第7話:そうだ、平泉、行こう

 

 続けて「遙かなる時空の中で3十六夜記」のレポ、参ります! 続きモンの追加ディスクだからそれほど分量ない予定だし。
 KOEIさんがいかにアコギなのかがよーく分かるソフトだな、これ。ゲーム中の音楽とかED関連ボイスなんて、初代のPS版の頃から実装していただろうに、なんで3無印で外すねん。追加ディスクを出す腹づもりが最初っからなければ、こんなマネはまずしないだろ。容量が不足してたなんて言い訳は聞かないよ? あんなアニメ見せといてそんな事抜かしてみろ、全国の神子様が暴動を起こして横浜になだれ込むぞ。ま、追加だけあって値段も抑えめだし、楽しめればそれでいいんですけどね〜。

 んでは開始。当然ながらMIXJOY。電源切るたびにいちいちディスク入れ替えせねばならんのは確かに面倒なのだが、無双シリーズで慣れてしまった我が身がもうホント、どこまでKOEIに貢いでるんだって感じ。各キャラとも3枚ほどスチル追加になってるみたいだなぁ(朔と白龍は別として)。このうち1枚は十六夜の新規EDスチルなので、実質2枚ね、少ねぇなオイ
 新キャラは銀さんか。プレイ時期が発売3ヵ月後だったため、彼が奴ではないというのは知ってますけど、奴のEDは別に隠しであるらしい。ともかく平泉ルートに行かねば話にならないので、いざ行かん3章福原攻め!

 

  <<平泉帰還ルート>>

 これにはとにかくヒノエのアジトを聞き出す事が第一歩なので、MIXJOY前に無印でそういうデータを最低1個作っておけば、かなり楽。ついでに六波羅で銀(らしき人物)にも一度会っておけば、銀攻略時にロスがなくなる。神子は「知盛?」とか呼びかけてるけど、正直言ってこいつら似てねぇと思うんですがね私は。あれだけガンくれてる奴が、記憶喪失くらいであんなトロ目になるかってんだ、第一話す速度が違いすぎる無印レポでも書きましたが、私は奴の話し方のあまりのトロさに耐え切れなくなり、かなりの神子様がたが腰砕けになったというあの浜賢ボイスを遠慮容赦なくすっ飛ばしたという武勇伝を持っておりますので。
 攻略本によれば八葉との十六夜EDは、蜜月と呼ばれるイベントを3段階起こすと迎えられるらしい。まずは平泉ルートの帰還EDを片付けたいからあまり追及はできないけど、最初の1段階目くらいは起こしてもいいか。という訳で、2章で起こせる蜜月イベントはクリアした覚えがある。

 2章を無難にクリアして3章で福原攻略へ。ここは九郎の見せ場なんですか? 無印であれだけ作戦にダメ出しされまくってたヘタレ御曹司が、何だかかなりイイ扱いを受けておりますよ。ちび白龍がびっくり顔のシーンは、3関連をプレイしてきて初めてと言っていいほど、源氏軍の魅力と強さがきちんと描写されておりました。ツッコむとこはツッコむけど、いいシーンは素直に感心しますよ、さすがに。
 でもそんな感動は、あっつん登場関連シーンの素晴らしさで消し飛びましたけどね。会話してる! 怨霊武者と会話してるあっつん! やだもうちょっと何コレ、この二名(?)このままお持ち帰りしてぇ!! 一応、ザコ怨霊でも敵味方の区別はついてるって事ですよね、これって。そして我らがザ・オトコマエ神子はヒロインあっつんを強制的に連行しちまうのでありました。相変わらず絶好調ですこの子のオトコマエっぷり。

