Maintenance Fiow Chart

メンテナンスフローチャートです。症状をクリックすると、簡単な対処が判ります。

症状:発進・加速が悪く最高速までの到達時間が長すぎる。
キャブセッティングを確認合っていなければ、再度する。 大体SJが合っていないことが、多いです。
ウエイトローラー&センタースプリング&ベルトを交換してみる。 この辺りまで来るとほとんどが、直ります。
セカンダリプーリーのピン穴、トルクカムの溝をチェックする。 穴ずれや引っかかりが有ったら、要交換です。
Oリングチェック&グリスアップする。 ついでですから、しておきましょう。
どうせ交換なら社外品のトルクカムにしてみるのも手かも…
これでほとんどが直りますが、直らない場合ポートのタイミングや圧縮もれ・プラグの劣化・マフラーの詰まりが考えられます。

症状:取り回しが重い
ギヤ噛み・破損(経験あり)・ギヤオイル劣化 Oil抜いた時の状態で開けてみるか判断
タイヤの空気圧が低すぎるか段減り。パンク? 空気圧チェック・パンク穴無いか確認。パンク修理・タイヤ交換
ブレーキを引きずっている?Fは、ローターの曲がり・Rはカム膠着、テンションスプリング破損、引きずり 各部、分解・清掃・チェック・組み付け確認・部品交換
速さに関わってくる部分なので、是非点検することをお勧めします。

症状:ブレーキレバーが重い。
@ディスク
マスターピストン、キャリパーピストン不良 分解点検・交換
ブレーキホースの通し方の不備 点検・修正
Aドラムブレーキ
ワイヤーのササクレ ワイヤー交換
油切れによるワイヤーの錆び付き 注油・程度によってワイヤー交換
命に関わってくる部分なので、是非点検することをお勧めします。

症状:ハンドリングが重い。
タイヤの空気圧が低すぎる 空気圧調整
磨耗したタイヤの使用 タイヤ交換
ステアリングナットの締めすぎ 調整
ステアリングステムベアリングがた・破損 交換
ベアリングレース等の損傷 交換
ハーネス・ワイヤー類の通し方の不備 修正
意外と気が付かない部分なので、点検時は意識しましょう。

症状:ハンドルを左右に振るとひっかかる。
ステアリングナットの締めすぎ 調整
ベアリングレース等の損傷 交換
意外と気が付かない部分なので、点検時は意識しましょう。

症状:ハンドルがとられる。
フロントフォークの左右バランスが悪い。 調整
フロントフォークのインナーチューブ曲がり。 インナーチューブ交換
フロントアクセルシャフトの曲がり。 交換
ステアリングヘッドのガタ。 交換
ステアリングヘッドの調整不足。 調整
タイヤの空気圧が低すぎる。 空気圧調整
摩耗したタイヤの使用。 タイヤ交換
ガッチリとハンドルを握ると余り判らなかったりしますが、割りとわかりやすいです。
通勤などで左端ばかり走ると、タイヤ右側が変摩耗します。
ソフトコンパウンドのタイヤは空気圧調整の好みが分かれると思います。
タイヤ→ステアリングヘッド→フロントフォーク(曲がりとオイル漏れの確認)→アクセルシャフトの順番で目視してフロントフォークを底突きするかを確認すると効率的です。

症状:ホイールが振られる。
フロントアクセルシャフトの締め付け不良。 増し締め
ホイールベアリングのガタ。 ベアリング交換
ホイールバランスが崩れている。 調整
タイヤの空気圧が高すぎる。 空気圧調整
摩耗したタイヤの使用。 タイヤ交換
急加速や急制動で何時も同じ方向に振られる等の症状です。
段差に突っ込んでホイールリムが凹んだりすると高くついたりします。
ソフトコンパウンドのタイヤは空気圧調整の好みが分かれると思います。
全体的にガタツキをチェックします。

