2015年に登った山



松平山

【山  名】 松平山(マツダイラヤマ) 953.9m
【場  所】 新潟市阿賀野市  登山ルート
【日  時】 2015年11月6日(金)
【メンバー】 単独
【天  気】 曇りのち晴れ
【コースタイム】
 9:10魚止の滝登山口~10:30山葵山~11:20 松平山々頂


魚止の滝
 沢沿いの道から尾根に取り付く所で、後から来たお父さん2人連れに抜かれてしまった。
 年々、体力低下を実感する。歳といえ悲しいことじゃ。
 尾根を登りやっと山葵山に到着。ここでさっきのお父さん達と再会。
 「今日は暑くて夏みたいですねー」などと当たり障りのない話をする。
 
 お父さんたちは急いでいるらしく直ぐに行ってしまった。

 一人ぼっちになった私は、セブンイレブンで買ったいなり寿しを食べる。

尾根取付辺り

松平山山頂
 山頂に到着して間もなく迷彩服の一団が現れた。20才代と思われる屈強な若者達が10数名。狭い山頂が人でいっぱいになってしまった。
 頑丈な黒の長靴を履いている。多分、陸上自衛隊大日原演習場から来たらしい。
 昼飯を食べたしする事が無いので、簡単に挨拶をしてから下山する。





光兎山

【山  名】 光兎山(コウサギサン) 966.3m
【場  所】 山形県関川村  登山ルート
【日  時】 2015年10月20日(火)
【メンバー】 単独
【天  気】 曇りのち雨
【コースタイム】
 7:10中束登山口~8:10笹峰~8:40 虚空蔵菩薩~8:50 観音峰~10:00雷峰~10:20ヨ平戻の頭
        ~10:45駒返~11:00山頂

 今年の夏、山頂手前で引き返し悔しい思いをした光兎山に再挑戦した。


水場から
 中束(ナカマルケ)登山口にある駐車場所に到着。既に1台止まっていた。お母さん二人が身支度をしていた。ひと足先に出発する。

 虚空蔵菩薩を過ぎ、観音峰に到着。ここから光兎山の全貌が見渡せる。山頂付近に雲がかかり不穏な雰囲気が漂っている。

 気象庁の天気予報では夕方まで晴れのはずだが、気圧も徐々に下がっている。予報より早めに天気が変わるかも。急がなければ。

雷峰より

山頂直下
 観音峰を過ぎると紅葉が一段と進んでいる。チョット進み過ぎているかも。でもまあまあきれいだ。

 山頂に近づくと一段と傾斜がきつくなってきた。駒返を過ぎると山頂はすぐそこだ。

 11:00ようやく山頂に到着。先に着いたお母さん二人が食事をしていた。梨をやったら高級そうなお菓子を頂いた。グラッチェ。
 本来ならば360度の絶景が堪能できるはずだが、今日は周り一面真っ白で何も見えない。
 一段と風が強くなってきたので、早々に食事を済ませ、お母さん達を残し山頂から撤収。

 笹峰辺りで周囲が暗くなり、まだ2時前なのに夕方のような雰囲気になってきた。 風が強くなったと思ったら、どんぐりがバラバラと頭上に落ちてきた。登山口近くでとうとう雨も降ってきた。少し濡れたが自動車に飛び乗り、滑り込みセーフ。

光兎山々頂




蒜場山


【山  名】 蒜場山(ヒルバヤマ) 1363.0m
【場  所】 新潟県県新発田市  登山ルート
【日  時】 2015年10月15日(木)
【メンバー】 単独
【天  気】 快晴
【コースタイム】
 8:10駐車場所~9:30独標~10:50岩岳~11:40烏帽子岩~12:40水場~12:50山伏峰~13:00山頂

朝、二度寝をしたら1時間寝過ごしてしまった。これが後で辛い目にあう。


加治川ダム
 まずは加治川治水ダムを渡る。長さは200mほど。次に米平新道と書いてある道標を発見。ここから山道に入る。

 直ぐに急階段が始まる。やっと階段を登り終えてほっとする間もなく、両端がスッパリと切れ落ちた馬の背が現れる。ヒヤヒヤしながら馬の背を渡る。
 突然、前方で枯枝が折れる音がした。視線を向けると、木に登っていた動物が慌てて降りて、逃げて行く姿が見えた。多分、熊だろう。
 直ぐに近づくと危険なので、おしっこタイムとした。そう言えば登り口に「熊出没注意」の看板があったっけ。

