水草の育て方:TAKE☆の小さな大冒険―アクアリウム

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水草のページ
水草の育て方〜レイアウトなど水草の育て方や増やし方、形態変化など紹介しています。

■水草がつける気泡について

水槽の状態が良いと、水草の葉っぱに気泡がついているのが目立つことが多い。
そもそもこの気泡は、植物が体内の取り込み、合成し終えたN化合物、酸素、二酸化炭素を含んだガスである。
故に地球上の大気は、N:酸素:二酸化炭素=70:20:10%の比率である。
Nイオンとして吸収したN分を、光合成によってN化合物に変え、余った分を呼吸の際に排出しています。
故に大気上には、Nはガスでしか存在していないのです。

気泡をつけた水草

気泡をつけた水草は、最高です。

■水草の形態変化について

野生の世界には、乾季と雨季という季節の変わり目がある。
水草が水辺、水の中で自生しているとはいえ、乾季が来てその水が乾いてしまえば、枯れてしまいます。
本来、地上の植物は常に水を体の中に溜め込んでいますが、水草は水に浸かっている限りは溜め込む必要がありません。
しかしながらそれが幸いしてしまうのです。
ところが、水草も馬鹿ではありません。
水草が体の中で作りかけている葉っぱ(幼葉)を変異させ環境に適応した葉っぱを展開し、不具合をもたらす適応性のない今までの葉っぱを切り落とします。

水草が水の中で展開している葉っぱや形態を『水中葉』、地上(水上)に展開させる葉っぱやその形態を『気上葉』、そしてその中間体を『水上葉』と言います。

一般的にショップで販売されている水草は水上用と思われます。そのため自分の家の水槽に入れると葉っぱが茶色く変色し始め、次第に落ちていくと言う現象が観られます。
水上葉から水中葉への変異しかかりを購入して来たからです。

上の写真のように、余った水草を水に浮かべてあるいは植え込んでから水に沈めて外に出しておくと、その節から新芽を展開します。
そう、『水上葉』です。

■水草の種類

水草の種類には【浮き草】・【有茎水草】・【ロゼット状水草】・【モス(水苔)】があります。
ロゼット状とは、有茎の真逆で芯を立たせていないホウレンソウのような形状のこと。
有茎には、上で述べたような3つの形態があり、変態可能な種と不可能な種があります。
水槽などの水面から頭を出しても伸びていく種は、変態可能と見ていいでしょう。

→詳しくは、水草データベース

■水草育成に必要なもの

水草を育てるためには、【光】・【水】・【栄養素】・【酸素と二酸化炭素】・【循環境を作るための微生物】。
→詳しくは、専用のページがありますのでご覧ください。

光にも有効な光と有害な光があり、与えれば良いというものではありません。
水にも水質があり、合わないと溶ける要因となります。温度にも気をつけなければならない種もあります。
高度なものだと、強い光(60cm水槽で20w×3本以上)と二酸化炭素の供給が必須になるものも。
手付かずが理想的ですが、そう簡単にもいきません。比較的簡易的に行うために、メンテナンスを減らすために、バクテリアの活躍が期待されます。
参照データ:光の特性

■水草の植え方

通常、水草はウールや鉛の板に巻かれたものが売られていると思います。
このままでは根元が窮屈になってしまうので、それらから外します。
気を付けなければならないのが、貝やミズメイガの幼虫が付いていないかの確認です。
特に貝は一度水槽内に入れば、またビオトープのように屋外であっても育ち繁殖し続けます。
一般的には手で洗うのですが、それだけでは見つけることは困難です。
そこで検疫にかけます。
大きくなくても良いので、水草が入る程度の深さの容器を用意します。
しばらくここに入れ、様子を伺います。
貝の卵や害虫の幼虫が付着していれば、発生してくるので、コレを排除します。
排除の方法については、貝のページの下を見てね☆
手だと難しいのでホイホイか薬剤を使用するのがベストだと思います。
ただ、薬剤が付着した水草がエビがいる水槽に入れば死に至らせる危険性もあるためお勧めは致しません!!