症状:ブレーキをかけるとカツカツと音がする。
ステアリングナットが緩んでいる 調整・ベアリング交換
走行中分かるはずなので、気が付いたら直ぐに対処しましょう。

症状:かからない・かかりにくい
燃料切れ 燃料入れた時、漏れチェック
エアクリ・マフラーが塞がっている 異物の除去(パチンコ店付近ヤバイ)
タンク内に、水が混入 ガソリン抜く。雨降り後・走行後直ぐに車体カバーしていると確率が上がります。
フューエルホース・燃料コック(燃料ポンプ)の詰まり 清掃・ホース交換・燃料コック(燃料ポンプ)交換
プラグを車体にあててセル始動し火花が出るか? 火花が出なければ、プラグ交換・配線チェック・イグニッションコイル交換・マグネットローター交換(壊れてないのを祈るだけ)
エアフィルターの詰まり汚れ 灯油で洗い、陰干し後Oilを軽く滲ます。霧吹きで、全体で3度位散布する位の感じ。
オートチョーク不良 通電チェック・交換
キャブレター詰まり・調整不良(薄すぎる等) 洗浄・セッティング
シリンダー・ピストンリング磨耗(圧縮抜け) チェック・交換
意外とチェック項目多く在ります。朝にかからないと遅刻確定の場合も…
エンジンは燃料が来て、火花が出て、排出が行われれば一応かかります。

症状:排気の色が変
@黒い時
エアフィルターの詰まり汚れ 洗浄・交換
キャブレター・エアジェット類の詰まり 洗浄
A白い時
シリンダー・ピストン・ピストンリング摩耗 パーツ交換
オイルの過多 供給量調整
余り無いが、オイルの質が悪い オイルを変える
色の違いで大体は分かるが、燃調が悪い時です。パワー的にも直ぐ判るので要チェックです。

症状:排気音異常
ヘッド部やEXジョイント部から漏れている。 パッキン交換
取り付け部の緩み 締め付け
腐食・穴開き 補修・交換
パワー&加速性能が悪くなりますので、チェックをお勧めします。

症状:ノッキングを起こす。
ピストン・シリンダーの摩耗 交換
ピストン・シリンダーヘッドのカーボン蓄積 清掃
混合気が薄い キャブレターの調整
ガソリンの質が悪い ガソリンのグレード上げ
点火時期が早すぎる CDI交換等
点火時期が早すぎるのは、殆ど無いのでその他の項目点検を先にします。

症状:速度が出ない、加速が悪い等パワーダウン。
フューエル系の異常 清掃・交換
エアクリーナー系の異常 清掃
ブレーキ調整不良(ブレーキが効いたまま) 調整・最悪交換
タイヤの空気圧が不足している 空気圧調整
スパークプラグの不良・汚れ 清掃・交換
スパークプラグの取り付け不良 点検・締め付け
キャブレター各ジェット類の詰まり・セッティング不足 清掃・交換
マフラー内にカーボン溜り・詰まり 交換・仕方ない場合は清掃
クラッチアウター焼け・クラッチ張り付き 交換
ウエイトローラー調整不足・取り付け時の不備 点検・調整
予想をして作業に取り掛かると早く済みます。

症状:エンジン回転の不調、バラつきやストップ。
フューエル系の異常 清掃・交換
エアクリーナー系の異常 清掃
スパークプラグの不良・汚れ 清掃・交換
イグニッションコイルの不良 補修・交換
メインスイッチの接触不良 補修・交換
ガソリンに水が混入 キャブレター内・タンク内ガソリン抜き取り
常日頃メンテナンスしている項目であるから、イグニッションコイルとメインスイッチをチェック

症状:エンジン中央部の異音。
ピストン、シリンダーの摩耗 交換・あるいはボーリング
ピストンリングの摩耗 リング交換
ピストンピン、コンロッドの摩耗 交換
ピストン・シリンダーヘッドのカーボン蓄積 清掃
カーボン除去→ピストンリング→ピストンピン&ピストンピンベアリング→クランクアッシ交換です。自分で出来るところから、実地していく。
シリンダーボーリングはオーバーサイズのピストン入手してから内燃機屋さんに外して持っていくこと。