トロッコの残骸

クリタケ?
 ようやく中間地点の岩岳に到着。ここは蒜場山の全貌が見渡せる場所だ。後からお父さんが現れた。京ヶ瀬から来たらしい。羊羹をやったらみかんを半分くれた。

 周りを見回すと「ハチに注意」の看板が、そう言えば以前来た時もスズメハチがいたっけ。ここは安心できない。早々に先を急ぐ。
 岩岳から50mほど下る。折角、登ったのにもったいない。

 ブーンという危険信号を受信。恐れていたスズメバチに遭遇。登山道の地下に巣があるらしい。登山道は細いので逃げようがない。身を屈めてハチをやり過ごす。
 この辺りの地面は砕かれた岩石でできていて、その隙間に巣を作るらしい。

蒜場山(左奥)

烏帽子岩付近
 ここは谷筋なので日暮れが心配。16時過ぎると暗くなるだろう。逆算すると登頂時間は遅くても13時をとしたい。とすると2時間で山頂まで行かなければ間に合わない。
 ゆっくりと紅葉を楽しんでいる場合でない。急がなければ、といっても悲しいことに体が言うことをきかない。
 烏帽子岩、水場、山伏峰と休憩なしで登る。何とか13時過ぎに登頂。山頂では先に登った京ヶ瀬のお父さんが帰り支度をしていた。急いで昼飯のおにぎりを食べる。

 帰ろうとしていたら40代くらいの丈夫そうなお母さんが到着。山のことをよく知っている。話が弾み下山が13:30になってしまった。ゾロゾロと3人で下山する。

登山道





天狗角力取山


【山  域】 朝日連峰 天狗角力取山 1,327m
【場  所】 山形県西村山郡西川町  登山ルート  
【日  時】 2015年10月5日(月)
【メンバー】 単独
【天  気】 曇り時々雨
【コースタイム】 7:40南俣沢登山口~9:50焼峰~11:30猟師の水場



フィールダー君
  夜半、雨が自動車の屋根をたたく音で目が覚めた。寝る前はあんなに星が沢山輝いていたのに。次はAM4:30にセットしておいた腕時計のアラームで目が覚めた。まだ雨が降っているし寒い。また寝袋に潜り込む。

 自動車の走る音で目が覚めた。慌てて飛び起きる。もう雨は上がっていたが、空はどんよりと雲がかかっていた。
 天気予報では高気圧の真ん中にいるはずなのに。やる気が無くなる。
 取りあえず朝飯を食べなくっちゃ。でも何だか食欲が無い。昨晩の残り物をかき集めて少し食べる。これが後になって大変なことになる。

 ススキが生える河川敷みたいな平坦な所を、案内板のとおり10分くらい歩くと尾根の末端に突き当たる。ここを登ると適度な勾配の山道が続く。

メガネ橋

焼峰から
 道は所々ぬかるんでいて靴が直ぐに泥だらけになる。焼峰辺りは素晴らしい紅葉が登山道を包んでいる。
 竜ヶ岳のトラバースが終わり、猟師の水場辺りにさしかかった時、どうにも足が前に出なくなった。下りは何ともないが、わずかな上り坂も苦しくて登れない。典型的なシャリバテだ。朝食を手抜きしたバチが当たった。
 折角、ここまで登ったけれど諦めて引き返す。また来れば良いことじゃ。





菱ヶ岳
(ヒシガダケ)~五頭山(ゴズサン) 


【山  域】 五頭山 913m 菱ヶ岳 974m
【場  所】 新潟県阿賀野市  登山ルート  
【日  時】 2015年9月29日(火)
【メンバー】 単独
【天  気】 曇り
【コースタイム】 8:00駐車場~10:00笹清水~10:30菱ヶ岳~12:00五頭山~13:30
長助清水~13:50どんぐりの森~14:10駐車場

 五頭山の近くには火山も無いのに温泉が出るのが不思議だった。調べてみると、五頭山の西側に沿って月岡断層という
断層が月岡から20Km程続いているためだ。弘法大師が錫杖を突いたら湧き出したと、言い伝えのある出湯温泉だが、
弘法大師様は既に、地質学的知識を身に着けておられたのかも知れない。



