私が、ブタちゃんを作るということ

子供の頃からずっと考えていた。「平和ってどういう事だろう？」
数年前、ふと『共存』という言葉が頭に浮かびました。

世の中には、良い人もいれば、悪い人もいる。
優しい人もいれば、意地悪な人もいる。
気が利く人もいれば、ボーっとしてる人もいる。
人の役に立つ人もいれば、かなりの困ったちゃんもいる。

悪い人ばかりじゃ世の中は成り立たないだろうし、
良い人ばかりじゃ・・・ま、これは絶対に有り得ないこと。

そんな世界の中で大切なのは、お互いの違いを認めて『共存』することではないでしょうか？

私が作るブタちゃんの世界には、ちょっぴり意地悪な子がたくさん出てきます。
そう、私の作るブタちゃんの世界は、人間世界の縮図。

ちょっと意地悪な子もいるけど、ブタちゃんたち、何故かみんなとても仲良しなんです。
私は、平和で楽しい理想の世界を自分の作品の中に作っています。

ブタちゃんの大きさを尋ねられますが、これくらいです。

左側はコブタちゃん

１００円ライターを置いてみました。

粘土で作品を作るようになる前は、油絵を描いて個展などをやってました。
そのいくつかの作品は、このサイトの中でも紹介しています。
今までやってた事を、もう少し詳しく。

１９９５年（平成７年）に北海道へ移転してから数年間、絵が描けなくなったどころか、
創作活動が全く出来ない状態に陥りました。そう、情けない事に、環境の変化に負けたのです。

この空白（？）の５年間、「何も出来ない！」と腐りながらも、
パッチワークとか編み物とか、かなりいろいろな事をやってました。
今になって思うと、これらの事の全てが、ブタちゃんの役に立ってるみたいです。

２０００年暮れ、翌年（２００１年）の年賀状を作るため、
たまたま興味本位で買ってあった粘土（確か色つきのハーティクレイだったと思う）を
いじり出したのがきっかけで、現在に至るまでになりました。

淋しい時は、そっと側にいるからね。悲しい時は、ギュッと抱きしめてあげる。
だから、楽しい時は一緒に笑おう！でも、幸せな時は忘れてて良いからね。

私の分身であるブタちゃんが、たくさんの人に、楽しさや喜びをもたらす存在になれるようにと願っています。

ブタちゃんの、こんな写真を撮っています。

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