ミシシッピー殺人事件
セントルイスを出て広大なるミシシッピー川を下りニューオリンズへと向かう外輪船デルタ・プリンセス号。その一等船室では探偵チャールズが助手のワトソンを連れて乗り込んでいます。
さわやかな6月のある日、暖かい風が旗をはためかせています。エンジンはドンドンと音を立てて人々を元気づけているかのようです。リバーボートは孤立した世界だったが、全てが心地よかった。こんな素晴らしい日に誰が殺人などという恐ろしい出来事を考えられただろうか?
チャールズが船室に着いたときには、まさか自分がこのリバーボートで起きた殺人を解決しなければいけなくなるとは思いもよりませんでした。
チャールズ「いやー、これは快適な旅だなぁ、ワトソン。」
ワトソン「えぇ、のんびりしていいですね。」
チャールズ「今日は天気もいいしデッキに出て散歩がてらに他のお客さんにご挨拶でもしてこようか?」
…そして事件は幕開けする。
ワトソンさんお手製船内マップ
4階層目 |
操舵室「ネルソン船長」 |
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3階層目 |
1号室 |
2号室 |
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3号室「自室」 |
4号室「ブラウンさん」 |
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5号室 |
6号室 |
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7号室 |
8号室「デイジーさん」 |
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9号室「カーター判事」 |
10号室 |
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11号室 |
12号室 |
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2階層目 |
13号室 |
14号室 |
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15号室「ウィルソンさん」 |
16号室 |
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17号室−18号室 |
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19号室 |
20号室「テーラーさん」 |
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21号室 |
22号室 |
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23号室「ヘレンさん」 |
24号室 |
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1階層目 |
25号室 |
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27号室「ヘンリーさん」 |
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シーン1:3号室1
スタートです |
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私たちのとまっている部屋は3号室は4階層作りのリバーボートの3階層目にあった。とりあえず散歩がてら各部屋の乗客の方々に挨拶をしに行くことにした。
シーン2:1号室1
いきなり罠ですか? |
鍵を見つけました |
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挨拶のつもりで部屋を出た我々であったが、なにか妙な胸騒ぎがして隣の1号室を訪ねてみることにした。
●部屋に入って、まっすぐ進むといきなり落とし穴に落ちてゲームオーバーになります。
●落とし穴の罠を回避しつつ、奥にあるベッドを調べると「小さな鍵」が手に入ります。
シーン3:9号室1
はじめまして、カーター判事 |
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とりあえず1号室の罠をかわした我々であったが、まだ胸騒ぎは消えなかった。他に怪しいのは自分たちの部屋の裏側の部屋だろうか?そう思って4号室へ向かおうとする私を「先生、先ずは挨拶でしょう!!」といい、手作りの船内マップを元に人のいる部屋を訪ねることを勧められた。
●9号室の乗客はカーターといい判事をしているということだ。
シーン4:15号室1
はじめまして、ウィリアムさん |
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次に我々は15号室に向かった。
●15号室の乗客はウィリアムといいボランティア活動による平和活動をしているということだ。
シーン5:23号室1
はじめまして、ヘレンさん |
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次に我々は23号室に向かった。
●23号室の乗客はヘレンという女性であった。ご丁寧に水を勧めてくるのだが飲んだら最後…などということはなくありがたく頂戴した。
シーン6:27号室1
はじめまして、ヘンリーさん |
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次に我々は27号室に向かった。
●27号室にはヘンリーという従業員がいた。忙しそうにしていたのですぐに部屋を出ることにした。
シーン7:16号室1
またまた罠ですか? |
小さな弾丸を見つけました |