菱ヶ岳山頂
 AM8時頃、菱ヶ岳登山口にある駐車場に到着。すでに駐車場には3台ほど止まっていた。いつもより少ない。平日だからか。
 熟年の女性と男性の単独登山者が先行して登って行った。今日は登山者が少ないので落ち着いて登れそうだ。
 杉端の冬道と夏道の分岐から、雪で曲がった潅木に足を取られながら、10分ほどトラバースする。笹清水に近くなると何やら複数の男の声が聞こえる。
 近づいて見ると丸太で階段を作っていた。多分、地元の山岳会の方々と思う。ありがたい事である。「ご苦労様」と一言かける。

五頭山手前の分岐

菱ヶ岳(正面奥)
 菱ヶ岳山頂についてみると、先行した男女の単独登山者は既にいなくて、代わりにお母さん3人組が休んでいた。
 山頂にはは2m位の柱が何本も建てられている。ちょっと異様な光景だ。2,3年前には無かったので最近建てたものだろう。

 いつの間にかお母さん3人組はいなくなっていた。従走路を五頭山に向かったらしい。まだ時間も早いので私も従走路を行く。
 1時間半程で五頭山手前の分岐に着いた。なぜだか、分岐の看板にあるはずの五頭山の文字が消えていた。まさか山が無くなる訳がないし。

 一の峰で食事をした後、左膝の裏の筋が痛くて踏ん張りが効かなくなった。こんなことは初めてだ。正常な右足で左足を庇いながら、何とか山を下りた。

弥彦山と角田山



朴坂山


【山  名】 朴坂山(ホウザガヤマ) 438.2m
【場  所】 新潟県関川村  登山ルート
【日  時】 2015年9月5日(土)
【メンバー】 単独
【天  気】 曇り
【コースタイム】
 9:45朴坂山登山口~10:30 林道分岐~11:50 朴坂山々頂~13:40林道分岐~14:00朴坂山登山口

 ようやく真夏の猛暑から解放されて、涼しくなってきたので近くの里山に出かけてみた。近くと言ってもそんなに
近くに山は無く、最短の山まで自動車で1時間ほどかかる。
 今日は久しぶりの山行なので関川の標高450m弱の朴坂山(ホウザカヤマ)に登ることにした。
 朴坂山は数少ない一等三角点のある山として有名。中世の歴史のある山でもある。登山道は急坂があり油断できない。



朴坂山
 気象庁の天気予報によれば、今日は徐々に晴れてくるらしい。天気予報を期待して家を出る。
 新新バイパスの登り口で少し混んでいたが、他は順調に走り1時間ほどで朴坂山登山口に着いた。登山口には案内板が立っている。人通りが無く静かだ。

 集落の人の邪魔にならないように、案内板の近くの道端に車を置く。支度をして坂道を歩き出す。
 急な石の階段を登ると神社があった。神社の前で山行の無事を祈る。
 神社の裏から山道に入る。森の中はヒンヤリとしていて気持ちが良い。
 しばらく歩くと林道から登ってくる道と合流した。ここで少し休む。
 この先から勾配がきつくなる。ロープに掴り登る。所々、倒木が行く手を塞ぐ。

 見晴らしの良い場所に出た。風が気持ち良い。ここからアップダウンがきつくなる。久しぶりの山行のせいか疲労が溜まってきた。

朴坂神社

関川村田園風景
 アップダウンに疲れて休んでいると、ガサガサと音がして狸の様な狐のような小動物が飛び出てきた。一瞬、目が合ったが直ぐに藪に隠れてしまった。熊でなくて良かったよ。

 ロープに掴り急坂を登り、やっと尾根に出た。道標のとおり平坦な尾根道を20分ほど歩くと山頂に着いた。そこから少し歩くと突然目の前が開けた。眼下に黄金に輝く田園風景が広がっている。
 石の上に腰を下ろしいなり寿司を食す。最近これにはまっている。しばらく景色を眺めていたが、晴れそうにないので下山する。
 山頂近くの林の中に、中途半端な大きさの祠がある。なぜか気になる。
 途中で道の真ん中で食事をしている、数人の高齢者と思われる方々と遭遇。話しかけられたが話が長くなりそうなので、切りの良いところで別れる。

 帰りは林道を降りた。




光兎山


【山  名】 光兎山(コウサギサン) 966.3m
【場  所】 山形県関川村  登山ルート
【日  時】 2015年7月7日(水)
【メンバー】 単独
【天  気】 晴
【コースタイム】
 8:20中束登山口~9:50 虚空蔵菩薩~10:10 観音峰~11:10雷峰~11:30ヨ平戻の頭~12:00山頂直下