症状:オーバーヒートしやすい。
混合気が薄い 調整
二次空気混入 チェック・液体パッキン充填
冷却フィンの汚れ・ファン周辺の汚れ破損 チェック・清掃・交換
ピストン・シリンダーヘッドのカーボン蓄積 清掃
点火系統の狂い 点火時期調整・交換
点火系統は余り無いので、二次空気混入チェックとキャブレターセッティングから始めましょう。
二次空気混入チェックは、エンジンかけて疑わしい所にパーツクリーナーをかける。
エンジン回転が落ちると、二次空気混入しています。

症状:燃費が悪くなった、燃費が悪い。
混合気が濃い 調整
エアクリーナー汚れ 清掃
ブレーキ調整不良(ブレーキが効いたまま) 調整・最悪交換
タイヤの空気圧が不足している 空気圧調整
スパークプラグの不良・汚れ 清掃・交換
ウエイトローラー調整不足(高回転に振りすぎ) 調整
電気系統の不良(バッテリーや通電抵抗) 通電チェック・バッテリー交換
オーバーフロー 調整・交換
燃費が悪くなってきた時、不調の信号だと思ってください。
良い内燃機・駆動系は、低燃費です。究極論ですけどね(笑

症状:アイドリングや低速からスロットルを少し開けると息つき。
混合気が薄い 調整
パイロット(スロージェット)の詰まり 清掃
キャブの役割は全閉側から、エアスクリュー・スロージェット・ニードル・メインジェットです。
独立ではなく、被っているので極端な変更でも対応してくれますが、スムーズな加速フィーリングを目指しましょう。

症状:アイドリングは良いが、スロットルをひねると止まる
パイロット(SJ)の詰まり 洗浄
メインジェット(MJ)の詰まり 洗浄
フロート不調(油面が低い) 油面調整・交換
メンテナンスしっかりしていればフロート不調が多いです。ガソリンを疑ってみることも…

症状:アイドリングが不安定
アイドリング調整不良(スロットルストップスクリュー調整不良) 調整
エレメントの汚れ 洗浄・交換
プラグの汚れ・プラグキャップ/プラグの緩み 清掃・締め付け
二次空気混入 チェック・液体パッキン充填
パイロットスクリュー(スロー・SJ)の調整不良 調整
キャブレター各ジェット類の詰まり 清掃
フロート異常 修正・交換
二次空気混入チェックはエンジン始動時パーツクリーナーでチェック(回転変動時は二次空気混入の疑い)
メンテナンスしっかりしていればSJ不調が多いです。
振動の原因なことも在ります。是非点検してみて下さい。

症状:スロットルを開けると息つきや止まる。
ジェットニードル調整不足(低・中速域でガスが薄い) 調整(ジェットニードルクリップを下げる)
フロートチャンバー内、油面が低い 油面調整(フロートの穴開き等も確認)
パワー感が無くなった所の領域が薄いので、アクセル開度から推測して下さい。

症状:スロットルを開けるとボコつく。
ジェットニードル調整不足(低・中速域でガスが濃い) 調整(ジェットニードルクリップを上げる)
エアクリーナーエレメントの詰まり 清掃
フロートチャンバー内、油面が高い 油面調整
同時にプラグのチェックも、お勧めします。

症状:オーバーフローを起こす。
ニードルバルブとバルブシートの間に異物が挟まっている 洗浄
ニードルバルブの先端が摩耗あるいは稼動部の錆び ニードルバルブセット交換
フロートチャンバー内、油面が高い 油面調整
フロート部を叩いて収まる時も有りますが、燃費にも響くので早目の対処が必要です。