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20号室に向かう途中、16号室に差し掛かったところで「ココガアヤシイ…」とワトソンが口走った。しかも目は白目をむいて、まるで何かに取り憑かれたかのように…そして私は扉を開けた。
●部屋に入るといきなりナイフが飛んできます。避けずに突っ立っているとナイフが刺さってチャールズは死んでしまいます。(もちろんゲームオーバーで、最初からになります)
●ナイフを避けて、部屋の中にある机を調べると「小さな弾丸」が手に入ります。
●実は隣の14号室にも落とし穴の罠がありますが、この部屋にはなにもありません。
シーン8:20号室1
はじめまして、テーラーさん |
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ふぅ…それにしても罠の多い船だ。まぁナイフが飛んでくる罠はまだいいとして、1号室の落とし穴のような罠は、簡単に作れるものじゃないぞ。こんな仕掛けが作れるのは経営者と船の従業員ぐらいなものだな。間一髪危険を避けることが出来た私は、まともな目に戻っているワトソンと20号室に向かった。
●20号室にはテーラーという女性がいた。
シーン9:8号室1
はじめまして、ディジーさん |
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3階層目に戻ってきた我々は8号室に向かった
●8号室にはディジーさんという女性がいた。
シーン10:4号室
ああ、人が倒れている… |
なんでしょうか、あれは? |
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あとは操舵室をのこすのみ…マップを見ながらワトソンと話をしていると、「操舵室は後でもいいでしょう」と言い出すワトソン。最初に気になっていた隣の客室と裏の客室…チャールズ卿の足はすでに4号室に向かっていた。
●部屋に入ると、なんと人が倒れていた。しかも血が流して…どうやら死んでいるようだ。興味本位か、はたまた第一発見者になってしまった気まずさを払拭するためか、我々はこの死を究明したいという気持ちにかられた。そして彼を知るものがいないか乗客に聞き込みをはじめることにした。
●4号室を出た我々であったが、ふと気になってドアの上を調べてみるた。なにかがぶら下がっているのだが高すぎて手が届かず何がぶら下がっているかまではわからなかった。
シーン11:操舵室1
ここがが入り口なんですね |
はじめまして、ネルソン船長 |
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聞き込みをはじめよう…と思ったが、やはり総責任者たる船長に報告するのが一番であろうという判断の元、4階層目にある操舵室に向かった。密室ともいえるリバーボートの中では警察などいるはずもなく、あるいみ船長が司法なのだ。
●4階層目に上がり、船首(4号室側から階段を上って来たなら右側)に向かって歩くと操舵室が見えた。我々は横にあるドアから中に入り船長に挨拶し、とりあえず死体のある部屋まで着いて来てもらうことにした。
シーン12:4号室2
この方はブラウンさんですか… |
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ネルソン船長を連れて4号室に我々は入った。死んでいた男はいったい誰なのか?
●ネルソン船長が死体の男が「ブラウン」という人物であると教えてくれた。それにしても淡々とものを述べる船長である。少しは驚いて見せて欲しい…と思いきや、ブラウンさんのことについて訊ねたとたん「なんてこった!!」と驚き始めた。恐竜なみの反応の遅さである。
無用とは思いつつも他の人物についても色々と訊いてみることにした。ネルソン船長の情報によると、ブラウンさんはこの外輪船デルタ・プリンセス号の共同経営者である。ついで、船長本人のことを訊いてみると、操舵室で寝ることや食事をすることが多いのだという。
シーン13:9号室2
殺害現場を出た私たちはカーター判事のいる9号室へ向かうことにした。本当は一番近い8号室のディジーさんから聞き込みを開始しようとしたのだが、またもワトソンが「9号室へ行きましょう」と無理やり連れて行かれてしまった。しかもネルソン船長も連れて…。
●ヘンリーについて訊ねてみると「あいつは人間のクズだ!!」と言い放った。これは聞き捨てならない…と我々はこのコメントをメモすることにした。それにしてもこの船に乗り合わせた人たちは、みな不親切である。2回訊こうとすると…「もう言いました。」と取り合ってくれないのだから…。
シーン14:15号室2
ピストルを見つけました |
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外に出るとネルソン船長の姿はなかった。我々がカーター判事と話し込んでいたので、怒って帰ってしまったのだろうか?用が済んだ時点で挨拶をしてお帰り頂くべきであったと少し反省。
●ブラウンさんが殺害されたという話をするとようやく部屋の中の調査を認めてくれた。ドレッサーを調べてみると中から「ピストル」を発見。一時お借りすることにした。
シーン15:23号室2
現在、ブラウンさんが血を流して死んでいたというだけで「殺害」と決め付けてしまったが…よくよく考えたらこの罠だらけの船内にあって、罠にはまって死んでしまったのでは…と疑いたくなったとワトソンに話すと「先生、私の中のご先祖様が殺人だと言っているので殺人事件ですよ。」と、またも非科学的な根拠のないことを言い出す始末。おまけに「ツギハ23ゴシツダネ。」と言い無理やり私を…。
●部屋に入るなりいきなり「あなた達をお招きした覚えはありません。お帰りください。」と言われてしまったが、とりあえずネルソン船長について訊いてみると「宝石を金庫に保管してもらうように船長に渡した。」という証言が得られたのでメモすることにした。