 山名の由来は、残雪の頃、頂上直下に兎の形をした雪形が現れることに由来する。この山は山岳信仰の山で、
戦前までは女人禁制の山だったらしい。道中にもそれらしい名前のついた場所がある。


虚空蔵菩薩
 中束(ナカマルケ)登山口の駐車場には他に車はいない。登山口で登山計画書を書いて投函し山道に入る。新緑の中を歩くのは気持ち良い。

 まずは笹峰の休み場に到着。昔は見晴らしが良い場所だったらしいが、いまはヤブだらけでまったく景色が見えない。
 虚空蔵菩薩に到着。虚空蔵とは宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵を意味し、人々の願えを叶えるために蔵から取り出して知恵や記憶力、知識を与えてくれるそうだ。今風に言えば、ドラえもんの四次元ポケットのような物か。

 ここも見晴らしが悪いのでお参りをしてから速やかに通り過ぎる。


観音峰

雷峰
 次は観音峰に到着。ここから光兎山の全景が見渡せる。光兎山全体が圧倒的迫力で迫ってくる。素晴らしい。

 ここから斜面をどんどん降りる。なんか無理やり作った道のようだ。

 水場を過ぎると雷峰の登りだ。木立が直射日光を遮り助かる。
 標高が高くなるにつれ木立が低くなり、直射日光がジリジリと体を焼く。とうとう山頂を目の前にしてバテてしまった。とりあえず体を冷やす。日陰を探し休む。奥の手として○○玉に水筒の水をぶっかける。これは気持ち良かった。他に人が居たらできないけど。

 体調はほぼ回復したが、すっかりヤル気を無くしてしまい、山頂を諦め下山する。

光兎山





古信濃川


【地  名】 古信濃川(コシナノガワ) 
【場  所】 新潟市中央区  探索ルート
【日  時】 2015年6月23日(月)
【メンバー】 単独
【天  気】 晴


 かって新潟港は信濃川と阿賀野川が河口で合流、分流を幾度となく来り返してきた。度々の洪水で、
川には大きな中州や島ができたり、消えたりした。

 1731年、阿賀野川の日本海への放水路として作られた松ヶ崎掘割が、洪水により決壊し新河口と
なった。それに伴い新潟港は水位が下がり、洲ができるようになった。

 その島のひとつに、いろは島があった。いろは島はお互いに接近する三つの大きな島が集まった島
であり、沼垂側(今の東新潟)に寄り付きそうになっていた。

 その、いろは島と沼垂町地内との間に残った川筋が古信濃川と呼ばれ、現在では地図上に微かに痕跡が
残っているだけだ。川筋は埋め立てられ、道路や住宅の敷地等になっている。今回はそのルートを昔を偲びながら、
探索して見た。


【写真1】古信濃川水門
 八千代橋上流右岸にある古信濃川水門。GPS君の助けを借りてやっと探したよ。

【写真2】水島町JR踏切
 本来の川筋は左に行くが、JR越後線で行き止まり。右に行きJRの踏み切りを渡る。

【写真3】PLAKA3
 開発が進み探索不可能。たぶんこの辺りだと思う。

【写真4】PLAKA1裏
 ルートはPLAKA1の真下を通り、ここに出る。

【写真5】JR東跨線橋
 ルートは跨線橋の真下を通っている。踏切が無いので歩道橋を渡る。

【写真6】中央図書館ほんぽーと
 古信濃川の石碑と説明盤がある。道なりに進み、R7を横断する。

【写真7】万代町西山本店
 万代町通りを渡り、西山商店脇を道なりに排水機まで進む。

【写真8】排水機
 排水機の脇を進むとR113にぶつかる。安全のため、横断歩道を歩きR113を横断する。

【写真9】古信濃川水門
 旧万代島魚市場跡のガードレールの下が古信濃川。








徳網山2


【山  名】 徳網山(トクアミヤマ) 788.0m
【場  所】 山形県小国町  登山ルート
【日  時】 2015年6月1日(月)
【メンバー】 H氏、S氏
【天  気】 快晴
【コースタイム】
 9:10駐車場所~9:50 505m地点~10:10 636m地点~11:10山頂


