蒜場山
【山 名】 蒜場山(ヒルバヤマ) 1363.0m
【場 所】 新潟県県新発田市 登山ルート
【日 時】 2016年10月14日(金)
【メンバー】 単独
【天 気】 快晴
【コースタイム】 6:40駐車場所~9:00岩岳~9:50烏帽子岩~10:50水場~11:00山伏峰~11:10山頂
そろそろ紅葉の時期だと思って登ったが残念ながら一週間ほど早かった。それでも山頂付近は黄色に色づいていた。
加治川ダム |
家を出るころは真っ暗だったが、登山口の加治川治水ダムに着く頃はすっかり夜が明けていた。 加治川治水ダムを渡ると登山口に到着。ここから急傾斜の階段を嫌というほど登る。鉄筋の棒が地面から突き出していて、滑って転ぶと危ない。 |
このコースの中間地点の岩岳に着く頃には、ほとんどエネルギーを使い切ってしまった。 ここから山頂に向かうには、しかもか降りなければならない。これが一番億劫なことだ。まあ今日は天気もいいし爽やかな気候なので行ってみるか。 と、思っていたが、進むにしたがって涼しさを通り越して寒くなったり、暖かくなったり、その度に着たり脱いだり大変。 |
痩せ尾根 |
烏帽子岩 |
やっとの思いで山頂にたどり着いた。山頂には誰もおらず、久しぶりの一番のりだった。しかし、中々、二番手が来ない。 景色も眺めたし、昼飯も食ったので、もう帰ろうかと思っていたところ下から人の声が聞こえる。一人のお父さんが元気良く登って来るのが見えた。 |
お父さんは65才くらい、石川県から来たらしい。。地図を広げてブツブツ言ってる。山の名前に詳しいようだ。明日は山形の月山を登るそうだ。 どういう訳か頭上の雲がいつまでたっても消えない。日陰になると肌寒い。ウィンドブレーカの代わりに雨合羽を着る。 |
蒜場山(左奥) |
蒜場山々頂 |
時々、太陽が雲の合間から顔を覗かせる。赤や黄色の紅葉が映える。 この時期の日暮れは速い。石川のお父さんはまだ食事中なので、ひと足先に山頂を後にする。 |
北大玉山(キタオオタマヤマ) 1469m
【山 名】 大朝日連峰
【場 所】 山形県小国町 登山ルート
【日 時】 2016年9月30日(金)
【メンバー】 単独
【天 気】 晴れのち曇り
【コースタイム】 6:00大石橋~7:00角楢小屋~7:50三番目の橋~9:50蛇引の清水~10:40北大玉山手前
吊り橋 |
AM2時半起床。外はまだ真っ暗だ。フィルダー君に飛び乗り、いち路、大朝日岳の登山口の山形県小国町五味沢をを目指す。 新発田を過ぎR113に入る辺りから濃い霧に覆われた。この霧にライトが反射して先が良く見えない。この霧は五味沢まで続いた。 小国町のコンビニ手前を左折して五味沢に向かう。 |
針生平の穴ぼこだらけの砂利道をヒヤヒヤしながら進む。だんだん明るくなってきた。 漸く、大石橋の駐車場に到着。すでに2、3台が止まっている。最近、日本の彼方此方で洪水の被害が出ているので心配していたが、この辺りは大丈夫のようだ。ひと安心。 |
角楢小屋 |
ハナホウキダケ |
後から来た車が隣に止まった。ひとりのお父さんが下りてきた。挨拶をする。お父さんは祝瓶山に登るそうだ。 取りあえず、登山計画書を投函する。 まず一本目の大石橋を渡る。この橋は典型的な吊り橋だが、踏板が橋幅の半分しかかかっておらず、気を付けないと踏板の間から川に落ちてしまう |
大石橋を渡り20分ほど歩くと2番目の橋に到着。この橋も吊り橋だが踏板というか直径10センチ程の丸太が一本繋がっているだけ。 中央付近に差し掛かると手摺代わりのロープが低くなっていて、バランスを崩すとひっくり返って落ちてしまいそう。チョー怖い。 何とか無事に吊り橋を渡り少し歩くと角楢小屋に到着。誰も居ないようなので先を急ぐ |
北大玉山 |
祝瓶山 |
この橋を渡ると直ぐに北大玉山の取付だ。ここから急登が始まる。 何気なく登山道の脇を見てみると、鮮やかなサンゴの様なキノコが目に入った。 毒キノコ界でも最強の毒キノコと言われるカエンダケかとおもって焦ったが、良く見るとカエンダケに良く似たハナホウキダケだった。ホットひと安心。 |
