◇道具の時代の戦術
道具の時代に利用可能なユニットは棍棒戦士(斧戦士)、原始弓射手、斥候、投石兵、偵察船である。道具の時代は他に比べ、短期間で終わるため、メインにする必要はない。次の青銅の時代につながる戦い方が理想である。青銅に行けないようなときはここで勝負をかけることもある。相手の町の人をどれだけ殺せるかが成功と失敗の分け目なので石の時代に相手の木こり場などが把握できていれば理想的。道具の時代で本気に戦って青銅に入るのが遅れる場合、敵の後衛などによる青銅兵で即死するという恐れがある危険性の高い戦術である。はっきり言ってあまり好まれず。印象も悪い。

・斧(棍棒戦士)ラッシュ(斧、棍棒R)
先手をとるには最適の戦術。棍棒戦士は石の時代から生産可能なため、道具入りと同時に戦力投入が可能。石の時代に棍棒戦士で戦うこともできるが、町の人とあまり性能差がないため費用対効果はかなり悪い。町の人の攻撃力が3であるため、歩兵鎧の研究を行えば町の人に対して非常に強力になる。ただ攻撃力は弱いため、武器の研究もセットで行うべきだろう。相手の建設阻止や場所争いに1〜3体使うのも効果的。具体的には戦士小屋を道具押しと同時に1〜3建て、棍棒戦士を生産し続ける。道具入りと同時に鎧、武器のアップグレード、斧戦士へのアップグレードを行い、敵陣に送りこむ。どれだけ上手い人でもノーダメージで対応するのは不可能な戦術であることは間違いない。対応するには原始弓や物見やぐらを使いながら逃げ回るしかないだろう。

・投石兵ラッシュ(スリンガーR)
ここ数年になって流行った戦術。物見やぐらに関係なく攻めることができる。石の採掘を研究することで原始弓と同じ攻撃力得る。攻撃力を上げて10以上そろえると道具の時代ではほぼ無敵と思われる。ただ相手が青銅に入って騎兵やラクダを出されると非常にもろいことも事実。原始弓もまぜてラクダに対応するという手もある。そろった道具戦術ではもっとも強いと思われる

・原始弓ラッシュ(原始R)
以前は流行していた道具ラッシュだが投石兵の流行により、すっかり影が薄くなってしまった戦術。原始弓を数体そろえれば投石兵さえいなければ最強なので、やるなら正面からでなく横から奇襲で行うと良いだろう。鎧をつければラクダ相手でも案外よく戦う。

・斥候ラッシュ(斥候R)
相手に与える印象は最悪。ユニット自体は強くないのでひたすら守りの薄い町の人をHit&Awayで倒すというねちっこい戦術である。恨みを買うため、日常的にやっているとおそらくろくなことがないと思われる。おすすめしない。

・偵察船ラッシュ
川マップや海戦では日常的に行われる戦闘。川を制圧できれば沿岸から荒らし回ることができる。道具の陸兵では対応できないため、沿岸に資源がある場合など大ダメージを食らわざるをえないだろう。ヒッタイト、ミノア等では特に良い戦術といえる。

・物見やぐらラッシュ(タワーR)
一時期自粛ムードになるほどの破壊力があった。相手の資源や町の中心にタワーを建ててしまうという戦術。ローマがやると数が凶悪。ただし、投石兵2体でタワー1本を破壊できることが知られてからは以前より用いられない&使えない戦術となった。


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