◇青銅の時代の戦術
青銅の時代に利用可能なユニットは戦車兵、騎兵、ラクダ騎兵、戦闘弓射手、戦車射手、青銅剣戦士、歩兵、兵船、軽投石機である。青銅の時代はそれまでの時代にくらべ強力なユニットの生産、内政拡大が可能であるため戦いのメインになっている。全体的に15分〜30分あたりが青銅の時代となる。

・ラクダ騎兵、騎兵ラッシュ
ラクダ騎兵と騎兵は青銅の時代に入ると同時に利用可能なユニットである。そのため、先手を取る場合に非常によく使われるユニットである。ペルシアやカルタゴなどはこれを主力に使っていくことになるだろう。HPや機動力が高く、守る側にとっては非常にやっかいなユニットである。青銅に入ると同時に騎兵育成所で生産し、相手の内政を荒らす、町の人を狩ると良いだろう。そのコストの高さ故か、青銅中期以降の戦いはやや苦しい。弓がそろってしまうと運用がなかなか難しい。また、視界が狭い。斥候を活用すると使いやすいだろう。武器の研究や貴族階級の研究をすると弓相手でもいい戦いができるようになるだろう。しかし壁などで機動力が生かせない時にかなり苦しい戦いをすることになるだろう。

・戦車兵、戦車弓ラッシュ
木がメインのためコストも安く人気の高い戦術である。戦車兵は近接系ユニットとしてはHPがやや低いため、ユニット同士の戦いではあまり強くない。こまめな研究と数が必要だろう。エジプトでは戦車兵が騎兵並に強いので生産体制がそろうと非常に強い。戦車射手は弓としてはまずまずHPがあり、機動力もある上弓ユニットなので非常に扱いやすい。投石機との組み合わせでなかなか強い編成ができるだろう。

・戦闘弓ラッシュ
青銅の弓系で最高の攻撃力を戦闘弓射手を利用する戦術である。ミノアの戦闘弓ラッシュは青銅トップクラスの強さを誇るだろう。そろったときの攻撃力は大きな物だが、生産開始が遅いこと、HPが低いことなどが弱点となる。生産しはじめると楽に数がだせるので弓相手にはかなり強い。騎兵やエジプト戦車対策に鎧の研究をしておくとかなり戦闘が楽だろう。タワーと投石の組み合わせにやや苦戦する。防御にも非常に有効なユニットである。単体での戦力は弱いので数を出すこと。

・剣士ラッシュ
斧戦士→短剣戦士→青銅剣戦士と研究して使う。はっきり言って使えない戦術だと思う。機動力があまりなくHPも高くないのでいまいち弓相手に分が悪い。斧ラッシュからそのままつなげて行く形としてはかなり強いだろう。張り付けば建物も案外破壊できる。騎兵に弱いというのもかなり痛い。もし使うとすれば研究をこまめに行うことと、サポート役に何かもう1兵種つけたい。

・歩兵ラッシュ
歩兵はダントツのステータスを誇る。近接戦では無敵だろう。が、弓相手にとことん弱い。機動力がないため弓ユニットに到達する前に倒れてしまうだろう。 HPの高いカルタゴ歩兵でも同じである。相手が騎兵、ラクダ、戦車兵を主体とした編成ならば効果は高い。必要があれば出す程度でいいだろう。マケドニアの歩兵ラッシュだけは別物。盾の研究を行うことで弱点がほぼない青銅の万能ユニットとなる。ラクダ主体の編成を攻撃するときなどは非常に良い。なかなか使い方の難しい戦術だろう。

・兵船ラッシュ
水上ユニットとはいえ、青銅のユニットの中でかなりの強さを誇る。川マップでは兵船の使い方でかなり戦況が変化するだろう。数体集まれば見張り台も折ることができる。水上ユニットであるが故、完全に主力とはなれないが、相手の内政にまわりこんで邪魔をする、浅瀬の防衛、沿岸確保や上陸支援に力を発揮するだろう。海戦などではどちらが兵船にアップグレードできるかのスピードが勝敗を分けることが多い。サブユニットとして使えるようにしておくと戦術の幅が広がるだろう。

・軽投石ラッシュ
攻撃速度、移動速度が非常に悪く、単体ではほぼ使い物にならない。弓ユニットと組み合わせて使うのが一番オーソドックスだろう。弓ユニットを倒す時に攻撃力が生きてくる。戦闘弓などは一撃で即死する。タワーと組み合わせて防御に使うのもかなり有効。建物の破壊が他に比べものすごく早いため、敵の前線や敵陣を更地にするときには必須だろう。

・タワーラッシュ(TR)
見張り台を使用する。ローマで広く使われる戦術。前線の防御や丘や浅瀬などの視界確保、沿岸にタワーを並べることで兵船の接近をある程度防ぐことができる。また、敵陣の制圧や敵前線の小屋を抑えるのにも良い。組み合わせることで絶大な安定感をえることが出来る。

back to top