 4章はネット攻略サイトさんいわく"裏熊野"らしい。兄貴が八葉側に入らずに別行動を続け、それに知盛がくっついて、この両名と行動するか八葉と行動するかを任意で選べるそうな。ん〜と……裏熊野も興味あるんだけど、協力技をさっさと集めたいからな(南華)、八葉と行きます。どちらにしろ章自体が新ルートだから、目新しさに変わりはないし。
 既存ルートでは遭遇時にさっくり倒せた怨霊が、なんか出張る出張る。神子一行と一戦交えたあとに逃げ出して(ここで全編通して唯一、神子よりオトコマエなあっつんの雄姿スチルが見られる)、後白河院にべったりになっている。朱雀のコミカルさを堪能するためのルートか、これは。ちなみに白龍の十六夜私服はかなり上出来。成長後の戦闘衣装のムチムチさ加減が抑えられているので、クドさが減りました。

 5章が壇ノ浦……2章で持ち直した御曹司の株が再度大暴落。上がって下がって元に戻っただけとも言う(笑)。兄貴が頼朝に向かって啖呵をきるシーンとか、九郎に「被害者ヅラすんな」と怒鳴るシーンは白眉。秘密もちが一堂に会して一気にネタバレするこの緊迫感は、無印では見られなかったなぁ。うん、好きです、こういう流れ。
 か げ と き が ヘ タ レ じゃ な く な っ て い る! さすがに頼朝政子が見張ってる状態でヘタレ部分は出せないか(笑)。朔の葛藤も分かるけど、せっかくなら朔の十六夜ルートとして、ここで敵対する展開もあれば良かったなぁと思います。でも朔、(神子に向かって)「私、あなたとは戦いたくないの!」って、お兄ちゃんとは戦ってもいいって事ですよねそれ?

 6章は特に戦闘なしで、ヒノエ(と当然ながら洗濯奉行)が離脱し、逃亡途中に銀と遭遇。遁甲持ちがいなくなっちまったじゃねぇか、という程度の感慨しかないプレイヤー、銀スチルを平然と流す(鬼)。通常マップを移動してはいるんだが、どうも戦闘は一切起きないようです、この章。
 7章からは何故か妙に強い怨霊が出る平泉が行動拠点。ここでプレイヤーは十六夜記最愛のキャラに出逢う。その名は奥州藤原の棟梁、秀衡……の息子、総領泰衡……の飼い犬、金。個人的事情によりドツボをぶち抜かれました、この犬に。やる事は無印ルート6章と似たり寄ったりの呪詛探索ですが、いやー遁甲がないとけっこうウザいです、戦闘。7章の終盤でようやくヒノエが駆けつけてくれた時は「遅いんじゃボケェ!」と張り倒したくなりました(笑)。呪詛を一通り解決して報告しようとすると、秀衡さんがお亡くなりになったとな!? あーうん、分かった分かった、どうせ息子が何かやらかしたんだろう直前の意味深な門前でのやり取りを見る限り。

 終章は雪景色の平泉で多少の移動を伴いながら戦闘し、どうせラスボスは御台様なんだろ、と思ってたらそれすらなかった。あの、神子一行ってここに何しに来たんだっけ……? 泰衡が訳の分からんスキージャンプ台で政子さん倒しておしまい。えええぇぇぇ、今までの戦ってきた意味って一体どこにあるのさ、このルートは!?
 全然腑に落ちないまま、現代に帰還。(洗濯奉行以外の)仲間は一通りそろって見送ってくれている。合間に入る回想シーンの泰衡は、まるで「卒業式はせっかくだから出ようよ」と誘われ、本当は出たいのに自分からはそうと言えず、当日は保健室登校して誰かが呼びに来るのを待っている、金八先生に出てくるタイプの不良のようだった(長いよ)。
 で……え、えぇ、え──────!!??
 ど、どういうつもりなんだKOEIは! 誰ともEDにならない帰還ルートなら、それなりに後腐れなく帰してくれなきゃ、寝覚めが悪いじゃないか!! しかも隠しEDは例の銀髪用1個だけだって聞いてるのに、これはちょっとあんまりじゃないですかKOEIさん。最後の最後で心底ビビらされてしまいましたよ、この平泉帰還ルート。

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