何時ともしれないトキ。日本政府は解体され、地方自治体が半独立。国郡制連邦皇国となっていた。
外交・国防はトーキョーDCが一括して行うが、上州・武州・相州…といった旧県が、教育・経済・警察などを独自に行うのである。 |
展 開 |
主な舞台 |
場面とアクション |
プロローグ
アクション・シーンT |
トーキョーDC
Odaibaカジノ
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カジノの場面。ルーレットだのなんだののおなじみの場面。
その中に初老の紳士(ちゃむ)。
また老婆(てんこ)。
悪役の男A(役人未定)がアタッシュケースを持って登場。
初老の紳士の目が悪役の男Aを追う。
老婆の目がひかる。
悪人の男Aが別の男Bと何かしている。
奥の方から悲鳴とガシャンという音。
はっとする男たち、
男Bが逃げる。
初老の紳士がバッと動く。
男Bをこけさせる。かぶりものがとれる。
老婆もバッと動く。
たちあがった男Bを蹴り上げる。
かぶりものがとれる。
ちゃむとてんこが颯爽と現れる。
男Aが何かわめくと、こわいお兄さんがマシンガンをもってあらわれる。
ちゃむとてんこ、散会。
打ち放たれる機関銃。
シャンデリアにぶらさがってこわいお兄さんを蹴りたおすちゃむ。
ステンレス製特殊トランプを投げてマシンガンを打ち落とすてんこ。
などなど、ここから香港風アクション少々。 |
街を疾走してくるトーキョーDC警察のパトカー。
カジノになだれこむ警察。
いつもの刑事二人組もいる。
応戦するこわいお兄さんたち。
悪役の男Aに迫るちゃむとてんこ。
悪役の男A、ちゃむとてんこにぶったたかれて、アタッシュケースを奪われる。
警察とこわいお兄さんたちの戦う上をターザン風に去る。
それをみつけて騒ぐ、いつもの刑事。
ちゃむ&てんこ、三菱のオープンカーに乗って逃走。
見送りながら歯軋りするいつもの刑事(銭形警部風に) |
タイトル
中継ぎ場面 |
レインボーブリッジ、
湾岸線から
アクアライン |
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三菱の車で走るちゃむとてんこ(以後C&T)。
(セリフあり:源さんと今回の任務の話題)
ちゃむ「へへ〜ん、楽勝、楽勝」
てんこ「なんなのぉ? このケースの中身。」
ちゃむ「なんかのソフトだってよ」
てんこ「それは知ってるけどぉ…。どんなソフトなの?」
ちゃむ「さあねー。それはわたしたちの知ったことじゃないわよ」
そこに、二人を見て並走する軽薄そうな男をのせた車。
アクセルをふむちゃむ。とりのこされる男の車 |
東京湾うみほたる |
〈ほたる〉で仲間にアタッシュケースを渡す。
(「仲間」はゲストキャラで、大岡昇平研究のカレにしよっかな) |
関越自動車道 |
「仲間」の車が走る。
あとをつけるあやしい車。
インターを降りて少しのところで「仲間」の車が数台の車にかこまれて停車。
襲われてアタッシュケースが奪われる。
そこに登場する悪組織の男C。さきほどのあやしげな車から降りてくる。
銃撃戦少々、アタッシュケースは男Cによって持ち去られる。 |
説明的場面 |
トーキョーDC警察署 |
部長に叱られるいつもの刑事。(叱る内容でC&Tについての基礎説明) |
上州、C&Tの棲家 |
源さんから指令をうけるC&T
「奪ったアタッシュケースが行方不明になったので探索しとりもどすこと。」 |
事件の発端 |
相州首都ヒラツカ |
殺人事件。男Aの死体。
みゆ&りあ、事件担当の捜査官として登場。ねむは検死官で。
上層部からの圧力。一路署長の反骨。
調べてゆくうちに冒頭場面と関連づけられてくる。
アタッシュケースをめぐる殺人事件となる。 |
事件の展開 |
トーキョーDC
相州
上州 |
みゆ&りあ・C&T・悪組織の三者の〈アタッシュケースの中身〉をめぐるおっかけっこ。
いつもの刑事の介入でますますややこしく。
そのドタバタをおう「トーキョーポスト」の記者たち。
(この間に「かも川」での会話や相州警察署の場面などをいれる)
(記者をどなりつけたりアドバイスしたりする編集長など、おきまりの展開)
(さりげなく、上州の農村で畑仕事している源さんがチラリ)
(C&Tとみゆ&りあのスレチガイ)
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相州首都平塚
相州警察本庁舎となり
ショットバー「かもがわ」 |
ちゃむ、相州警察に探りをいれるため、ショットバー「かもがわ」に男装で潜入。 ポケットからバラを取って、飲みに来ていた婦警のきよさまの髪に。