もう嫌というほど登り蛇引の清水に到着。少し休憩をする。 なおも登ると北大玉山が見渡せる見晴らしの良いところに出た。残念ながら北大玉山は紅葉はまだだった。今年は気候が暖かいので紅葉も遅れているらしい。残念。 紅葉もまだだし疲れたので、今回は北大玉山手前で引き返す。 |
北大玉山手前 |
門内岳(モンナイダケ) 1887m
【山 名】 飯豊連峰
【場 所】 新潟県胎内市 登山ルート
【日 時】 2016年7月20日(水)~21日(木)
【メンバー】 単独
【天 気】 曇りのち晴れ
【コースタイム】 5:40登山口~8:15湯沢峰~9:00滝見場~9:50五郎清水~11:20梶川峰~12:40稜線~13:10門内岳
アカネズミ |
AM3:30に自宅を出発、AM5:30飯豊山荘到着 登山計画書を提出する。 今日は梶川尾根コースを登る。 のっけから急登だ。手足4本を使い登る。 |
ひとりのお父さんに追いつかれた。話を聞くと、新発田から来たらしい。とても話好きな人で、中々、話が終わらない。何とか良いところで話を切り上げる。 以後、このお父さんとは何かと行動を共にする。 後から来たお姉さんに追い越された。小さいザックを担いでいる。日帰りの様だ。このルートを日帰りするとはただ物ではない。 |
チングルマ? |
門内小屋 |
ひとりで降りてきたお母さんがブツブツ言っている。何やら昨日は悪天候で大変な目にあったらしい。「この山はよーく分かりました。」となげやりな様子。 滝見場に到着。前回ギブアップした場所だ。今回は何とかクリア。 先ほど追い抜いて行ったお姉さんがしきりに何かを撮っている。地面にリスの様な小動物が動いている。聞いてみるとアカネズミだそうだ。珍しい物かと聞くと「そうでもない」と言う。何じゃそれは。 |
やっと梶川峰に到着。天気が良ければここから門内小屋が見えるはずだが、今日は霧がかかり全く見えない。 ここから登山道は最近の異常気象で土砂が流されて、水のない沢のようになっている。 所々で高山植物が咲いている。ニッコウキスゲはこれからか。 稜線の手前で下りてきた日帰りのお姉さんとすれ違う。「もうすぐ稜線ですよ」と優しいお言葉をかけていただく。 |
融雪水 |
門内岳山頂 |
漸く門内小屋に到着。小屋に入る前に今日明日の生活用水を汲まなければならない。ビニール袋を持って100m程斜面を降りる。 水場の前で大胆にも裸になって体を拭いているお父さんがいた。まあ誰が見ている訳じゃないけど。私にはできない。 流れている水は融雪水にしては生暖かい。大丈夫かいな。 また取りに来るのは嫌なので、念のため、ビニール袋二つ計4リットルを両手に持って息を切らし運び上げる。 |
避難小屋では先に着いた新発田のお父さんが笑顔で迎えてくれた。 しばらくするとガスが無くなり最高のシャッターチャンスに恵まれる。 小屋番のお父さんが言うには「昨日までガスで何も見えなかったんだよ。あなた達はついているよ。」と嬉しいことを言ってくれる。宿泊代1500円はしっかりとられたが。 |
夕焼け |
杁差岳(エブリサシダケ) 1636.4m
【山 名】 飯豊連峰
【場 所】 新潟県胎内市 登山ルート
【日 時】 2016年7月10日(日)~11日(月)
【メンバー】 単独
【天 気】 曇り
【コースタイム】 5:30奥胎内ヒュッテ~5:45登山口~7:00姫子ノ峰~8:50ヒドノ峰~11:6大石山~11:50鉾立峰
~12:30杁差岳
奥胎内ヒュッテ |
自宅をAM3時半に出て奥胎内ヒュッテにAM5時に着いた。その直後、私の後から走ってきたAM5:30発の登山タクシーが到着。 登山タクシーは定員になると出発時刻待たずに出発する場合があるので、のんびりしてはいられない。 |
早朝の薄暗い中、登山タクシーに人が群がる。運転手が乗車口の前で「料金は500円前払いですよ、料金を払った人から乗ってください」と500円を徴収する。 なんだかんだで登山客で満員になった登山タクシーは、定刻よりも20分早く奥胎内ヒュッテを出発する。乗れなかった人はどうなったか、人のこと我知らず。 |
岩場 |
ひめさゆり |
