白龍につかまり、早々にスチルゲットして譲と合流して帰宅。途中で九郎と弁慶に遭遇しながら、人んち(有川家)に「ただいまー」と言いながらずかずか上がりこむ神子。早速オトコマエっぷりを遺憾なく発揮しておりますよさすが神子様! 将臣はやっぱしあの微妙にトシくった外見のまんまなので、学校はサボり続けたらしい。
 ここらへんでKOEIさんの恐ろしいご都合主義っぷりが炸裂。将臣と譲はあの非常識な容姿及び人数の居候をどうご両親に説明するのかと思ったら、『お父さんの海外出張に付き合ってくるからお前らで適当にやってろby有川母』(要約)の置手紙。うん、ネオロマンスに中年はいらないってことだよねきっと!

 時空を超える力を使えず、八葉たちをもとの世界へ戻せないと言う白龍。龍脈の乱れている原因を探るも、結局今までは何の進展もないまま…という状態からゲームスタートです。
 一通り出歩いて絆の関イベントを起こしまくりながら、最終的には図書館まで敦盛を迎えに行くとシナリオ進行で、現代鎌倉の鶴岡八幡宮に怨霊・桜花精が出現。応戦しようとする神子一行、しかし何故か神子は怨霊が恐ろしく、また剣もいつの間にか消えてしまっていて戦えずじまい。その場は一旦退却するが、白龍に励まされ謎の人物から謎アイテム【青い結晶】をもらった神子は、剣を取り戻しみごと封印を行う。この時に取れるスチルは大変美麗でそれはいいんだけど、なんでハニーフラッシュが炸裂するんでしょうか。(バトル時のみ全員戦装束に早変わり、バトルが終わればまたしても現代服に早変わり)
 これで一件落着かと思った矢先、桜花精の陣取っていた場所に、突如奇妙な扉が出現。びくともせずに開かないその扉を前に、1章終了。

 

  <<2章(前半・後半)>>

 章構成は、やたら『前半』『後半』が出てくるので何かと思ってたけど、これは前半が現代鎌倉でのイベントパート(基本:戦闘なし)、後半が迷宮での戦闘パート(途中でシナリオイベントあり)ということらしい。じゃあ後半が戦いまくりで萌え要素がないかと言えばそんな事はない(笑)。後半は迷宮を抜けた後にもまだストーリーが少し続くから、ボリュームとしてはむしろ前半よりぎっちり詰め込んである感じ。

 2章はクリスマスイヴがらみ。前半で全員と絆の関イベントがあるので、お目当てがいるならぜひコナをかけておきましょう(笑)。ちなみに景時とリズ以外のキャラは、1周目プレイから恋愛EDを迎えられます。イベントの内容については、各キャラのレポであらためて後述しますね。
 現代鎌倉で妙な事故(怪異)が起きているのをニュースで知り、佐助稲荷が目的ポイントになります。何やら神子の意識が急に暗転することがあり、気づくと全然心当たりのない場所にいる状態になっている。そうなったらストーリー進行の流れに入っていることになるので、絆の関クリアを目指す場合は気をつけておきましょう。ストーリー進行の『前限定』『後限定』というのがあるので。
 荷物持ちに青龍を引き連れてクリスマスの買出しに出かけてる最中にヒノエと合流、その直後に神子レーダーが作動。おおぉいつからレーダーは白龍の専売特許じゃなくなったんだよ神子! 「扉が開いてる気がする」と言う神子にも一向に驚かないヒノエ、さすが神職。とにかく行ってみようと話がまとまったところで、後半に移行。

