植物にとって有効な光と有害な光
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植物にとって有効な光と有害な光があります。
高校レベルでもそれなりの事はやりますが、ここではもうちょっとステップアップした話をしたいと思います。
■植物はなぜ緑色なのか?
これは光合成の話でも述べてありますが、緑の光線が有害であるから。
吸収せずに反射するために緑色に見えているわけです。
※色が見える原理ってお解りですよね。色を持った光を弾くからですよ(⇒光の3原則)。
■植物にとって有効な光線とは?
450と640nmの波長の光である、『ファーレッド』と『ブルー』の光線です。
日の出・日の入り前後2時間に最も多く、太陽から照射されており、植物の成長促進効果があることから、葉菜類の栽培に用いられているようです。
これを『あけぼの効果』と言います。
なお、アクアリウムで用いられる水草育成用のライトにもこの原理が用いられており、自然環境と異なり、密閉された環境下である水槽内での生育を促進するために前後2時間づつという区切りはありません。
はっきりいって、『白昼光(一般的な室内用の蛍光灯)』とは違います。
単純に水槽内のカラーリング、コーディネイトで用いられるものではありません。
植物促進用あるいは上記の波長のものに限ります。
■有効な光線は波長だけの問題か?
そんなわけがないでしょう。
下の表を見て頂ければわかります。他にも重要なキーワードがありますね。
全て揃って初めて価値が出てきます。勘違いしないでくださいね。
| 見方 | 単位 | 単位の読み方 | 備考 |
| 光の量 | Lux | (ルックス) | どれだけ明るいか?光の範囲 |
| 光の強さ | J | (ジュール) | どれだけ強い光か? |
| 光の種類(波長) | nm | (ナノメートル) | どんな色なのか?どんな効果なのか? |
| 色温度 | K | (ケルビン) | どれだけ太陽光に近いのか? |
■有害な光線とは?
植物の成長を妨げる、害を与える光線、そのまんまですね。
先ほども述べたように、緑の光線の他にも紫外線が有名なところでしょうか?
植物に限った話ではなく、全ての生物に対して有害です。
故に殺菌、滅菌用として利用されているのです。
なお、紫外線は目で見ることが出来ない不可視光(見える光を可視光と言います)です。
UV(紫外線)ランプなど紫に染められたランプは、JIS(日本工業)規格に基づき、その着色が義務付けられています。
有害なランプは紫色に染めなさいって事です。
念のために述べておきますが、よくコンビニの入り口付近で見かける殺虫灯(光で虫を集めて電気で落とす鳥カゴ状のアレですね)のランプは紫外線ではありません。↑の理由からです。
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