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部屋に居たら頭がぼーっとしてしまいました。
雨だったので天気のせいか、食べ過ぎか、寝過ぎか、はたまた五月の病か・・・。
どうもやる気が起きません。
目前に何の楽しみも無いからかしらん・・・。

オトナの世界?

(5月21日)
惟光さまだけ
横浜で遊んできて、ずる〜ぃ。
日影ちゃん、どっか行かない?
日溜日記:5月4日更新
お仕事、おつかれさまでした。

? どうしたの? つかれた?
うん。ちょっとオトナの世界を見てきたような…
オトナの世界って?
印刷会社さんで校正してきたんだけどね。
会社のみなさんの働いている横で、ゲラ(校正用プリント)のチェックしてたんだけどさ。
会社のみなさんの働きぶりをみていると、ああ、大学って長閑だなあ……なんてね。
そうですか? 先生はともかく、ほかの先生方は忙しそうですけど。
もちろん、職場としての大学っていうのも真剣勝負の世界だよ。
でもね、企業として社会とナマに密着して働く現場ってのも、真剣さのパワーがすごいよね。
卒業生たちも、そういう現場で働いているんだなあ、と思うと、なんか…ね。
ふうーん…
ぼくらの仕事って、教室はなれたところでは、原稿書いて雑誌や書籍として世の中に出してるでしょ。書いてから世にでるまでの間にいろんな人々が関わっているわけだよね。原稿を編集してくれる人がいる、版下を作ってくれる人がいる、製本してくれる人がいる、取次ぎしてくれる人がいる。
出版社、印刷所、書店…
それらの人々は、ぼくらのために一生懸命いいものを作ろうとしてくれてるわけでしょ。
でもね、普段ぼくらがみるのは自分の書いた原稿とゲラでしょ。つい、ゲラのむこうの人々のこと、忘れちゃうんだよね。
それって、先生だけじゃない?
かもね。
でも、どう? 普段、身の回りにあるさまざまなものや出来事の向うにどれだけの人が働いているか、意識してる? そこのテーブルの上にある食品が、そこにあるまでにどれだけの人の仕事がかかわってるか、意識してる? そしてそこにかかわった人々、それぞれに家庭があり、生活があるってことまで考えてる?
いや、そこまでは…
そういわれると…
たまに、自分の仕事と結びついていながら、普段身をおくことのない世界に行くと、自分の世界が自分だけのものではないという当たり前のことを確認できるんだよね。
そうでしょうね。
でもね、大学ってところ、一年サイクルで同じようなパターンで動くところだから、
会社や店舗のように時々刻々変化のある職場じゃないから長閑に感じるんだろうな。
けっこう時間にルーズだったり。
会社や店舗の時間に即応できる人材を育てなければ。
まずは、先生がしっかりしなきゃ。
頼まれた原稿のシメキリすぎてるでしょ。
ぎくっ(・・;)
ネットで遊んでないでお仕事しなさーい!
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