急登
 またまたH氏から山行のお誘いがあり、折角なのでお供をすることにした。行き先は先日行って来た山形の徳網山だ。

 当日、AM5時起床。空は曇っている。朝食を食べてから途中でH氏とS氏を拾い、いち路、徳網山に向けてフィールダー君を走らす。
 タイヤゲージで空気圧を正確に合わせたせいか、フィールダー君は我々3人を乗せて快調に走る。
 途中でコンビニで食料を買ったりしたが、2時間弱で目的地の徳網山登山口に着いた。登山口の駐車場には他の車はいない。平日だからだろうか。
 山道に入ると木の葉が太陽を遮り、涼しい空気が肌に触れて気持ちが良い。
 急登と暖登を繰り返す。落葉で足が滑る。

 所々で朝日連峰が木立の間から見える。いいねー。

飯豊連峰

徳網山々頂
 先頭のH氏は相変わらず足が速い。直ぐに引き離され見えなくなる。先を行くH氏を我々が汗をたらしながら後を追う。H氏はメンバーの中では最年長のはずだが。
 登山道は段々細くなり両側が切れ落ちた痩せ尾根になってきた。ここで足を滑らせ転落すればただではすまない。慎重に足を運ぶ。

 時々、松の枝の間から残雪を頂いた飯豊連峰が遠望できる。素晴らしい。
 最後の急坂を登り上げると目の前が突然開け、朝日連峰がパノラマのように目に飛び込んできた。何度見ても素晴らしい。
 山頂は見晴らしは抜群だがその代わり日陰が無く、雲ひとつ無い青空に輝く太陽から容赦ない日差しが降り注ぐ。
 下のほうから声がする。しばらくすると三人のお父さんが登ってきた。年は同年代か。聞いてみると福島から来たそうだ。

 暑いので、食事を済ませ早々に下山する。

朝日連峰





徳網山


【山  名】 徳網山(トクアミヤマ) 788.0m
【場  所】 山形県小国町  登山ルート
【日  時】 2015年5月23日(土)
【メンバー】 単独
【天  気】 快晴
【コースタイム】
 8:10駐車場所~8:40 505m地点~9:10 636m地点~9:50山頂


山つつじ
 ようやく二王子岳での転落事故の傷が治ってきたので、足慣らしを兼ねてお隣の山形県の徳網山にお邪魔した。
 
 樋倉集落手前の荒川にかかる橋を渡ると、徳網山登山口と書いた標柱が立っている。そこを入り畑道を道なりに進むと駐車スペースに着いた。
 仕度をして登山道に入る。 新緑の季節、広葉樹が太陽の光を遮り涼しい風が心地良い。

 小さな峰をいくつか越え、やっと山頂に辿り着いた。山頂には誰もいない。
360度の絶景が広がる。南には飯豊連峰、北には朝日連峰の残雪が白く輝いている。

急登

徳網山
 山頂で涼しい風に当たりながら周りの景色を眺めていたら熟年登山隊が登ってきた。2,3人かと思っていたが、くるは来るは、たちまち狭い山頂は熟年のお父さん、お母さん達でいっぱいになってしまった。

 「ここでご飯を食べてもよろしいでしょうか」とリーダーと思われるお父さんに丁寧に聞かれた。私はここの管理人でもないので聞かれても困ったが、「よろしいと思いますけど」などと曖昧な返事を返したらお父さんは安心したように「ここで休みましょう」とみんなに声をかけた。

 窮屈そうなので山頂は熟年登山隊に譲り、山頂を後にする。

徳網山々山





二王子岳


【山  名】 二王子岳(ニノウジダケ) 1420.3m
【場  所】 新潟県県新発田市  登山ルート
【日  時】 2015年5月14日(木)
【メンバー】 H氏、S氏
【天  気】 晴
【コースタイム】
 7:30二王子神社~8:40一王子神社~9:40独標~10:40油こぼし~11:00三王子神社跡~11:20山頂


蒜場山
 今回はH氏とS氏からお誘いがあり、一緒に二王子岳に登った。
二王子岳に登るのは今年2度目だ。前回は4月の始めに登ったが、登山道にはしかもか残雪があった。

