「ねえ、ライザ。ちょっと目つぶって左手出して。」 「何?」 「いいからいいから。」 「‥! これ‥‥」 「この間、いいなって言ってたでしょ?」 「どうしてサイズが分かったの。」 「寝てる間に計っちゃった。」 「もう、油断も隙もないとはこのことね! ‥‥なんて。嬉しいわ、すごく。 ありがとう。 ところで、まだ飲めるわよね?」 「え? うん、もちろん! 飲み足りないくらいよ。」 「よかった。 じゃあ、うちに来て。 お礼に取っておきのワインをごちそうするわ。」 アニーのショールはライザからのプレゼント、指輪はそのお返し、というプレゼント交換。 ……まだ出来上がってない設定で描いたとか、無理がある。 2004.12.31 |