craft WAKU   


   CDケース 「森の扉」   レッドシーダー、パインなど

思いつきのネーミングに勝てるか?

ログハウスの端材を活用して、CD入れを製作しました。
新しい試みとしては、リボス社のオイルを使用し着色を行いました。
蝶番は、グリーン色とブラウン色の2色塗りです。

最後にディスプレイとして、ネームボードを掛けて雰囲気を出しました。

近くの森に連れ出して、写真撮影をしたくなる感じに仕上がりました。(2002.5.12)

以下は製作過程です


Noppoの製作が終わり、工房を整理していたら、ログハウスの端材が、まだまだいっぱい残っていました。
処分はもったいない・・・ということで、作品の材料となりました。(写真は、ほんの一部です(^^ゞ)

今回も材料を眺めてから、作る作品を考えました。
CDを入れている変形棚の中が一杯になったので、CDケースをもう1つ作ることにしました。
作品名は、「森の扉」です。妖精が住む森をイメージした棚が目標です。
今後、製作過程をアップしていきますので、よろしくお願い致します。(2002.3.31)

側板は、レッドシーダーの丸太の端材で作ります。
思ったより重たくて、厚さ最大8cm、バンドソーで形を整えます。
今日は、1時間しか作業できなくて、右側の一枚しか仕上がりませんでした(^^ゞ


息子が春休み最後ということで、WAKUバスに自転車を3台積み込み、
家族で奈良県明日香村まで、飛鳥寺と亀石を見に行ってました。
万葉集に詠まれた景観と、いつ、誰が、何のために、どのように造ったかわからない謎の石造物をみて、ロマンをかきたてられていました。

それでもチェーンソーの跡が残る端材を自動カンナに通して、天板と底板の材料を準備しました。
各々直角に組まないので、接合のイメージが湧かず、原寸大で、紙に書いて検討しているところです。(2002.4.7)

 

底板は、丸みを付けて、階段をイメージしました。トリマーを治具につけて加工しました。
側板とは、雇い核掛け追い入れ接ぎです。
天板も軒下風にイメージしました。側板とは、諸欠き追い入れ接ぎです。
早速、仮組みをしました。予想以上にゴツイ感じ。重い!。
天板と底板は斜めの角度を付けすぎ!斜めの加工苦労したのに・・・(>_<)
またしてもとんでもないものを作ってしまった?と気分はブルー。
これからの扉と塗装でリカバリーをしようと思います。   (2002.4.14)

20年以上使用してきた丸鋸が動かなくなり、修理を試みましたが、ビスが錆び付いて外れなかったので断念。
急きょ、日立製、C6MH丸鋸を購入しました。痛い出費でした(^^ゞ
壊れたら、C6MAと決めていたのですが、お店で悩んで新製品にしました。
使用した感じは、今までの丸鋸に比べて、非常に使いやすく安定しています。
永く愛用できそうです。後日、レポートして見ようと思います。


本体を組み立てました。背板は、合板で、溝を掘って入れました。
かなり、がっしりした本体で、びくともしません。
以前、購入して、使わなかったリボス社の塗料が余ってたので、塗ってみました。
着色は、めったにしませんが、今回は色をつけてみました。

さて、これからは、メイン(?)となる扉の製作です。
パイン材の端材から自動カンナ盤、バンドソーで切り出しました。
写真では見にくいですが、雇い核で接合します。
初めてですが、アールをつけ、真中を厚くして、立体的にしたいと思います。(2002.4.22)


扉の羽目板をトリマーで作りました。コロなしボーズ面(丸面)ビットとストレートビットで加工しました。
杉材の余りを使用しました。
扉の部材が出来上がってきました。
蝶番は、森をイメージしてブナ材で葉っぱの形にしました。
ハタガネ6本を使って、扉を接合しています。
扉は直角に作るのと比べて予想以上に時間がかかりました。
何回も仮組みしたり、現物合わせしたり・・・
それでもなんとか形になってきました。もうすぐ完成の予定です。(2002.5.2)

 

取っ手を桜の枝(剪定したものを戴いてきては、乾燥させています)で、作りました。
格子部分は、胴付き鋸とノミで、慎重に手作業です。
扉の位置を決めて、蝶番と接着します。
バンドソーで、扉の上側の目隠し板を作りました。

ここで、塗装します。
本体は、リボスで、塗装済みです。
扉は、オスモのナチュラルとしました。
最後まで、悩んだのが、蝶番のブナ材部分です。
葉っぱの形なので、グリーン系色にするか、ブラウン系色にするか・・・
結局、側面は、ジェルカラーニスのネイビーグリーン、正面は、リボスのブラウンとしました。
本体側にマスキングテープを貼っての塗装です。
色については、賛否両論あろうかと思いますが、意外性を狙って見ました。
リボスのオイルは、初めて使用しました。
塗装中は、感じなかったのですが、
乾いてから見ると仕上がりが良くて、手触りも良かったです。
特に針葉樹の塗装にも良さそうで、次回からも使用したくなる塗料でした。

仮組みを含めていますが、作品の全貌が見えてきました。
次回は、ガラスとディスプレイを加えて完成予定です。   (2002.5.6)


近所のガラス点で、3mm厚、透明のガラスを切ってもらいました。
今回は388円と、安くできました。
鎖で扉の開き防止をして、足部分に傷防止用のフエルトを貼りました。

なにかディスプレイしたかったので、ネームボードを作ってみました。
材料は、ホワイトオーク。
広葉樹ならではの質感に満足しています。

やっと完成しました。(2002.5.12)