 後半で扉の内部に突っ込んだ直後、ハニーフラッシュが再炸裂。つまりアレだな、KOEIさんはバトル時のグラフィックまでいじくるのが面倒くさかったんだよな? しかし明らかに髪の長さが違うキャラとかいるんですけど。
 迷宮内部はなんか、やたら操作性が悪くて動きづらい…。私が不器用なせいなんでしょうかね…まあそのうち慣れましたけど。あーそれと、五行の力の貯め方ですが、基本は迷宮にしか怨霊が出ないので、床の上に『出現可能性のある五行の色の光』があります。今までとは少し違う点は、一旦迷宮に入ってそのポイントでザコ戦すると、その場所の光が消えて安全地帯になるということ。つまり、まず回復ポイントへの安全ルートを確保したら、付近の出現ポイントをしらみ潰しにしていけば、さほど問題なく先へフル回復状態で進んでいけるということです。逆に言うと、特定の五行を貯めたい時などはちょっと大変。敦盛の特技『横笛』があれば、出現ポイントじゃなくても戦闘できるので、早めに覚えさせてあげましょう。
 最初は神子と青龍ヒノエの4人行動だったけど、進めていくとそのうち仲間が全員集合するので、内部を先へ進んでいくことに。MAPは3枚分あって、ラストの奥の目的ポイントまで到達すれば、中ボスの滝夜叉が出現します。で、これを倒せばひとまず2章後半の迷宮はクリア。
 ちなみに滝夜叉戦の直前に、「水の中に怨霊の気配が」「じゃあ式神で調べてみるね〜」と恒例の景時のなごみタイム、小さな赤い魚を出して神子に「金魚?」と言われてるのは死ぬほど笑いました(正解:鯉)。ビバ、ヘタレ主人のミニペット!! どうやら金魚は滝夜叉に食べられちゃったみたいだけど。2章前半でのリズの絆イベントを失敗させてれば見られるイベントらしいです。

 外に出たら迷宮内部の時間経過ほぼナシ状態(ご都合主義)で、クリスマスイベント。当然ながら全員、EDを迎えるにはこのクリパを一緒に過ごさないといけない訳ですよ。勝負時です宜しいですか神子様方!?
 やっぱり当然のごとく有川家に押しかけてパーティする神子。オトコマエスキル発動しすぎです。で、みんなでわーわーやってるスチルが出た後に、恒例の神子様の『だっれっにっし・よ・う・か・な?』というターゲットロックオン呪文が響く。ひとまずセーブとロードを駆使して(逆鱗は持ってはいるんだけど、時空跳躍の力は、少なくとも1周目ではないっぽい)銀髪兄弟の(いろいろな意味で)飛んでるスチルも見てみた(笑)。クリパ関連のイベントが終われば(キャラによってはイヴの夜で終わったり、翌日のクリスマス当日までかかったりする)2章終了、おなかいっぱいですぅ。

 

  <<3章(前半・後半)>>

 3章前半は相変わらず絆の関イベントを起こしつつ(めんどいなら全部飛ばしても可)、怪異があったらしい円覚寺へ行くも、また意識不明+謎人物『幻影』と遭遇+【青い結晶】入手。ここで歴代遙かを通してのプレイヤーには激ネタバレ、この結晶が神子の【心のかけら】であることが明かされます。つーことは神子は何かの記憶を失っているワケで、でも本人は全然そんな自覚なくて。
 「謎人物に遭遇した!」とメールを入れたせいで慌てて駆けつけた白虎とともに、またしても迷宮の扉が開いたのを感知。【心のかけら】を得るたびに開いていくその迷宮の奥に何があるのか、少しずつ不安を覚え始める神子がいきなり不思議な言葉を呟いて、迷宮パートである後半へ。

 2章後半では入り口攻略で、今回は中ほどの部分を攻略していくらしい。ちなみに前回の続きからワープした状態で迷宮内MAPに切り替わるので、わざわざ浅い階層から再度進んでいく必要はありません。後戻りすることはできます。出現する敵も少しずつレベルアップしてきてますが、大抵は1つのMAPに回復ポイントが一箇所はありますので、適当に術を出していけば何とかなります(笑)。
 図書館みたいなとこで四神ゲット! やった、これがないとやってられんよ円陣ぐるぐる回すのめんどいんだもんよ(最低)。しかし歴代八葉のうんたらかんたらを小ネタにされるとは思わなかった。書物が鼠の被害に遭っていたからどうとか、それ以前に書物の名前に全力でツッコませていただきますよ『平 惟盛 夢日記』!!
 今回の中ボスは「鼠の被害」のとおり、鉄鼠。しかし無印のころはもっと可愛い姿をしてませんでしたか鉄鼠…滝夜叉もなんかえらく様変わりしてて、どこがどうカエルっぽいのかしばらく分からなかった(笑)。
 迷宮を抜けた後、深夜に景時が単独行動で何者かに負傷させられます。円覚寺での神子の様子がおかしいことにも関連があるようなんだけど、本人は言う気はないらしい。一気に緊迫した状態で3章終了。