症状:セルモーターに勢いが無い、回らない。
劣化などで充電不足(電圧不足) 充電、交換
バッテリーが放電している。 充電、交換前に断線なども調べる
端子の接触不良、取り付け不良、緩み 締め付け
ヒューズが切れている。 ヒューズ交換
メインスイッチの不良。 メインスイッチの交換
セルスイッチの接触不良。 補修、交換
セルモーターの不良。 セルモーター交換
最近のバッテリーは殆どシールタイプなので、急速充電は避けた方が良いです。
購入時密封する前に、急速充電とバッテリー強化剤を合わせて使うと長持ちするそうです。
セルスイッチ補修時は、イキナリ接点復活剤等使わずに点検して錆びが無ければ使用する等考えてからメンテナンスして下さい。CRC等は錆まで包み込みます。

症状:急制動・段差越え時Fサスダンパーが効かない。
フォークオイルの劣化 オイル交換
フォークオイル不足。 補充・オイルシール破損時はシール・オイル交換
典型的な症状で書いていますので参考までに。
オイルで書いていますが、スクーター等でグリス注入型も有ります。

症状:加速時等Fサスが伸びきった時にカツンとなる。
フォークスプリングのヘタリ スプリング交換
フォークオイル不足。 補充・オイルシール破損時はシール・オイル交換
典型的な症状で書いていますので参考までに。
オイルで書いていますが、スクーター等でグリス注入型も有ります。

症状:ギャップ越え時衝撃が直接手にくる。
フォークオイルの過多 オイル量の調整
オイルの質が不適切(粘度が高い)。 オイル交換
インナーチューブの曲がり。 インナーチューブ交換
油圧経路が詰まっている。 オーバーホール
直線は安定しているのでわかり難いが疲れます。

症状:チョットしたギャップでRサスが底突きする。
スプリングが柔らかすぎる。 調整
スプリングがへたっている。 交換
ガス圧が低い 交換
最近はショックユニット自体が安いので、修理と新たに買うのと値段差を出してから決めた方が良いですね。

症状:コーナーリング中リアがフワフワと不安定。
リアタイアの空気圧不足 空気圧調整
上記「チョットしたギャップでRサスが底突きする。」と合わせてお考えください。

症状:ギャップでリアが跳ねる。
スプリングが硬すぎる。 調整
ダンパーロッドが曲がっている。 交換
ガス圧が高い。 調整・交換
リアタイアの空気圧が高い 空気圧調整
ビポットのグリス切れ・ブッシュorカラーの不良 グリスアップ・交換
タイヤじゃない場合は稼動部かダンパー部が疑わしい部分です。

症状:ブレーキを掛けると異音がする。
ディスクブレーキ  
パッド表面の汚れ。 清掃
パッドの極端な摩耗。 交換
ディスク板が歪んでいる。 交換
キャリパーの取り付け不良。 取り付け直し
ドラムブレーキ
パッドの極端な摩耗。 交換
当り面の歪み 修正
放熱性の良いディスクではジーとかギャーとか音の鳴る物も有り、異音でも問題ではない音も有ります。何時も聞かない音が異音でまとめています。

症状:ドラムブレーキの効きが悪い。
ブレーキレバーの取り付け・調整不良 取り付け直し・調整 
ドラム内の水の混入。 清掃
パッドの摩耗・汚れ。 交換・清掃
ブレーキカムの摩耗。 交換
ブレーキカム部のグリス切れ。 グリスアップ
ワイヤーの作動不良・伸びてしまっている。 注油・交換
ワイヤー交換するとかなり気持ちの良い時も有り、長距離走る時は交換したりもします(5000km位走っていればですが)。

症状:ディスクブレーキの効きが悪い。
エアが噛んでいる。 エア抜き 
ブレーキフルード不足・劣化。 補充・交換
パッドの摩耗。 交換
パッド・ディスクローターの汚れ。 清掃
キャリパー部・ピストンの動作不良。 オーバーホール・オイルシール交換
ディスクローターも摩耗していきます。パッド摩耗と汚れとエア抜きで大体良くなります。