第5話:地白虎〜地朱雀〜大団円

 

  <<地の白虎・梶原 景時ルート>> 愛称:洗濯奉行、ヘタレ兄

 ようやく終わりが見えてきたなぁ、えーと残りは、1章で「コレモリンなんぞ俺が出てやる相手じゃないわい」と平等院に引き返さないと落とせないキャラだな。じゃあ最初っからプレイし直して絆の関を越えながら、6章鎌倉でOKな梶原のアニキから落としていこう。もうこの辺になると効率第一で攻略対象を決定しているので、愛が無いことこの上ない。いや最初っから愛なんてなかったけどね。あるのはツッコミだけだ。
 ともかく梶原のアニキ。前作までは脳髄が耳から出そうなフェロモン親父として全国の神子様がたのハートを軒並みかっさらっていった地白虎だが、今回は方向性を変えてきたらしい。うん、私はこっちの方が、人間としてマトモに付き合えるっぽくて好きだな(苦笑)。こういうヒトは身近にいるという感じがするので、しっかり者の妹に怒られてるダメ姿を見ると、思わず胸がキュンとするような錯覚に陥る。洗濯魔なのを「秘密にしておいてくれないかなぁ」とお願いされるが、威厳がどうこう抜かす前にその全開の腹出しをなんとかする方が先だと思われますぜヘタレ兄。

 まだEDを見てないのはこの洗濯奉行と弁慶だけなので、この二人にしぼって絆の関をどんどん埋めていく。キャラによっては両立がほぼ不可能なケースがあるけど、この組み合わせだと特につっかかる部分もなく進められて嬉しいなぁ。ちなみに最も両立がしづらいのは九郎と弁慶だと思うが。基本的に4章の途中あたりまでは、食い合うイベント選択肢(必ずいずれかのキャラの関越えが失敗になる選択肢)ってほとんどないんだけど、こいつらは3章ですでに食い合いが発生している。2章はまだ何とか、食い合い回避可能なんだけど。あ、ここは洗濯奉行のツッコミだったね。ごめん。
 共通ルート5章で頑張ったヘタレ兄! 正面から突っ込む役回りに落ち込みつつ神子にそれを指摘されつつ、着いて行くと言う神子には「(別の進路とは)比べものにならないくらい危険なんだよ」とマジ顔で説得。くぁー格好いいじゃねえかヘタレ! 源氏軍の実働部隊はアンタで保ってるよ。敵中に取り残された神子(ど阿呆!)を助けに一人馬を飛ばしてきてくれるとか、ネオロマのお約束もきっちり果たす。6章で頼朝夫妻にガン飛ばされつつ、源氏の退却戦のしんがりを見事に果たして一旦死亡……ちょっと何こいつ、ヘタレなんかじゃないよイイ男だよ!? 悪かった洗濯奉行!

 で、当然「死んで楽になろうなんざ許さねぇからな!」という鬼神子の力で退却戦も生きたまんまクリアし、「オレもうこの仕事ヤだよ〜」と神子に縋りついて蹴り飛ばされ(やっぱヘタレだった)、ラスボスは御台様。まあこれにビビッて寝返ったりヤバイ裏稼業押しつけられたりしてたんだし、張り倒して勝利。……はいいんだけど、仮にも攻略対象であるキャラとラスボス戦を共にクリアできない仕様ってどうかと思う。
 EDはやっぱり洗濯スチル。も、もういいよ、あんたは一生気が済むまで洗濯してろ。そして奥方が敗れると途端に洗濯奉行以上のヘタレに成り下がった頼朝に大爆笑でした。

 

  <<地の朱雀・武蔵坊 弁慶ルート>> 愛称:(特になし)

 個別攻略キャラとしては最後に残ったのがコレか……我ながら意外だった、もっと早く済ませるつもりだったのに。なんでって前作までのほんわか路線をガラリと捨てて、一転腹の底が見えないタイプになって帰ってきたからですけど(年齢職業に相応しくて非常によろしい)。基本的に歴代の地朱雀はみんなそうだな、年齢職業に見合った性格をしている。

