WAKUのトレー(お盆) 朴(ほお) ワトコオイル仕上げ
ここ3ヶ月は、直線基調の額縁ばかり製作していました。
そろそろ変形作品を作りたくなってきました。
我楽多工房さんからお土産として戴いた「朴」を使ってお盆の製作開始です。
よく乾燥した朴材で、厚さ約30mm。
自動カンナ盤をかけると独特の緑っぽい美しい心材が、浮んできました。
最初は、木を接ぎ合せる予定でしたが、辺材と心材のコントラストが面白いので、
一枚板から削り出しを試みようと思います。
写真後方、製作途中の額縁を横目に見ながら、気分転換です。
どのように変形したトレーになるか?楽しみです。 (2002.11.17)
トリマーを使用して、削り出しを開始しました。
曲線に合わせたガイドをベニア板で作り、削っていきます。
朴の木は、柔らかく、サクサクと加工しやすい木でした。
版画の板として、昔、彫刻刀で彫ったことを思い出しました。
全体の形は、いつもの感じとしました。
コーヒーとケーキを置くことをイメージしました。
このような、角度から見ると面白いです。
最初は、端面を直角に仕上げましたが、イメージが合わなかったので
トリマーで丸くしました。
更にペーパーで仕上げて、次回は、塗装を行います。(2002.11.24)