10分ほど車に揺られると、足ノ松登山口に無事に到着。登山道の入口に金属の箱の様なものが設置してある。登山者の人数を数えるのだそうだ。何のためかわからないが。 登山口から薄暗い雑木林に入る。木の根っ子が一面に這いずった様な尾根の末端が現れた。ここから心臓破りの登山が始まるのだ。 |
大きなリックサックを担いだ70才位のお父さんが苦しそうな顔をして「今日は特に蒸すね」と呻くように言った。今日から3日間の山行だそうだ。 「まだ登り始めたばかりなのに大丈夫かい」と思ってしまう。私にはできることがないので、冷たいようだがお父さんをおいて先を急ぐ。 時々、後から来る人たちにお父さんの事を聞くと、遅いけど確実に進んでいるらしい。ひと安心。 |
ニッコウキスゲ |
杁差小屋 |
西ノ峰の先でヒメサユリの群生を見つけた。盛りは過ぎた感じだ。どうゆう訳かこの辺りにしか咲いていない。雪消えの関係だろうか。 大石山の分岐を左に曲がり、鉾立峰に向かう。登山道の両脇には霧に霞むニッコウキスゲの群生が。チョット早そうだがけっこう見れる。素晴らしい。 道の両脇のニッコウキスゲを見ながら鉾立峰の山頂に到着。周りは霧でさっぱり見えない。直ぐに今日の目的地の杁差岳に向かい鉾立峰を下りる。 |
霧の中に避難小屋が浮かび上がる。杁差岳は直ぐそこだ。やっと着いた。山頂には誰もいない。証拠写真を撮り、すぐに避難小屋に入る。中には2人いたが直ぐに帰ってしまい、私、一人になってしまった。 雪渓の水は豊富に出ており、一か月は持ちそうだ。後ほど来た団体さんと同じ屋根の下で一夜を明かす。 |
杁差岳 |
焼峰山
【山 名】 焼峰山(ヤケミネヤマ) 1085.3m
【場 所】 新潟県県新発田市 登山ルート
【日 時】 2016年4月25日(月)
【メンバー】 単独
【天 気】 快晴
【コースタイム】 7:00焼峰山登山口~7:45うぐいす平~8:30 P768~9:40 修蔵峰~10:30 焼峰山々頂
内ノ倉湖 |
登山口に続く林道はすっかり雪が消えていた。今年は小雪だったこともあり雪消えが早い。周りの木々は芽吹が始まったばかり。 登山口で登山届けを投函し、林道の行き止まりまで進む。そこには車が2台ほどの駐車場所がある。 他に車はいない。支度をして杉林に入る。薄暗い林の中に薄っすらと踏み跡が続く。 しばらく歩くと本来の登山道に合流した。ひと安心。 |
1時間ほど歩くと取り付き地点のうぐいす平に到着。視界が開け太陽が直接当たり暑い。取りあえず日陰を探し体を冷やす。 ここから、いよいよ急登が始まる。 暑くなってきたので、尾根に生えた松の木の日陰でパンツを下ろしてスパッツを脱ぐ。人が来るかとあせる。 |
焼峰山(修蔵峰から) |
焼峰山々頂(後景は二王子岳) |
清水釜辺りから登山道に残雪が現れてきた。残雪の上に古い足跡が点々と山頂に向かって続いている。何となく安心する。 修蔵峰を過ぎ、やっと山頂に到着。山頂には誰も居ない。私、一人だけだ。なんとなく気分が良い。 焼峰の頭(カッチ)の向こうには残雪に輝く飯豊連峰が広がっている。タムシバの花はまだだった。 |
早速、最近手に入れた新しいアイテム、全天球撮影が可能なデジタルカメラ RICOH THETA Sで撮影を行う。カメラと言うけど動画も撮影可能な優れものじゃ。(いまどき当たり前か) バナナ、おにぎり、いなり寿司などを食べながら360度の絶景を独り占め。 しばらく待ってみたが、だれも来ないので下山する。 |
焼峰ノ頭(右側) |
西俣ノ峰
【山 名】 西俣ノ峰(ニシマタノミネ) 1023.3m
【場 所】 山形県小国町 登山ルート
【日 時】 2016年4月3日(日)
【メンバー】 単独
【天 気】 曇り
【コースタイム】 6:40国民宿舎梅花皮荘~7:00登山口取付~7:30大曲~8:20十文字池~9:10西俣ノ峰
民宿奥川入 |
午前4時、布団から這い出す。朝食は抜きで真っ暗なR7をフィールダー君を走らす。 新発田を過ぎる辺りから明るくなる。関川のコンビニで行動食を買う。ついでにざるそばを朝食代わりに食べる。 AM6時半頃、小玉川の国民宿舎梅花皮荘に到着。アイゼン、ワカンなど必要な道具をザックに括りつけ、出発する。 民宿奥川入の前を通り雪原に入る。右斜面からの全層雪崩の跡(モレーン)がブロック状に積み重なってチョット緊張する。 |