ちゃむ「失礼、お嬢さん。
このバラが、あなたの髪を飾りたいといっていたので」
きよこおびえつつ、あっというまに落とされる。
ちゃむ「信じられないな、こんな可憐な人が警察官だなんて・・・
君の心を盗もうとする盗賊は、いないの?」
口説くうちに手もでて、
ちゃむ「良いではないか 良いではないか」
きよこ「あれ〜ご無体な〜〜(←妙にエコーがかかる)」
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トーキョーDC
DC警察本庁舎となり
ビストロ食堂「常磐松」
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一方、てんこ、いつもの刑事を悩殺・惑乱させる。
ドレスの胸の間からハンカチをとって
てんこ「ごめんなさい、お兄さん。
このハンカチがあなたの膝にのりたいっていうから」
いつもの刑事(甲)思わずひく。
てんこ「信じられないわ。こんな安いスーツ、油よごれは落ちないのよ」
と、膝に手をのせる。
てんこ「良いではないか 良いではないか」
いつもの刑事(甲)「あれ〜ご無体な〜〜(←妙にエコーがかかる)」 |
アクション・シーンU |
相州首都。 |
ちゃむ&てんこVS悪組織のバトルに相州警察の乱入。
(カーチエイスー国道1号線)
てんこ、悪組織に捕まる。
ちゃむ相州警察に逮捕される。 |
主人公の危機 |
相州、悪役のアジト |
てんこ、悪役に捕まっていたぶられる。 |
助っ人の登場 |
相州警察署 |
ちゃむ、相州警察で尋問。
ちゃむに落とされた婦警きよこが活躍。
推理・謎解きシーン
本当の悪役の正体がわかる。
事件の全貌。相州と上州の関八州をめぐる利権争いが背後にあることが判明。
それぞれの州の高官が事件に関与。
〈アタッシュケースの中身〉がその必須アイテム |
みゆ&りあ、ちゃむ&てんこに加勢。いつもの刑事も加わって、いざ出発。
(太陽にほえろかGメン75か、というノリ。「死して屍拾うもの無し」)
ものかげからそっとちゃむを見送る婦警きよこ。 |
決 戦 |
相州、悪役のアジト |
ちゃむ、てんこを救出に敵アジトへ。
てんこ、いよいよ悪役に犯されそうという寸前、
赤い風車がヒュンと突き刺さる。
悪役「だ、誰だ!」
C「悪い、待たせた」
てんこ「おそいぃ〜」
C「言うこと一つだけきいてあげる」
T「じゃ、デニーズのキャラメルハニーパンケーキね」
C「オッケー、その前にこの人達片付ないとね」
と、ちゃむ、愛用の刀、小松五郎義兼をするりと抜く。
悪役「者ども、狼藉者だぁ! であえ、であえ〜」
と、冒頭でも登場したこわいお兄さんたち、ふたたびマシンガンをもって集まる。
尺八のひょ〜
琵琶のべららん
キメポーズに浮かぶC&T T「あるときはカジノの老女」 C「またあるきはかもがわの男装の麗人」 ・・・ T「純嬢可憐な乙女が二人」 C「何の因果かマッポの手先」 T「小さなハートがチクチクしちゃうvv」 C「音に聞こえた上州のゲンサンズ・エンジェルとは・・・」 C&T「あたしたちのことよ!」(効果音・ジャーン&決めポーズ) T「さあ、月に代わって、お仕置きヨ!vv」
ト、キメぜりふよろしくあって、 |
廊下。ニヤニヤしてキメぜりふを聞いているみゆ。
最後にぷっと吹き出す。
いつもの刑事(甲)「ええい、じれったい。いくぞ!」
廊下待機班部屋に突入。 |
関係者総出で火山蒿的アクション+東映時代劇風立ち廻り。
アタッシュケースがあっちいったり、こっちいったり。
ジャッキーチェン的くすぐりあり。
大騒動の中、関八州火付盗賊改方がのりつける。
源さん「火盗改めであ〜る! 神妙に縛に付けい!」 |
解 決・
エンドロール |
相州、湘南海岸
(相模川河口) |
最後に笑う者……みゆ
海に投げ捨てられる〈アタッシュケースの中身=CD−ROM〉
最後の台詞
りあ「みゆさん、いいんですか?」
みゆ「いいのよ。こんなもの、ないほうが」
―クレジット・流れる。女性ヴォーカル曲の主題歌。
エンド・マークに重ねて
C&T(声のみ)「ばっきゃろ〜」 |
予告編 |
第3版(9月1日改訂) |
ー2ー←クリック
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日本にやってきた某国きりん王女をねらう影。
ちゃむ&てんこ、相州警察、テロ軍団に
いつもの刑事も加わって
ハワイからヨコハマ、トーキョー、玉村、
そして相州、鳳海大学の広大なキャンパスにくりひろげられるドタバタアクション! |