安心できる状態になったら、入れるべき水槽に入れることになりますが、その前に。
よ〜く水洗いをした後に、枯れかかった葉っぱなどを取り除きます。
有茎水草の多くは茎の先端をカットすると脇芽が出てきて逆三角形にすることができます。
またカットした茎も植えれば増やすことに繋がります。
ただ根っこが張っていないと、特にコリドラスの様に底床をかき混ぜてしまう生体がいる場合には、すぐに穿り返されてしまうために、とりあえずは鉛などで巻いて沈めておいたほうが無難です。

植えるときには、底床が5cmくらいの厚みがあればそのまま、薄ければ斜めあるいは20°位の角度で挿すと安定します。 ただし、底床が砂だと軽くてすぐに浮いてしまうので重りがあれば安定はします。

■浮き草の増やし方について

ホテイ草は次から次へとランナー状に新芽を展開していく浮き草です。適度に間引きましょう。

また、ルドウィジア(フローティングプラント)は、有茎水草の一種ですが、浮かせておいたほうが成長は早く、
葉っぱも大きくなります。根っこの成長も浮かせたほうが早いです。
成長が早い分、落ちた葉っぱが水槽を汚す原因になるため、ビオトープ向きといえます。
水上葉も簡単に展開し、土を被せておくと根っこを伸ばしているのが良くわかります。

ドワーフフロッグビットは、気温、水温が高いと水槽前面を覆いつくすほどの浮き草です。
勝手に子株を増やして切り離して増えていきます。
これも適度に間引かないと、光を覆ってしまい、水中の水草の生長を抑制してしまいます。

気上葉※


■水草の増やし方1

【樹勢向上】
有茎水草は上記でも述べたように、水に浮かべて太陽光を与えておけば勝手に新芽を出してくれます。
一度気上葉にした方が勢いがあります。
(例)ロタラ、ルドウィジア、アラグアイア・レッドシャープリーフなど
(例外)カバンボリスのしっぽなどの抽水植物。挿し芽で増やすことは可能

磁石で沈めた水草の成長-1 磁石で沈めた水草の成長-2 磁石で沈めた水草の成長-3

アヌビスナナの増やし方】
脇芽が出てくるので、それを石などに巻きつけておけば勝手に大きくなってくれます。
ただし成長があまり早くないので、髭状のコケには注意が必要です。


【ランナーを伸ばす水草の増やし方】
ランナーを切ってあげることで始めて独立栄養形態(※)をとることが出来ます。
※独立栄養形態とは、自ら栄養素を吸収し、繁殖することが出来る状態をいう。
母体が作ったエネルギーを子株にランナーを通して運び、子株はそれを元に成長しています。
(例)チェーンアマゾン、スクリューバネリアなど







←ウォータークローバーも水上に葉っぱを浮かせるがランナーで伸びている。適当にランナーをカットして植えておけばどんどん新芽を出していく。







【ミクロソリウムのように葉っぱの先から新芽(株)を展開する水草】
その新芽を切り取って石などに巻きつけていけばどんどん増えていきます。

ウイローモスの増やし方】
何もしなくても環境さえ揃っていれば勝手に増えてくれます。
活着させる場合は、一度活着して伸びてきたところで五部刈りにしてあげます。すると脇芽が出てキレになります。

【リシアの増やし方】
元々が浮き草のために、CO2添加と強めの光量が必要ですが、浮かせておけば勝手に増えてくれます。

【勝手に増える浮き草】
アマゾンフロッグピッドという水草がある。
勝手に増えていくことでも有名だ。
増える浮き草 アマゾンフロッグピッドの上面

増える浮き草 アマゾンフロッグピッドの下面

これをタブレットにしたいのであれば、タブレット生成法をご覧ください。
捨てるだけではもったいないので、エサにリサイクルしてしまいましょう。


■水草の増やし方2

【ピンチ】
適度な丈に合わせる為に、茎をカットすること。脇芽が出てくる。
別名というか正式にはトリミングと呼ぶ。

【挿し芽】
ピンチした先端側(根っこのない方を)直接土に挿すこと。根っこはそのうち生えてくる。

【差し戻し】
ピンチして挿し芽をするが、元の株(根っこのあるほう)は捨てること。
下っ端が黄色く痩せてしまっている場合に効果的。


■水草水槽のレイアウト

私はコレに関して完全に音痴です。
レイアウトのコツは3角形を作ること!とよく言われていますが、実際によくできたレイアウトを見ると確かにそれは出来ています。
何をモデルに作るか?それも楽しみの一つでしょう。
出来ることなら自己満足ではない自分を褒めてもらえるレイアウトにしたいものです。
当然、そのためには維持管理も大切です。
有茎水草は育ちが早いためレイアウトを維持するのが大変です。
ただ、それをこなしてこそ初めてレイアウトの価値が出てくるのではないでしょうか?

チャームのホームページにはレイアウト特集があります。参考にされてはどうでしょうか?
結構面白い傑作もありますよ。
また、リンク先でも参考になるものがたくさんありますので探されてみるのも良いでしょう。


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