 今回は定高山の手前辺りから雪が現われた。その後は雪道と地面が交互に続く。木々はすっかり芽吹いて新緑の季節だ。残雪と新緑の対比が爽やかだ。

 やっとこさで油こぼしを登り切り、冷たい風が吹き付ける雪原に出た。下界は日中気温が25度ほどになるらしいがここは別世界だ。

 無人観測所を過ぎると飯豊連峰がパノラマ写真のように目に飛び込んできた。自然と歓声があがる。素晴らしい景色を見ながら山頂に向かう。

 山頂ではブッシュの影で風を遮りささやかな昼食とする。

二王子岳山頂

三王子神社辺り
 それは下山時に起こった。
もう直ぐ登山口という所で沢沿いの岩に足をかけた瞬間、足を滑らせ岩だらけの沢に転落してしまった。
 その瞬間、2、3箇所の骨折を覚悟したが、左半身がずぶぬれになったのと、左手が出血しているくらい。NHKのラジオ体操が効いたか。
 でも、家に帰ってから体を調べたら、左半身が擦り傷だらけ。この程度の怪我で不幸中の幸いだった。今日に限ってお参りをサボったことで、神様のバチが当ったのかも。

 まあ取り合えず命拾いをしたよ。グラッチェ。


焼峰山


【山  名】 焼峰山(ヤケミネヤマ) 1085.3m
【場  所】 新潟県県新発田市  登山ルート
【日  時】 2015年4月30日(木)
【メンバー】 単独
【天  気】 快晴
【コースタイム】
 8:40焼峰山登山口~9:20うぐいす平~10:30 P768~11:30 P980手前


焼峰山
 4月の始め頃来たときには林道にはまだ雪が残っており、登山口までしばらく歩かなければならなかった。今回は林道の雪もすっかり消えて、林道の終点まで自動車で入れた。ラッキー。
 平日のせいか他に車は止まっていない。
 山道を歩き正規の登山道に合流。登山道の雪もわずかに残る程度だ。
 周りの木々は芽吹いて、新緑の季節だ。
 この時期定番のブヨが集まってきた。こんなこともあろうかと今回は必殺グッズを持ってきた。新潟市の河渡ショッピングモールにあるSPORTS DEPOで買った防虫ネットだ。値段は399円、なんといっても安い。視界がチョット悪くなるが、虫除けスプレーのように、時間が経つと効き目が落ちてくることは無い。かさばらないのでいらなくなったらターバンのように頭に巻いておくか、ポケットにねじ込んでおけばよろしい。

 40分ほど歩くとうぐいす平に着いた。日差しを避けて少し休む。

蒜場山

焼峰山々頂
 ここから本当の山登りが始まる。

 気温がぐんぐんと上昇してとても4月とは思えないほど暑い。崖に張ってあるクサリが触れないほど熱い。登山道は尾根道なので直射日光を遮るものが少ない。その上、風が無い。所々に生えている松の木の下で体を冷やす。
 時々、雪崩の音が谷間に響く。あまり気持ちの良いものでは無い。
 標高870m付近から残雪が現われた。雪で顔を冷やす。山頂はまだまだ先だが今回はここまでとする。






二王子岳


【山  名】 二王子岳(ニノウジダケ) 1420.3m
【場  所】 新潟県県新発田市  登山ルート
【日  時】 2015年4月22日(水)
【メンバー】 単独
【天  気】 快晴
【コースタイム】
 7:30二王子神社~8:40一王子神社~10:00独標~11:10油こぼし~11:30三王子神社跡~11:50山頂


一王子神社手前
 先週、焼峰山で会ったお父さんによると、二王子岳の登山道はまだ残雪があり二王子神社手前までしか乗用車では行けないそうだ。取り合えずどこまで行けるかフィルダー君を走らす。
 残雪がある場所はきれいに除雪してあり、すんなりと二王子神社まで車で入れた。ラッキー。
 すでに数台の車が止まっている。中には千葉ナンバーもある。二王子岳もメジャーになりました。

 取り合えず二王子神社にお参りをして山道に入る。
 ここの杉林は大木が茂っており、昼でも薄暗くカラス天狗が出てきそうな雰囲気だ。
 杉林を抜けると待っていたかの様にブヨの群れが襲い掛かる。立ち止まると一斉に耳の尖っている部分や目を攻撃してくる。髪の毛の中まで入ってくる。今日はブヨ対策をして来なかったのでやられるままだ。しかもか耳を食われた。

油こぼし

避難小屋
 急登を上りきり、やっと一王子神社に着いた。杉の木の下で休んでいると、一人の父さんが登ってきた。二王子岳に登るのは今年三回目だそうだ。地元の登山クラブに入っているそうだ。多分、下越山岳会だろう。

