こちらは、TAKE☆の小さな大冒険-ガーデニング_用語集
ガーデニング
ガーデニングをやるうえで知っておきたい園芸用語集
蔬菜
一般的に言う野菜の事。
本来は野菜の「野」の字は「野生種」を表します。
普段私たちが食べている「野菜」は「栽培種」です。
故に「蔬菜」と言うのが本来らしいです。
頂芽優性(優先)
植物の芽には優先順位があります。
「頂芽(中心花、1番花)に優先的に栄養素が送られ、脇芽にはその余りしか来ない」と言う植物体の特徴。
例えば、「りんご」は花が散って脂肪が膨らんで実が出来始めた頃、「摘果」作業があります。
このとき、5つの実の内、真ん中の実(中心果)を残して他の4つを切り落とします(摘果)。
ただ、その中心果が傷物だったり奇形だった場合は商品にならないため、それを切り落とし他の4つから
最も大きくて形の良さそうな物を残して他を切り落とします。
頂芽に行くはずの栄養素が(頂芽がなくなることによって)脇芽にダイレクトに行くようになります。
他には、「デイジー」は初め1本の花(1番花)がつきます。
これを摘む(ピンチ)と脇芽(まだ見えませんが)に栄養素がダイレクトに行くようになるため、2〜3本脇芽
が出てきます。これを更にピンチすることで、5〜6本花がつき出荷できるようになります。
なお2回目のピンチの際に、花芽の成長を促す肥料を添加するのが効果的と思われます。
春播きと秋播き
小麦やほうれん草には、春播き、秋播きと、播種期の指標があります。
種の袋の裏面で、2月〜が春播きで、9月〜が秋播きです。
植物の成長には、身体を大きくする「栄養成長期」と子孫を残すために花をつけるための「生殖成長期」があります。
この成長期の切り替えを、「バーナリゼーション(春化)」と言い、その条件となるのが、「温度」や「日長」です。
春〜夏にかけて、気温は上がり、日長も長くなります。
秋〜冬にかけて、気温は下がり、日長も短くなります。
温度か日長、このどちらかの条件が満たされた場合、または一定の高温が一定時間満たされた場合(種による)、
生殖成長に切り替わり、花芽の形成が始まります。
ほうれん草の場合、種取りが目的でなく、食用とする場合、花が付いてしまうと苦くなり、商品価値が下がるため、
栽培期間に日長が上記の条件に当てはまらない時期に播種します。日長が長くなることで生殖成長に切り替わる品種の場合、
日長が短い、なっていく秋に捲きます。
これが「日本型」、「西洋型」の2種類のほうれん草です。
冷夏の年の秋に桜の花が咲いた!なんて話がありますが、これは、「夏の涼しさを冬の寒さ」、盆過ぎに気温上昇で
「春の暖かさ」と勘違いした樹が花をつけてしまうわけです。
低温発芽
普通に種を播き、覆土をして灌水してから昔の黒ゴミ袋で覆います。
『10℃』の冷蔵庫に入れておき、1〜2本芽が出てきたところで外に出します。これが低温発芽です。
ただ、入れている日にちが長くなってしまうと、初めに発芽した方から徒長してしまうので、気をつけてください。
冷蔵苗
植え付け前くらいの苗を『5℃』の冷蔵庫の中に1月入れておきます。
上の<春播きと秋播き>でも述べたように、温度差がついて始めて花芽形成できる種が存在します。
スターチスやカスミ草がこれに値します。
春の温度を感じて、始めて花芽である芯を立たせるため、普通は暖かくなる早春2〜3月、北海道のように寒い地域でも
4月下旬くらいまでに苗を植え付けないと、体が成長しきる前に芯を立たせてしまい、良質な切花が出荷できず、
また、夏に植えてしまうと気温が下がるだけなので、芯を立たせられません。
ところが、この方法だと、冷蔵庫内より外気温の方が高いため、芯を立たせることができます。
ただ、『5℃』の気温というのは育苗の上では非常に問題の大きい室温なのです。
『凍みる』と言う言葉わかりますか?
植物体の身体にしみこんだ水分が低温によって細胞を壊死させてしまいます。ようは人間で言うところの『凍傷』です。
逆に言えば、水気を気にすれば問題ありません。文字に書けば簡単なことですが、意外とそうではありません。orz
定期的に乾かないように、灌水をしなければなりませんが、水気が残った状態で、冷蔵庫に入れてしまうと、凍みます。
光の入らない気温の低い場所で、苗と土の表面に水気がないように乾かしてから戻さなければなりません。
気をつけるのは水気と温度、そして光です。
凍みた場合、根っこが溶けてきますので、少しでもやばいと思ったらすぐに植えてしまわなければなりませんし、
凍みた苗を植え付けても、苗自体が溶けます。
密度効果
アブラムシを例に出すと、一定面積の個体数が増えると(密度が濃くなると)フンの量が増える。
フンから出る匂い(フェロモン)の刺激を受け、
「このままでは餌不足になるぞ!食糧不足になるぞ!!」と、有翅型(翅の有る形)に変異します。
これにより行動範囲が広がり、園芸上被害範囲が拡大することになります。
有翅型の集団を見たときにはその周辺を疑い、発生元を押さえることが対策のコツです。
また無翅型の集団であっても密度効果が発動しないように早期の対処を採りましょう。
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