国立駅

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国立駅
南口駅舎(2008年4月)
南口駅舎(2008年4月)
くにたち - Kunitachi
所在地 東京都国立市北一丁目14
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 クチ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
54,872人/日(降車客含まず)
-2007年-
開業年月日 1926年(大正15年)4月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 中央本線
キロ程 34.5km(東京起点)
?西国分寺 (1.7km)
(3.0km) 立川?
所属路線 武蔵野線国立支線
(分岐のみ・定期旅客列車停車なし)
キロ程 5.0km(JR貨物・新小平起点)
?新小平 (5.0km)
備考 みどりの窓口
連続立体交差化工事実施中
国立支線はJR東日本が第1種鉄道事業者であるが、同社では営業キロを設定していない。第2種鉄道事業者である日本貨物鉄道(JR貨物)のみ営業キロを設定している。
旧南口駅舎(2006年10月10日)
北口駅舎
航空写真。上部に駅、その下に放射状に伸びる道路や一橋大学が見える。国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を元に作成。

国立駅(くにたちえき)は、東京都国立市北一丁目にある東日本旅客鉄道(JR東日本)中央線

中央本線と武蔵野線の貨物支線(国立支線)が合流する。

駅構造 [編集]

2009年1月現在、中央線連続立体交差事業中のため、上りが築堤上の仮設島式ホームの片面を使用した1面1線、下りが高架上の新設単式ホーム1面1線の計2面2線構造の高架駅となっている。当駅東方から単線の国立支線が分岐している。

改札は南口・北口ともに地上にあり、改札内通路でつながっている。上りホームへは階段エレベーターを使用する。

南口は仮設駅舎となっており、旧南口駅舎のあった場所より西側にある。南北をつなぐ仮設通路はさらに西に移動したために南口からは30mほど、北口からは50mほど通路を歩くことになる。

三角屋根の旧南口駅舎は、中央線三鷹 - 立川間の連続立体交差事業で取り壊されることとなり、2006年10月10日から12月にかけて解体作業が行われた。主要部材は、立体化事業完了時に再建が可能なように国立市で保存されている。

立体交差事業前は島式と単式の2面3線で、下りが単式、他に鉄道総合技術研究所用の授受線、通称「総研線」が1線があった。そのうち3番線は主に国立支線方向に向かう列車の待避に使用され、上り方一部を除いて柵が設けられていた。3番線と総研線を横断する警報器のない構内踏切が北口改札横につながっており、朝ラッシュ時のみ使用された。

鉄道総合技術研究所へ通じる線路は駅北側にあったが、2004年に廃止されている。そのため、事業完了後は2面3線となり、総研線は設置されず、跡地は国立市が緑道として整備する計画である。

2009年1月11日に下り(1番線)が高架へ切り替えられた。新設高架ホームではエレベーターに加えてエスカレータが新たに整備されている。

南北の自由通路はなく、駅より東側の道路を迂回するか、入場券を購入しての構内通り抜けが本来ではあるが、改札口の有人通路に通り抜け無料の「通行証」が準備され、これを改札係員より借りれば自由に構内を通り抜けできるようになっている(後述)。

のりば(2009年1月現在) [編集]

1 中央線(快速) 立川八王子高尾方面
2 中央線(快速) 新宿東京方面
  • 早朝・深夜には東京駅発着の中央線各駅停車、中央・総武緩行線直通の各駅停車も運転される。

設備 [編集]

仮設駅舎であるため、最低限の施設のみとなっている。工事中で位置の変更があるため通路等のものは単に「改札内」と記載する。

駅舎移転問題 [編集]

旧南口駅舎は現存当時、原宿駅に次いで東京都内で二番目に古い木造建築駅舎であり、その美しさは、国立駅が関東の駅百選に選出された理由ともなった。選出は解体後も取り消されていない。

当駅が中央線の立体交差化事業に伴い工事範囲に入るため、その駅舎を移転または撤去する必要が発生した。国立市はJRによる鉄道遺産としての保存を希望したが、JR東日本が拒否したことで、国立市による保存か撤去の選択を求めた。また連続立体交差事業の一環としてその費用で保存する要望も、事業主体である東京都に拒否されている。

これに対して国立市は、独自費用で駅舎を曳き家により工事範囲から移転して仮保存を行い、立体化工事終了後に再度曳き家により元の場所で保存する計画を立てた。しかし、費用負担の問題で議会と対立し、予算案が正式に否決されるに至った。

国立市はなおも保存の方法を探っていたが、工事のタイムリミットに近づいたため、妥協案として解体保存し、立体化工事終了後に復元することとなった。なお駅舎の防火等の法的問題のため、一度解体すると現地での復元ができなくなるため、2006年10月26日に文化財の指定を行い、法がかからないようにしている。

2006年10月8日に旧駅舎の使用を終了し、10月10日よりJRにより復元可能な状態に解体され、市の費用で保存されている。工事終了後、国立市では元の場所、あるいはその付近に復元することを計画している。しかし、南北通過道路と駅前広場の関係で、通過道路整備の状況によっては南北通過車両を現状通り駅前広場に流さざるを得ず、また、市が保存用地を取得あるいは借用する必要があり、詳細はまとまっていない。

利用状況 [編集]

  • 2007年度の1日平均乗車人員は54,872人である。

南口 [編集]

駅前ロータリーを起点に、大学通りが南に、富士見通りが西南に、旭通りが東南に、それぞれまっすぐ放射状に伸びている。それぞれの通りの直線区間の長さはおよそ1.8km、1.3km、0.7kmである。これらの道路は、上空から見ると正面から見た旧駅舎の輪郭となぞらえた形状になっている。これらのうち、大学通りが東京都道146号国立停車場谷保線に、富士見通り駅寄り約370mと旭通りが東京都道145号立川国分寺線に指定されている。いずれの通りも若者向けなどの商店が多く立ち並び、また路線バスが頻繁に通っている。特に大学通りのこの部分は幅員が全体で40m以上あり、車道歩道自転車道緑地帯が画然と分けられている。緑地帯はサクライチョウが交互に植わった並木道である。

それ以外の街路はほぼ東西、南北の格子状であり、一方通行が多い。大学通りを南に進むと、南武線谷保駅に出る。

大学通りの両脇に一橋大学のキャンパスがあるなど、教育施設は多い。

2009年1月11日よりホームは全面禁煙となった。