 「一緒に行きましょう」と言われたがオジャマムシになりそうなので、あまり良い返事を返さなかったせいか、一人で行ってしまった。
  油こぼしに到着。今日は雪が柔らかいのでアイゼンは付けなくても良さそうだが、せっかく持ってきたのでアイゼンを付ける。

 油こぼしを越えると俄然、見晴らしが良くなる。快適な雪山散歩を楽しむ。

飯豊連峰

二王子岳
 山頂小屋手前の坂の地面が出ていた。アイゼンを外すのが億劫なので右に回りこんで観測所の下に出た。ここから山頂まで雪原を歩く。

 飯豊連峰を眺めながらセブンイレブンで買ってきたオニギリを食す。グラッチェ。






大蔵山


【山  名】 大蔵山(オオクラヤマ) 864.3m
【場  所】 新潟県五泉市  登山ルート
【日  時】 2014年3月27日(金)
【メンバー】 単独
【天  気】 快晴
【コースタイム】
 9:30駐車場~10:40尾根~11:30 大蔵山々頂


ブナ林

 R290を咲花温泉手前の馬下橋を渡り道なりに行く。磐越 西線を跨いでから信号の無い交差点を左折して道なりに進むと登山口の駐車場に着いた。平日にもかかわらず駐車場は満杯だ。周りの雪はすっかり融けている。前回の守門岳のような事もあるので、念のためワカンを背負う。

 林道にはゲートがあるのでここから先は自動車は通れないようになっている。昼でも薄暗い杉林の中の砂利道をひたすら歩く。5,6百メートル歩き小川の橋を渡ると、いよいよ山道に入る。雪はすっかり融けたようでまったく見当たらない。

 お地蔵様が祭ってある小屋の前で今日の山行の無事を祈願する。
 

飯豊連峰(正面奥)

大倉山山頂
 ここから結構な坂道が始まる。九十九折の山道をひたすら登る。

 3合目辺りから残雪が出てきた。融けた雪で道がぬかって歩きにくい。ズボンの裾が汚れるのでスパッツをつける。

 尾根に出ると一面が残雪に覆われている。何となく気持ちよい。しっかりしたトレースがある。ズンズン歩く。
 しかもか歩き、歩くのに飽きた頃、木が一本も無いハゲ頭みたいな山頂に到着。先行のご夫婦がいらっしゃったので簡単に挨拶をする。今日は菅名岳まで縦走はしないそうだ。菅名岳の山頂には数人の人影が見える。時間的には余裕があるが、何となく気乗りしないので諦める。

 西の風を避けて昼食とする。今日は洋風のメニューということで、ホットドックを買ってきた。残念ながら山頂で食べるホットドックは冷たくて不味かった。何かひと工夫必要だ。

大蔵山







大岳

【山  名】 守門岳(スモンダケ) 1,432m
【場  所】 新潟県長岡市  登山ルート
【日  時】 2015年3月16日(月)
【メンバー】 単独
【天  気】 晴
【コースタイム】
 7:00除雪終了地点~8:30長峰~9:00保久礼小屋~12:10 大岳山頂


3mの雪壁

3月15日
 R290を南下し、栃尾の道の駅の横を通過する。石峠トンネルを過ぎてから左折し二分に向かう。この辺りは一段と雪が多い。積雪は3mほどか。いつも除雪していただいている地元の方々に感謝。
 除雪終了地点に車を止める。ここで夜を明かす。

 夜半から雲が出てきたらしく、あんなに光っていた星が見えなくなった。明日の天気が気になる。

3月16日
 車の音で目が覚める。3月にしては気温は高めだ。空はすっかり雲に覆われている。山頂まで行けるかどうか分からないが、折角、ここまで来たので取り合えず行って見る。

 下から山頂を見ると、雲がかかり微妙な雰囲気だ。
 登山ルートにはしっかりしたトレースがあるが、気温が高いせいか時々、足が潜り歩きずらい。時々、膝下まで潜る。今日は辛い一日となりそうだ。

山頂がガスっている

保久礼小屋
 保久礼小屋の前でスキーを履いたお父さんが後から追いついて来た。この時期あちこちに行っているらしい。歳を聞いたら72だそうだ。とても72には見えない。スーパー爺ちゃんだ。こう言う人を見ると何だか元気がでるよ。

