基本戦略進化 |
◇目的 基本戦略というと曖昧な定義となるが、名のとおり基本とする戦略である。道具の時代以降、軍を出すことも内政に走ることも、海戦を行うことも、すべての場合に対応することができる進化であり、戦略としてはもっとも汎用性が高い。 ◇基本の戦略 基本戦略は一番多い進化パターンをもって基本とする。現行の流れとしては9分道具押し14、5分青銅入りという流れが一番良く見られる。この中で相手より一歩上をとることで勝利を狙う。そのターゲットは時間に置くか進化の太さに置くかがあるが、マップにあわせて選択する。 ◇石の時代 安定して9分前後に道具押しをするためにはある程度食料採取に重きを置いた進化を心がけなければならない。経験上一番やりやすいのは最初の苺→森に貯蔵庫→食料採取→港→食料採取といった流れだ。港が1個でも途切れなく漁船を生産すればまずまずの数は確保できる。川などでは魚がいるところに1個港を追加するなども有効だろう。道具押し後は地形にあわせて海戦、陸戦の準備を行う。 ◇道具の時代 この時代のつなぎ方が強者と弱者を分けるもっとも大きな点だと個人的には思っている。まず第一に道具の生産と進化の優先のタイミング。これは船にも道具兵にも言えることだ。この見極めができる、というよりできることならば道具は最低限で終わらせて青銅に行くべきで、戦況と自分のペースを崩されないバランスを見切ることが非常に重要だ。次に大きなポイントとなるのは食糧生産の切り替えである。多くのプレイヤーに見られるのは青銅に入っる前後から食料の供給ができなくなる問題である。多少の無理をしてでも畑を3〜4枚張ることができれば大きく違うだろう。また、勢いまかせに軍を出すタイプのプレイヤーはここを漁船でつないでいる場合が多い。この場合船にまわりこまれたときなどに大きなダメージとなるため、安全な海、川がある場合を除き、畑以外は信用しないほうが良いだろう。市場の研究は木こりの研究を第一に、もう1ついずれかを研究できれば良いだろう。 ◇青銅の時代 市場の研究の流れは車輪→木こり2段である。ほかは押せる時に押せばよい。とは言ったものの早ければ早いほうが良いのは間違いない。ローマなどの文明をのぞき騎兵、ラクダの文明は小屋2〜3、弓文明なら4〜5個の小屋をまわす必要がある。川は場合による。陸兵をつくっておくことは軍がなくて即死という事態は避けられるため間違いはない。内政を進めながら鉄に行くことも頭に入れておかなければならない。逆に、死なない程度の兵を出しつつ内政重視で鉄勝負をかけるという選択肢もある。 ◇結言 一番多く使われるタイプの戦略であるが、選択肢が広い分状況把握、戦術の幅が問われる。特に青銅で決まる展開多い最近の流れでは道具の時代のすごし方が非常に重要である。つけこまれる隙をつくらないことが重要だ。 |