20分ほど雪崩の恐怖に帯びえながら雪原を歩き、ようやく取り付きに到着。 所々、雪が残った枝尾根にとりつく。大曲の分岐まで失敗が許されない急登が続く。 大曲を過ぎると傾斜がやや緩くなり一息つく。 |
西俣ノ峰 |
西俣ノ峰山頂 |
十文字池辺りから一面雪景色となる。飯豊連峰の主稜線辺りは暗くなって、すぐにでも天候が急変しそうだ。 こういう天候のときは、相談する相手が居ない単独行は辛いものがある。取りあえず先に進む。 西俣ノ峰に近づくとどんどん傾斜がきつくなり、5,6歩歩き息をつく状態になってきた。昔はこんなはずではなかったと思うことが年をとった証拠じゃ。悲しいことじゃのー。 |
何とか西俣ノ峰に攀じ登り、周囲を見回す。空は一面雲に覆われてる。雲は早いスピードで流れる。目指す頼母木山は今にもガスがかかりそうだ。 頼母木山はガスがかかると怖い場所だ。前進を諦め、後を振り返りながら下山する。 |
頼母木山方面 |
粟ヶ岳
【山 名】 粟ヶ岳(アワガタケ) 1292.7m
【場 所】 新潟県加茂市 登山ルート
【日 時】 2016年3月29日(火)
【メンバー】 単独
【天 気】 快晴
【コースタイム】 7:30水源地~8:00登山口~9:30大栃平~10:20鎖場~11:10砥沢ヒュッテ~12:20山頂
粟ヶ岳 |
AM7時頃、加茂水源地の駐車場に着いた。誰も居ない。この先は道路に雪があって車では行けない。 山登りの用意をしていると隣に車が止まった。歳は60才半ばか、中々のイケメン。取りあえず挨拶をする。危ない人ではないようだ。 第二貯水池まで車道を30分ほど歩く。 |
堰堤を渡り中央登山道の登山口に着いた。周りは少し雪が残っている。 のっけから急登だ。 枝尾根を登りあげると山頂まで続く主稜線に出る。ここからは雪道を歩く。 大栃平を過ぎてハシゴ場にさしかかる。ここから急勾配の難所が始まる。失敗は許されない。 |
登山道 |
砥沢ヒュッテ |
とうとうこのコース一番の難所、鎖場が行く手をふさぐ。ここでドジると遥か下まで滑落し、ジ・エンドとなる。急勾配の斜面には雪が凍り付いている。この為に用意したアイゼンを付ける。 何とか難所をクリアして砥沢ヒュッテに到着。先に到着したイケメン父さんと再会する。「年をとると体力が回復しないねー」などと言っているうちに、「山頂で待ってますよ」と言ってイケメン父さんは先に出発してしまった。 |
ここから先は隠れクレバスがあるし、疲れたのであまり行きたくないのだが、「山頂で待ってます」と言われてしまった以上、行かない訳にはいかない。 目の前に聳えている北峰を見るとやる気を無くす。重い足を引きずりながら歩き出す。 北峰に登ってしまえば山頂は着いたようなもんだと自分に言い聞かせて足を運ぶ。北峰、中峰を過ぎて最後の斜面を登り上げると山頂に着いた。イケメン父さんはニコニコして私を迎えてくれた。 |
山頂 |
米山
【山 名】 米山(ヨネヤマ) 992.5m
【場 所】 新潟県柏崎市、上越市 登山ルート
【日 時】 2016年3月16日(木)
【メンバー】 単独
【天 気】 晴
【コースタイム】 6:50登山口~7:40二ノ字~8:40七百十一米峰~10:20米山山頂
米山 |
昨日の夜はあんなに星が輝いていたのに、朝起きてみると空一面もやがかかっている。残念、天気予報は外れたか。 そのうち天気は回復するだろうと前向きに考え、支度をして出発する。 所々、赤布が木の枝に下がっているので普通の人なら迷うことは無い。感謝、感謝。 |
林道をショートカットして登山口に到着。登山道の雪は固く凍っていて歩きやすい。 2時間ほど歩くと米山が見えるピークに到着、そこから20分ほどで711m峰に到着。柏崎から上越までの海岸線が見渡せる。絶景じゃのう。しばらく眼下に広がる景色を堪能する。 ここから山頂近くの急斜面まで、両端がスッパリと切れ落ちた、幅1m程のアップダウンのきいたスリルある雪道が始まる。 |
登山道 |
