第1部 ゲームスタート!!
(/ ̄▽)/初めての体験記です。どきどき…。
まぁ…体験記ということで、とりあえず題材となるものを見つけるために汚い押入れをガサゴソと漁っていると…
見つかちゃった!!ファミコンソフト「将軍」!!
これって40名の様々な職業に就いている人の中から1人を選んで、過半数を仲間に従え、将軍になるために必要な巻物を3本集めて「将軍」になるというサクセスストーリーものなのよ。
…という前置きはさておき、さっそくカセットをファミコン本体に差し込み、電源をオーーーーーン!!
………(画面、灰色)
そうそう…ファミコンって接触が悪くて、上手く動かないことが多いのよね。こういうときはもちろん「ふーふー大作戦!!」よ〜!!
ふーふーふー…
差込口にたまったほこりを吹き払い、再度カセットを入れて電源オン!!
…あれれ、まだ灰色…と思いきや、「将軍」のタイトル画面が!!
(このゲームはタイトルがもともと灰色主体だった…)
さっそくスタートボタンを押してキャラクターを選択する訳なんだけど…ここが一番の悩みどころ!!
選んだキャラしだいではクリアなんて夢のまた夢!!(絶対に解けないことはない…と思うけど、弱々なキャラを選ぶとエライ時間がかかっちゃうの)
………。悩んだ末に選んだキャラは「お鶴(商人の娘)」でした。
いやーん、灰色♪ |
ゲームタイトルなのよ!! |
「お鶴」にしました♪ |
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第2部 いきなり大ピンチ!?
…ということで(?)、商人の娘「お鶴」の将軍へのサクセスストーリー(爆)スタートです。
将軍になるためには、まず20名(登場人物の過半数)以上の家来を集めなくてはならないのよ。
んでね、家来を増やすためにしなくてはならないこととしては…「けんか売る」「金品で買収する」の2つの手法を用いて、かつ大名である「石道」「寅長」「政宗」の3人の大名を家来にしなくてはいけないんだけど…
「大名にけんかを売る?」「大名を家来にする?」普通は説得とか、そもそも商人の娘が将軍になるなんて設定はなくない…?。無茶苦茶なのよぉぉぉ。(爆)
さすがは懐ゲー!!(…最近ではここまで設定が無茶苦茶なゲームは少ないわよね?)
…とかいいつつも、将軍ワールドに入り込んでいっちゃいました。
まずはお鶴さん、道端に落ちていた「よろい」や「長刀」「脇差」「経典」をゲットしてパワーアップアップしちゃいました。するとタイミングのいいことに、向こうから奥方の「綾子」さんが…。
ここは当然「戦う(喧嘩売る)」しかないじゃないの!!…ということで戦いを挑んでみたんだけど…
「お鶴と綾子は戦わない」
…え?どういうことよ?こっちは喧嘩を売りたくて仕方がないのに、いきなり命令拒否?ねぇ、お鶴さん!!
憤懣やるかたなしだわ。仕方なしに、今度は金品で買収をかけようとなけなしのお金を手渡したのに…
「これだけじゃいやよ」
…「これだけじゃいやよ」じゃないでしょ!!家来になりなさいよ!!家来に…。
あー、しかも逃げた!!
一生懸命になって追いかけたのに逃げられてしまったわ。もうっ…。
仕方なしに、近くをうろついていると向こうから大名の「寅長」さんが…。いきなりは戦ってくれなかったので、持っていた「脇差」をプレゼントしてから喧嘩を売ってみると、めでたく戦闘開始!!
しかし…脇差をプレゼントしたことでこちらの戦力ダウン、敵の戦力アップになったうえ、体力にも差があったため、いきなり大ピンチ!!…恥も外聞もかなぐり捨てて、戦闘を離脱し人気の少ない山奥に逃げ去ることにしちゃいました。
え? 戦わないの? |
なによ、お金返しなさい!! |
きゃー!! 大ピンチだわ!! |
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第3部 向かうところ敵なしだわ♪
…さて、山奥へ逃げ込んだ「お鶴」さんなんだけど、先の戦闘で精根尽き果てて、今、襲われたら確実にやられてしまうということで、山ごもりをして「ちから」をつけることにしたの。とりあえずは、山の中の所々で見かける「栗」を拾って少しづつ「ちから」をアップし、また村に下りては「米」を拾って(?)「ちから」をアップし、民家に忍び込んでは(?)色々盗んで「ちから」をアップし…見る見るうちに上限値の「200」まで上がり、ようやく山を降りる(?)決心がついたわ。
果たして…最初のターゲットは当然のごとく守銭奴「綾子」と心に決めていたんだけど、山を降りる途中、あやしい小道を発見。抜けてさらに進むと…そこは砂浜。久しぶりに見る海に心を奪われちゃいました。
「海は広いわ〜」…とひとり感傷に浸っていると向こうから農民の「畑作」がやってきました。
「いいかもだわ…」と思ったお鶴さんは、けんかを売ってねじ伏せましたが仲間になってくれません。仕方なしに持っていたお金を全額渡すと…
「いいのけ?おら、頑張るだ!!」と、家来になることを承知してくれました。
(もちろん、この後で忠誠心が200になるまで殴ってお金を奪っては、またお金を渡し…を繰り返したのは言うまでもありません)
「これで裏切る心配はないわ…」とりあえず戦いで落ちたちからを回復するように命令して、次のターゲットを求めてさまよい始めました。
その後の「お鶴」さんの活躍(?)は目覚しく…は大名の「寅長」、武士の「秀吉」、悪漢の「松蔵」「寅蔵」、商人の「越後屋」「おしん」、そして守銭奴「綾子」を「殴る蹴る」「買収する」を繰り返し、ようやく家来も8人とかなりの人数になりました。
やった!!撮り放題よ♪ |
どこに出るのかしら? |
初の家来だわ♪ |
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第4部 裏切り、そして…
目下快進撃中のお鶴さんだったけど、季節が夏を迎えたころ…
「寅蔵はお鶴の家来を辞めた」
…と1人が家来から外れちゃいました。
「やっぱり家来にするなら強くて忠誠心の高い人物でないと…」
そう言ってお鶴さんは理想の家来を求め、町へと向かうお鶴…。
そして大名、武士を中心に仲間を集め、1551年6月にようやく20名以上の家来を得ることができました。
すると天の声が…
「よくぞこんなに家来を集めたものだ。大いに誉めてつかわそう。だが…武力だけでは将軍になれぬ。将軍を志す者は文武両道であるべし。よって巻物を集めることを命ずる。ただし残された時は短い。心して集めよ!!」
…誰なのよ、あなた?
お鶴さんは疑問に感じつつも「時は短い」と宣言されてしまったので、一生懸命になって巻物を探し始めた。しかし…。
「巻物ってどこよ?」
道端を探し回っても見つかるはずもなく、途方に暮れていると…ふと立ち寄った城の最上階に巻物が!!
よく考えて見みれば城の数も、大名の数も3つ。急いで他の2つの城へ向かい、とうとう3つの巻物を集めることが出来ました。
そして…お鶴さんは念願の将軍になることが出来ました。
しかし…悲しいかな、女性キャラで解いても男性キャラで解いたときとエンディングはまったく同じ。
「ちょんまげ将軍」なのでした。 − 完 −
裏切られたわ…。 |
家来が20名を超えたわ♪ |
ようやく巻物を見つけたわ!! |
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やったー!!揃ったわよ♪ |
感動のエンディングが始まる… |
…な、なんでまげなのよぉ? |
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