コラボ企画パラレル九望連載『玉の緒』をお読みいただきありがとうございます。
そもそもの設定が"遊女と客"である以上、展開には性的な内容を含む点をお断りしております。
ですので苦手だと思われる方は、この先はお読みになられないよう、お願いいたします。
(…や、今更ですが。今まで書いてたものもわりと九郎のモノローグなんかは微妙に年齢制限かかってたし)
「OKOKどんとこい!」と仰るオトコマエなお客様、ありがとうございます(笑)。
こちらに置くSSには、直接の描写は含めませんので、その点についてはご安心くださいませ。
ですがそれ以上に問題点があります。
望美が遊女である以上、九郎以外の客に買われるシーンが含まれます。
そういう展開を許容できない方も、どうぞお戻りくださいませ。
(もちろんこちらも直接の描写はしません。と言うか、できないし、したくもありませんが)
「無理してご覧になるほどの内容は何もない」ことだけは十分に保障できます(^^;)。
それでも読まれるのですか?
本当に?
| 12.身売り | 決まっている。ここで躯を開いて身を売るためだ。 |
| 13.破壊 | 身のうちに渦巻くのは、目の前の娘を滅茶苦茶に壊したいという昏い衝動だった。 |
| ※嵐 | (【破壊】と【悲哀】の間の展開) |
| 14.悲哀 | 誰かを心から想うということは、なんとかなしいことなのだろう。 |
| 15.拒否 | 甘い夢だからこそ、醒めた後は一層にがい。 |
| 16.ゆがみ | 「───受け取る理由こそ、ございませんゆえ」 |
| 17.誤解 | 手を伸ばしそれを受け入れる理由は、どちらも同じ。 |
| ※痛み | (【誤解】と【意味】の間の展開) |
| 18.意味 | 「遊女が唇を許す意味を、ご存知ないのですか」 |
| 19.請い | 「くちづけても……いいか?」 |
| 20.暇乞い | 男の腕が軽々と、華奢な身を抱え上げた。 |
| 21.拉致 | どうしてこんな、あなたの名を貶めるような真似を、なさるのですか。 |
| 22.想い | いつまで堪えられるのか、自分自身にも分からなかった。 |
| 23.若紫 | 欲しいと思い、矢もたてもたまらず、騙し討ちのようにして攫ってきた。 |
| 24.矛先 | 答えられる筈のない問いかけは、しかし、目を背けることのできないものだった。 |
| 25.誠意 | 自分の居場所が次々と崩されていくように、望美には感じられた。 |
| 26.絹地 | こうなることは分かっていた。 |
| 27.微笑み | 穏やかに、ただ穏やかに、何の裏もなく向けられる微笑み。 |
| 28.くさび | それだけが望美をかろうじて、此岸に繋ぎとめているくさびだった。 |
| 29.夜伽 | 夢うつつの中、粘りつくように重い、女物の香を嗅いだように感じた。 |
| 30.存在 | そもそも彼が彼女を見初めた遊郭へは、兄が通っていたのだ。 |
| 31.源氏 | 「あの子がどんなに泣いていたか、あなたはご存知なのですか!?」 |
| 32.証 | 『お嬢さんが懸命に生きたという、証ですわ』 |
| 33.太刀 | 「俺はもう、あなたのために太刀を握ることが出来ない」 |
| 34.春告鳥 | その中で見つけた、たったひとつの想いに、全てを捧げて悔いぬほど焦がれた。 |
| ※ちぎり | (【春告鳥】での途中の展開) |