フルーツ

ガーデニング

薔薇科
林檎 赤リンゴ、青リンゴと大雑把に分けてしまうと「???」って感じですが、 その品種も特性も、当然の如く管理方法も別物です。
【リンゴというか果樹類の特徴】
冬の寒さを一定温度と時間を経過することで『休眠』にはいります。動物でいうところの『冬眠』です。 この冬の時期には葉っぱがなく、当然光合成も出来ませんから、栽培と言う言葉は当てはまりません。 寒さに耐えるために、影響を受け易い葉っぱを落とし、『糖』を燃やして体を暖めます。 この耐えられる範囲の低温は、燃やすための『糖』の生成を促すため、 翌年の成長が促進され、その結果実が甘くなります。 非常に重要な時期になります。 また、暖冬のように冬の寒さが足りないと、この休眠が維持できずに花芽をつけるのが遅れてしまい、 結果的に実が取れない、または品質を下げる(=成熟しきれない)ことに繋がります。 夏が過ぎて秋になると気温は下がります。 この低温の温度と時間が実を赤付けることに貢献しています。 低温が足りないと、まだらあるいは日焼けの跡が残ってしまいます。 最近の『地球温暖化』の影響が見え隠れしてきました。 どうなってしまうんでしょうか? 一説では、2050年には、長野県や青森県など現在の生産地では栽培が難しくなり、 北海道でしか上手いものが作れなくなるようです。 長野県では、かんきつ類の栽培に切り替えなければならなくなりそうです。 それとは対照的に、九州の方では、ハウス栽培だった南国のフルーツが比較的作り易くなってきており、 炉地栽培に切り替わるのも時間の問題でしょう。
さて、本題ですが、リンゴ生産には欠かせないコーナーです。
【生産技術・栽培技術】
●他家受粉 目的については用語集で述べてあるためある程度省略しますが、 青リンゴの「王林」の場合、他の品種と受粉の必要性があります。 これをサクランボの様に人の手でやろうとすると、とんでもない重労働になります。 そのため、『蜂さん』が飛ぶことにより、受粉してもらいます。 樹の枝と枝の間隔はおよそ6mです。 それ以上は、蜂が飛べないため、受粉の効率が悪くなってしまいます。 ●摘果作業 春になって暖かくなってくると、花芽がつき始めます。 花が散ると子房が膨らんできて実が膨らんできます。 そこで摘果作業を行い、5本1組の花芽(実)を1つにしていきます。 その理由については、用語集の『頂芽優勢』で述べてあるため飛ばします。 ●袋掛け つがるの場合、そのワックス(表面のぬるぬるの果汁)を引き出すための、 ふじの場合、実の硬化を遅らせるための2重袋を掛けます。 なお、それぞれ反対に袋を掛けた事がありましたが、『専用のものを使うのが一番』と言う結果でした。 ●葉摘み作業 つがる(9月出荷)や千秋(10月出荷)は地球温暖化が進んでいる今でも必要ないと思いますが、 ふじ(11月出荷)の場合、成熟期の日長が短くなってきています。 そのため、葉っぱを透過して実に吸収される光の量が激減し、充分に赤付ききらないため (アントシアンに生成には光も必要)、葉っぱを摘みます。 ただし、実が付いている所の葉っぱは実に栄養素を送るための葉っぱであるため、 全部取ってしまうと実が成熟できません。 故に、実のところの葉っぱだけは2〜3枚残して、充分に光が実に当たるようにしなければなりません。 葉摘みが悪いと実に葉っぱの跡が残り、見かけが悪い=品質が低いという扱いになります。 ●玉回し 葉摘み作業とセットで行います。果枝(枝と実を繋いでいる小枝)が取れないように回して光を当てます。 色のばらつきがないようにしていきます。 ●剪定作業 夏と冬に剪定を目的に応じて行います。 夏の場合、樹勢を落とすために冬の剪定は樹勢を上げるために行います。 よって、枝を伸ばしたい場合は冬に、伸ばしたくない場合は夏に行います。 ■総評 1本の樹でも(脚立に乗ったり、降りたり)結構重労働です。 ↓クリックすると購入窓口が開きます。
リンゴの苗
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