 

  <<4章(前半・後半)>>

 4章前半は「あの迷宮はなんなんだ」っつーとこで八葉意見対立。ポイントは2つあって、『迷宮を解く・解かない』と『あの迷宮が何なのか多少なりとも推測し見当がついてる・ついてない』。推測については地組の三名がけっこう知っているようです(まったく推測できてない残り一名が誰なのかは改めて書く必要もあるまい)
 景時とリズが何かの鍵を握っていそうなんだが、両方とも神子には絶対に言う気はないみたいです。すったもんだの挙句にまたしてもリズ失踪で、追いかけて迷宮へ突っ込んだところで後半へ移行。せんせいは都合が悪くなるとテレポートで逃げるんだよないつもいつも(笑)。

 4章後半の迷宮は、奥まで進むとザコがけっこう強くてレベル上げにはいいです。平泉に出てきた奴らだ、あれは。徹底的に省略したいなら、遁甲があるヒノエか景時を鍛えておけば問題はないでしょう。中ボスは羅刹女ですが、これを倒しても迷宮脱出にはならないんだよな…リズ不在のままでクリアすることになるので、初回プレイのパラ振りはそのつもりで。
 延々と追いかけてようやく捕まえたリズ、相変わらず「お前は私を追ってはいけない」の一点張り。そんなぼかした言い方では神子は絶対に引き下がらないと、何度時空跳躍しても分かってないんですねせんせい(笑)。はっきり教えてくださいと詰め寄る神子に「教えてあげようか」という、誰なのか分からない声が割って入ったところで4章終了。

 

  <<終章>>

 4章が迷宮内部にいる状態で終わってるんで、終章も当然ながらそこからスタートです。戸惑う神子に声をかけたのは…神子と同じ姿をした人物。
 それは荼吉尼天。和議の席で神子を喰らいかけた時に、神子から奪った心のかけらに取り憑いて、神子がかけらを取り戻すたびにその内側で力を蓄えていったのです。今までの鎌倉の怪異も、龍脈が滞るほどの力で荼吉尼天を封じていた迷宮を作り出したのも、すべて神子自身というネタバレ。
 神子の立ち絵って新鮮だなぁ…(荼吉尼天は神子の姿を模して具現化するし、最終的には神子の肉体・精神自体を乗っ取ろうとしている)。やっぱり美人ですよこの子。ムカツキ顔なんかかなり色気ありますよ、これは中身の問題なのかな(笑)。そして姿だけでも神子そのものなのに、一対八で堂々と斬りかかっていく八葉連中にかなりフクザツなものを感じる。
 当然ながらショック状態の神子に、さらに荼吉尼天が身体を操って自由を奪おうとしてきます。…というのが、誰狙いのルートでも共通する部分。ここから先は攻略キャラによって多少展開が違ってきますが、それはキャラごとの部分で書くとして、通常ルートではなんとかその場を一旦退きます。さあ、ここからがこの神子ルートの真骨頂!

 もう一生ついてくよ、八葉なんてどうでもいいよ!! (ゲームの趣旨を完全否定) 3関連って、遙かシリーズの中ではかなり異色で、『初』と銘打てるものがけっこうありますが、その中でもこりゃ極めつけだ。八葉の目の前で神子が死んでるスチルが出るだなんてチキショウ!!
 ああもう大好きだその度胸! みんなで迷宮に行けばいつ荼吉尼天に乗っ取られるか分からない、だから自分一人で決着をつけようと単身乗り込む神子。追いかけてきた仲間に対してまで扉を閉ざし、「私が死ねばあなたも消える、だからあなたを消滅させる」と自刃スチルまで!! この展開を見て、ラビリンスは神子に萌えるためのゲームだと心の底から思った。(真顔) 正直このゲームやってて、私にとってこれ以上の感動があるとは思えない(女好きスキル発動中)。
 夢遊空間で幻影に「死んでもいいのか」みたいな質問をされて、「死ぬのはやだ」と答えれば通常ED(諦めるとバッドED、ある意味幻影ED)になりますが、白龍、よくこの子を神子に選んだ、お前の目は確かだ! その勢いで荼吉尼天を張り倒して、めでたしめでたし。誰とも取り立てて親密にはなれないけど、もう十分です。

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