 保久礼小屋の屋根には5、6mの雪が乗っている。こんな光景は始めて見た。当然、山頂に近いキビタキ小屋は雪に埋もれ、姿も形も無かった。
 森林限界を過ぎると風が強くなってきた。去年、ユニクロで買ったパーカを着る。防風機能がいまいちだがなんと言っても安い、小さい、軽い。

 やっと山頂に到着。山頂にはスキーのお父さんが一人で休んでいた。雪庇は例年のとおり雄大な姿を見せていた。ひと安心。

 去年、登山者が雪庇から転落し、たまたま目撃した人が通報し、救助隊が救助あたったが残念ながら亡くなられたそうだ。気をつけよう。

日本一の雪庇





越後白山

【山  名】 越後白山(エチゴハクサン) 1,012m
【場  所】 新潟県五泉市  登山ルート
【日  時】 2015年2月7日(土)
【メンバー】 単独
【天  気】 快晴
【コースタイム】
 8:50駐車場~9:00尾根コース登山口~10:00 P462~11:50 越後白山々頂


慈光寺の石仏群

 村松の街中で右折する所を間違えてひとつ手前で曲がってしまい、迷子になってしまった。
なんとか町中に戻り正しいルートに乗ったが、だいぶ時間をロスしてしまった。

 慈光寺手前の駐車場にはすでに多くの車が止まっていた。空いている所を探し駐車する。地面はツルツルに凍っていて危険な状態。
 山登りの仕度をする。念のためワカンとアイゼンを持つ。
 慈光寺まで500m程沢沿いの車道を歩く。対岸に新しい車道を作っている。杉並木の保護のためだろうか。
 建物の壁に人探しの紙が貼ってあった。去年の暮れに白山に登った男性が行方不明になったそうだ。気をつけねば。

 慈光寺から沢沿いの雪道を歩く。左斜面からの雪崩に気をつける。
しばらく歩き、橋を渡り登山道に取り付く。急斜面を30分ほど登ると杉林に着いた。
 ここから緩やかな登りになる。

遠くに飯豊連峰

粟ヶ岳
 ようやく五合目の看板がある場所に着いた。この辺りから急な登りになる。中々足が前に出ない。正月からだらけた生活をしていたせいだろうか。

 上から降りてきたお父さんに声をかけられた。良く見ればN.K氏ではないか。
今年になってから白山には4回きたそうだ。私よりひとつ年上だが、相変わらずパワフルジャ。
 そのパワーはどこから来るのー。
 何とか急登を登りあげると急に目の前が開けた。遠くに山小屋が見える。なんとか登れたようだ。

 小屋の脇に座り正面の粟ヶ岳を眺めながらおにぎりを食べる。遠くに守門岳も見える。来て良かった。


白山





五頭山


【山  名】 五頭山(ゴズサン) 912.5m
【場  所】 新潟県県阿賀野市  
【日  時】 2015年1月14日(水)
【メンバー】 単独
【天  気】 晴れのち曇り
【コースタイム】
 9:30駐車場所~9:50登山口~10:30長助清水~11:20三ノ峰


三ノ峰手前
 登山口手前の駐車場近くに差し掛かると、車が下りてきた。きっと駐車場が満杯で止めれないのだろう。まだ駐車場まで200m以上ある。道路の脇に車を止め歩く。平日でもこの混雑。

 ここまで自動車で来れるのは、いつも除雪していただいている地元の方々のおかげ。感謝感謝。

 仕度をして道路を歩く。駐車場からは除雪してないので雪道を歩く。
 20分ほど歩き、登山口のドングリの森に到着。やっとここから登山が始まる。登山道にはトレースがバッチリついている。ありがたい。

 最初の急登を登りひと休みしていると、どんどん登山者が登ってくる。平日に山登りができると言うことは、リタイヤ組の方々か。そういう私もおじゃま虫だが。

 今日は天気が良いので日光が雪面で反射して眩しい。サングラスを探したが見つからない。目の奥が痺れる。薄目を開けて歩く。少しは効果があるかも。

霧氷

三ノ峰
 漸く、三ノ峰に着いた。かまぼこ型の避難小屋は3m程の雪の下だ。今年は雪が多そうだ。

 さっそく、飯豊連峰が良く見える場所に腰を下ろしておにぎりを食べる。一ノ峰、二ノ峰辺りには何人も登山者の姿が見える。
 
 遠くに白銀に輝く飯豊連峰が浮かんでいる。絶景じゃ。


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