 直前に攻略していた洗濯奉行のおかげで、上書きは5章からでよさげ。しかし似てない兄弟だなぁここんちも(湛快さん)。似てる家族のほうが珍しいのかな、遙かワールドでは……考えてみれば有川さんちも源さんちも梶原さんちも平さんちの常識人兄弟も(ここは藤原さんち)、髪の色すら似てねぇよなそう言えば。まあ赤毛と金髪なら兄弟と言っても納得できる遺伝子なのでいいか。で、軍師としてマジメにお仕事する弁慶に、「決着がついてるのに追い討ちをかけるなんて!」と平和ボケ発言をかます神子。あのねお嬢ちゃん、よーく考えてみようね? 我々はどういう目的のために何をしている最中なのかな〜? ステータスMaxになるほど歴戦のくせに、今更なに甘っちょろいこと言ってんだこの神子は。なんだか思わず弁慶にシンクロしたぞ(爆笑)。確かに気持ちのいいもんではないけど、そういう汚れ役を引き受ける人がいるからこその勝利な訳で。なんかホントに源氏軍って、周囲が脇をぎっちり固めてるから、あの総大将でも何とかなってるって気がすごくするんですけど……。平さんちとは逆だなオイ。あそこは大将がマトモだから何とか保ってるようなもんだ。

 ルートを進めると源氏を抜けて平家方に与する弁慶。うん気持ちはよく分かるよ、もうあの突撃気質のサポートするの疲れちゃったんだね、とか思ってたんですが違ったらしい(笑)。それすら策で、実は清盛と相討ちになる手を使ったのでしたー! で、我らが超オトコマエ神子がそれを黙って了承するハズもなく、逆鱗リセットを駆使して作戦修正。ところで弁慶のスチル(あと有川兄弟)って、これ手抜きじゃありませんか。ベースラインが同じで一部だけ変えてるって、それくらい1枚のスチルでボタン押せばバージョン変化くらいやってくれよ天下のPS2なんだからさ!! 特に不憫なのは眼鏡だ。彼のスチルは水増しを全部除けば数が一気に減る。
 ラスボスは清盛かと思ったら黒龍。二人だけで(極論を言えば神子一人だけで)勝てるっつーのに「無理ですから君は逃げて」と抜かす弁慶は、神子のステータスが目に入らないとでも言いたい模様。うん、夫婦喧嘩はやめたほうがいいね。弁慶の身の安全のためには。
 ……京で平和に暮らすそうです。それで弁慶くん、怒らないから言ってみなさい? おまえ朔にひとっことの謝罪もなくのうのうと暮らしてやがるんですか、えぇ?

 

  <<大団円ルート>>

 キタ──────! 遙か史上最大の無茶EDキタ──────!!
 いやもう正直言ってどこからつっこんでいいのか不明なくらいアレでソレで大爆笑なんですけどどうしましょう(知るか)。

取りあえずアニメは全部なかったことにして(超切実)。

 戦を止めよう和議を為そうと必死になる神子と、そのために動く仲間たちの描写はすごく良かったんだけど……。むしろちょっと本気で感動しかけたくらいなんだけど……。あのアニメで全部台無しになった。もうアレは笑うしかないところだと思う。未だに恐ろしくてアレを直視できない。神泉苑でキャラが光ったあたりまでは何とか見たけど、そのあとはゲーム画面に戻るまでずっと下向いてたよ!!
 ここのラスボス荼吉尼天は束縛Lv.5を使ってくるので、耐性を修得させるには便利な敵だと思う(笑)。喰らっても覚えてくれない時があるのが面倒だけど、まあそこは回数こなせばいけるので。ラスボス戦時に味方が全員集合するのって、意外に少ないんだもんな、主に兄貴のせいで。まあ、

自衛隊が出動するような緊迫情勢の中であのコスプレ銃刀法違反軍団がどうやって移動したのかとか、

帰れないっつってんのに全員ついて来ておまえら明日からどう生活していくつもりなんだとか、

平然と「皆さんうちに」とか言っちゃう眼鏡はとうとう頭がショートしたのかとか、

止めない兄貴に有川家はどんだけ広いんだと思ったとか、

そもそも神子と有川兄弟二名もいれば荼吉尼天はノせるからおまえら最初っからついて来んなとか、

 いろいろ申し上げたいことを多々残しながら、やたら夕暮れとキャラの笑顔がまぶしく美しい大団円スチルを入手したのでありました。
 ……で、どの辺がどうメデタシメデタシなんですかね、このED。

 ラビリンス楽しみだな(泣笑)!!

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