17歳から習い始めた生け花を結婚して家庭でいけ花教室としてスタートしたのが35歳頃でした。 以来、嵯峨御流という伝統的いけ花を勉強・研究しながら教えていましたが、1984年にフラワーアーティスト育成協会（欧風生け花）の設立主旨に感銘を受け、以来恩師である辻井康雄先生の下、今日までフラワーアーティスト育成協会の普及に努めて参りました。 私55歳の年に全国技能グランプリで第一位内閣総理大臣賞を受賞いたしましたのは、過去最高齢という記録までついての受賞で、その年、テレビで「主婦からフラワーデザイナーになった武さんの１日」と題してドキュメントで放映されました。 日本古来からの「いけ花」の洗練された美しさに、欧米で育ったフラワーデザインの長所を取り入れた「欧風いけ花」を発展させ、「暮らしに花を」をモットーに取り組んで参りました。 伝統的ないけ花と、現代のライフスタイルに合ったフラワーデザインとをどちらも大切に学び、これからも伝承していきたいと考えています。 武 和栄 |
フラワーデザインスクール 「花ｚｕ彩」主宰
武 和栄 プロフィール
1975年 いけばな 嵯峨御流 正教授取得
1984年 フラワーアーティスト育成協会講師取得 フラワーデザイナー辻井康雄氏に師事
1986年 フラワーアーティスト育成協会 本部講師取得
1992年 株式会社 花工房入社
1994年 社団法人 ＪＦＴＤ全国大会入賞
1996年 社団法人 日本生花商協会全国大会出場
1996年 フラワーアーティスト育成協会 理事長に就任 （〜2003年）
1997年 第１６回全国技能グランプリフラワー 装飾競技大会にて第一位
内閣総理大臣賞受賞
2001年 花ｚｕ彩教室 花会「花回廊」開催 （於・洛西竹林公園）
2002年 ＮＰＯ法人園芸福祉協会会員
2005年 ＮＰＯ法人園芸福祉資格取得 認05-378
2007年 ＮＰＯ法人フラワーアーティスト育成協会 副理事長に就任
2008年 30周年記念花会 花ｚｕ彩 個展 「花うかがい」開催 （於・ホテル京都エミナース）
1984〜 ヨーロッパ研修催行 世界のトップデザイナーの指導を受ける
2013年 グレゴール・レリッシュ、トゥール・グンダーセン、ダニエル・オスト、ウィズラー・ヴェゲナー、
カティ・エラスト、ビーターアツスマン、デオ・プールマ、ドリス・アルバーツ、オリバー・シュトルツ等
2011年 NPO法人フラワーアーティスト育成協会 理事長就任
2013年 NPO法人フラワーアーティスト育成協会 名誉理事に就任
フラワーデザインスクール「花ｚｕ彩」主宰（京都市西京区洛西にて）
