ストーリー
近未来の日本。政府は解体され、地方自治体が半独立。国郡制連邦皇国となっていた。 外交・国防はトーキョーDCが一括して行うが、上州・武州・相州…といった旧県が、教育・経済・警察などを独自に行うのである。 |
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場面 | 主な舞台 | 場面とアクション | |
プロローグ |
平塚海岸にある豪邸 |
1 | 夜空を背景に浮かび上がる豪邸。庭を警備するこわそうなお兄さんたち。 犬の遠吠え。 と、後ろを駆け抜ける黒い影。その内の独りが警備のお兄さんの一人の後ろにしのびより、口をハンカチで押さえる。崩れ落ちるお兄さん。 もう一人が、気付いて銃を構える後ろから、ゴツン。気を失う。 顔を見合わせてにっこりピースするヤマキとフジコ。 |
2 | 豪邸の中。「いくよ」とサティ。エミ、インカムで本部と連絡をとる。「入ったわよ。」 | ||
3 | 本部。すぅがディスプレイを見ながら無線に答える。「オッケィ。5メートル直進して右」。イケちょんがコンピューターで豪邸内をサーチしている。 | ||
4 | 豪邸の中を進む乙女ちゃんず。インカムの指示に従って、地下の金庫室へ。 | ||
5 | 金庫室の前には誰もいない。 サティ「誰もいないね」 ヤマキ「よし、行っちゃおう」 エミ「待って。どう、すぅさん。大丈夫?」 |
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6 | 本部。無線で。 すぅ「キケンだよ。今、イケチョンが調査中。」 イケ「近くに突起とか植え込みとか、ない?壁に穴とか」 |
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7 | 金庫室前の光景。 エミ「壁はのっぺりしてる。赤外線は、しかけられてないみたいだけど…」 |
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8 | 本部。無線で。 イケ「む。ヤバイ。強行突破。急いで!」 |
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9 | 金庫室前。 エミ「強行突破。」 サティ「いけぇー」 と、フジコ、手榴弾でドアを爆破。爆縁の中にとびこむ乙女ちゃんず。 |
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10 | 本部。 すぅ「どうしたの。」 イケ「衛星から監視してたらしい。ガードマンが近づいている」 すぅ「すげ〜」 |
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11 | 金庫からブツを盗もうとしている乙女ちゃんず。ドアにガードマンがやってくる。ヤマキとフジコが防戦する。その間にエミが金庫を開けてサティがブツを盗み出す。 | ||
12 | 本部から無線で指示。 すぅ「カズトくん、準備OK?」 カズト(声)「スタンバイOK」 すぅ「トヨタン」 トヨタン(声)「OK」 すぅ「マサさん、アサヲッチ、行くよ」 |
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13 | 豪邸前。暗闇に光るヘッドライト。エンジンの音もたからかに、車(ミニ改造車)、豪邸の門を破ってつっこむ。そのまま、玄関から中に飛び込む。向うから、乙女ちゃんず、戦いながらかけてくる。車の天窓からマサさんとアサヲッチが飛び出し乙女ちゃんずを援護。ガードマンが銃を出してくる。 カズト「撤収!」 みんな車に乗り込む。改造車、煙幕を発して豪邸の廊下を直進。ガードマンたち、なぎ倒される。車2台、廊下から厨房へ。勝手口を突破して外へ。 改造車、裏庭を疾走。ななめに生えた松に片輪をのっけたまま、ジャンプ。塀を飛び越えて脱出。 |
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14 | 豪邸二階ベランダ。豪邸の主人が出てくる。後ろから、執事。 「旦那様…」 「わかっている。誰だ。」 「それが…」 「いそいで解析しなさい。」 「は…」 「報告せねば。」 |
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15 | 平塚海岸を疾走する改造車二台。 すぅ(声)「やつら衛星で見張ってるから、ごまかすの、わすれるなよ」 カズト「了解」 サティ「やったね。」 マサさん「やったっていうのか、あんなに騒いで。」 ヤマキ「でも、ブツは手に入れたしー」 サティ「いいんだよ、目的は達成された」 もう一台の車の中。 エミ「いそいで、帰ろ。」 フジコ、にこにこしてる。 トヨタンがハンドルを切って、 二台の車の疾走場面に戻る。そこでテーマ音楽。 |
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タイトル | 平塚付近の夜明けの景色 | の くノ一大作戦! | |
第一場 | 鳳海大学 | 1 | キャンパス内を走る電気自動車。校舎の一つの脇に停めて、日影知佳子が降りてくる。そのまま、エレベーターに乗りこむ。 エレベーターの外。停止階表示が4階まで上る。 鳳海大学3号館四のコレミツ先生の研究室。 |