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       行灯(あんどん)の枠    ウォールナット

ワトコオイルを2回塗って、#800ペーパーで仕上げました。
ウォールナットの艶、手触り感が増して満足です。

 

 

底板は、ステンドグラスを入れる為にネジを外すと2枚に分かれます。

 

ステンドグラスが入った完成写真は、いつかアップしたいと思います。
お楽しみに。(2003.6.8)

以下は製作過程です。


行灯の枠の製作依頼がありました。
ヒノキと和紙で作られた和風な行灯をイメージしていたのですが
依頼者に内容をお聞きすると違っていました。

依頼者は市内在住のご婦人。
ステンドグラスの行灯で、大正時代のアンティークな
ガラスを使用されるそうです。
よく解らないまま、大正ロマンってことでしょうか?
と聞いてみましたが、やはりイメージできません。
「まあ軽い気持ちで作ってみてください」と言われ、
試作品の気持ちで、引き受けました。

材は、ウォールナット。
woodyキョロさん斡旋の端材から選びました。

 

部材を粗取りして、自動カンナ盤にかけました。
左側は、本当の端材となった材です。

柱の製作。
同じ長さで直角に切るのがポイントと思い丁寧に作っています。
トリマー台でRと溝を付けてみました。

 

早速、仮置きしました。
柱が太すぎかな?
大正ロマンというより、古代ギリシャ風になってしまった。
どうなることやら(笑)  (2003.5.18)


底板の製作。
厚い板を2枚イモ矧ぎし、周囲の部分を切り取ります。
トリマーで慎重に深く掘り(13mmくらい)、横も深く掘り周囲の枠を切り取りました。

柱は、再度気合を入れて(と言うより、泣きの涙で)
自動カンナ盤に通して細くしてみました。

やっと各部材が出来てきました(^。^)
これからペーパーで仕上げていきます。
ここで仮組みしました。(いつも仮組みばかりですみません(^^ゞ)
残るは、上に取付く「取手?」です。
ここは、デザインの重要なポイントと思いますので、
全体を見ながらイメージしないと・・・。
次回は、「取手」の製作です。(2003.5.25)


各部材が完成したので、組立てです。
今回は、ホゾ組みせずに木ネジを使用しました。

取っ手?の部分は、ステンドグラスより目立っては、いけないと思い、
シンプルな形にしようか迷いましたが、やってしまいました(^。^)

全景です。
ワトコオイルを1回塗りました。
今後更にペーパーをかけて仕上げていきます。(2003.6.1)