山頂 |
いよいよ急斜面に取り付く。今日はガチガチには凍っていないが、安全のためアイゼンを付ける。以前、ここで足を滑らし亡くなられた方がいたそうだ。ヒエー。 やっと急斜面を登りあげると、西風とともに雪が降ってきた。聞いてないよー。体感気温は0度を下回っているかも。 |
何とか山頂に到着。しかし、後からきたお父さんたちに次々と抜かれてビリッケツになってしまった。 下山の途中でアイゼンを外しているお父さんに会った。お父さんは地元の人らしく米山のことを良く知っている。 「昔はシラネアオイ、春ランなどが沢山あった」とか、「小学校もあった」とか昔を懐かしんでいろいろ話してくれるのはありがたいが、中々、話が終わらない。 何とか切りをつけてお父さんと別れる。 |
山頂より上越方面 |
大蔵山
【山 名】 大蔵山(オオクラヤマ) 864.3m
【場 所】 新潟県五泉市 登山ルート
【日 時】 2016年3月4日(金)
【メンバー】 単独
【天 気】 曇りのち晴れ
【コースタイム】 8:30駐車場~8:50取付~9:40尾根~11:30大蔵山々頂
菅名岳 |
いずみの里の先にある駐車場に車を止める。既に5,6台が止まっている。 ここからはゲートがあり、登山口まで林道を歩く。林道には所々雪が残っている。 |
林道を20分程歩くと取付に到着。ここから山道に入る。道は残雪に覆われて滑りやすい。アイゼンを付ける程でもないが慎重に足を運ぶ。 潰れそうな祠があったので登山の安全を祈願する。チョット不安。 |
ぶな林 |
山頂直下 |
薄暗い杉林の中をつづら折りに登る。結構な急坂なので足を滑らすとただではすまない。急登に耐えていると段々と勾配が緩くなり周りが明るくなってきた。 山頂に続く尾根に出たようだ。ここからは一面雪景色だ。雪が柔らかくて足が潜って歩きずらい。折角持ってきたのでワカンを付ける。 ダラダラと、嫌というほど歩いたころ、山頂らしき所に何人か立っている姿が見える。あと一息じゃ。 |
山頂で隣のお父さんと話し込んだ。気が付くとお父さんのズボンの窓が全開だ。話をしていても気になってしょうがない。失礼と思いながら状況を知らせる。 お父さんは照れたようにぶつぶつ言いながらチャックを閉めた。 |
山頂付近 |
白山
【山 名】 白山(ハクサン) 1012.4m
【場 所】 新潟県五泉市 登山ルート
【日 時】 2016年2月11日(木)
【メンバー】 単独
【天 気】 曇りのち晴れ
【コースタイム】 8:10土産物屋駐車場~8:40 1合目~9:30 三合目~11:00白山々頂
白山 |
久々の好天だと言うことなので村松の白山まで車を走らせた。 土産物屋の前の駐車場に車を止めて山登りの支度をする、地面は凍っていて危うく滑って転びそうになる。 行方不明者のビラがガラス窓に貼ってある。気を付けよう。 杉の大木が立ち並ぶ慈光寺の参道を歩き、沢沿いを20分程歩くと尾根コースの取付に着いた。ここから急登が始まる。 |
この坂は今日は気温が低い事もあり、雪が締っていなくて滑りやすい。 チェーンのついた滑り止めを登山靴に付ける。これが結構効くのだ。これは何年か前に県庁近くのスポーツ店のオヤジに勧められて買った物だ。 40分程かかって、何とか山頂に続く主稜に這い上がった。 |
慈光寺 |
山頂近く |
主稜に出ると西風が強く吹いている。汗をかいた身体が冷える。 ここから雪が深くなる。ありがたい事に膝下程のしっかりとした足跡が続いて続いている。ラッキーじゃ。 山頂に近づくと段々と勾配がきつくなってきた。雪がサラサラで足が滑る。蟻地獄状態だ やっと急坂を登ると山小屋が見えた。天候はいまひとつだが周りの景色はよく見える。 |
下山の途中でカンジキが緩んだので絞めなおしていると、ミラーサングラスをかけた強面のお父さんが目の前を通り過ぎた。横顔をチラ見する。誰かと似ている。 そう言えばN氏じゃないの。声をかけたらこちらを振り向いた。チョット痩せたみたいだが健康そうだ。 毎日、シルバー人材センターに行っているらしい。ひとしきり近況を話し別れる。N氏は相変わらず足が速い。見る見る姿が遠くなる。 |
山頂にて |