シーン16:25号室1
フックを見つけました |
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確かに何の権利があって勝手に人の部屋に入って調べまわっているのだろうか…と考えている先を制して「先生、事件解決は神から与えられた使命なのです。25号室に向かいましょう。」といい、25号室に連れて行かれてしまった。
●部屋に入り黒いパイプのようなもののあたりを調べると「フック」が出てきたので、念のため預かっておくことにした。
シーン17:27号室2
コットンを見つけました |
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25号室に来たついでで隣の27号室にも寄ることにした。
●ブラウンさんについて訊くと彼は「実は私の父親なんですよ。」と話してくれた。またテーラーさんについて訊くと「あんな綺麗な人が…」と話してくれた。そのあとでゴミ箱を調べると「油まみれのコットン」が見つかったので預かっておくことにした。
シーン18:20号室2
紫檀の箱を見つけました |
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あと回っていないのは20号室のテーラーさんか…そう考えながら足は20号室へと向かっていた。
●毎度の事ながら部屋に入るなりいきなり罵声が…。ブラウンさんについて訊くとようやく調査に協力してくれた。入り口付近の机を調べると「紫檀で作られた銃の箱」が出てきたのでお預かりすることにした。
シーン19:4号室3
何が取れたんでしょう? |
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ひと通り調査も終わったので証拠品を持って自室に帰えろうとすると…「そういえばさっき見つけたフックですが…」とワトソンが言い出した。「そうか、このフックをつかえば4号室の上にあった何かが取れるかもしてない。」そう思い、足早に4号室に向かった。
●4号室のドアの前でフックを使うと「何か」が取れた。何が取れたかは自室に戻って調べることにしよう。(実は「銃のグリップ」が手に入ります)
シーン20:3号室2
箱が開いた!! |
なんとこの弾丸は… |
ぴったり合いました |
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え、使用した痕跡がない? |
いい香りのコロンですね |
おお、二重底になっている!! |
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誰でしょうか? |
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証拠品も色々と揃ったことだし…ということで3号室で調査を開始する。
●まず「紫檀の箱」と「小さな鍵」を机の上に置いて関係を調べると、小さな鍵で紫檀の箱の鍵が外れ、中から「デリンジャー」が見つかる。次に紫檀の箱をよけて「デリンジャー」と「小さな弾丸」の関係を調べると「小さな弾丸」がこのデリンジャーから発砲されたものだとわかる。次に小さな弾丸をよけて、「デリンジャー」と4号室のドアの上でみつけた「銃のグリップ」との関係を調べると、グリップがデリンジャーに付いていたものだとわかる。また、「デリンジャー」単体で調べると、デリンジャーは使用された形跡がないことがわかり、「油まみれのコットン」単体を調べると、コロンの匂いがして、これが銃の手入れに使用されたものだということがわかる。さらに「ふたの開いた紫檀の箱」単体を再度調べてみると底が二重底になっていて中から「新聞」が見つかる。最後に「新聞」単体を調べると「その人はゴールデンである」と書いてあった。
シーン21:15号室2
証拠品調べも終わったところで、再度聞き込みを開始。先ずは15号室に向かう。
●ウィルソンさんにヘレンさんのことを訊くと「彼女がめずらしい香りの香水をつけている」との情報が得られたのでもしや…と思い、証拠品の「油まみれのコットン」を見せるとその香りはヘレンがつけていたものだと教えてくれた。もう一度ウィルソンにヘレンのことを訊くと「彼女は金持ちだが満足していない。私を社交界に参加させようとしている」と話てくれたのでメモすることにした。
シーン22:操舵室2
汽車の切符を見つけました |
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そういえば…ウィルソンさんからヘレンさんの話を聞いて、彼女がネルソン船長に宝石を預けていることを思い出し、操舵室に向かった。
●ウィルソン船長にヘレンさんとの会話メモを見せると、「確かに預かっているが疑われるのが嫌だから金庫の鍵は開けてある。」と話してくれた。不用心な…と思いつつも金庫を調べると中から「ネバダ行きの切符」が出てきたのでとりあえず預かっておくことにした。
シーン23:3号室3
テーラーさん、どこへ? |
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先ほど手に入れた切符のことが気になって自室に戻って調べることにした。
●「ネバダ行きの切符」単体を調べるとバージニアのネバダ行きの汽車の切符で「テーラー」とサインがされていることがわかった。バージニアといえば銀山で有名なのでテーラーさんは銀山に行くつもりなのだろう。
シーン24:27号室3
テーラーさんのことも気になたが、カーター判事が冒涜していたヘンリーさんのことも気にかかり、カーター判事の会話メモを持って彼を訪ねた。
●カーター判事の会話メモを見せると「船を止めるべきだ」と口出しをしてきたとの情報が得られたのでメモすることにした。カーター判事が彼を冒涜したのも、ヘンリーさんが言うことを聞かなかったからかもしれない…。
シーン25:操舵室3
カーター判事はヘンリーさんに主張した後、ネルソン船長に掛け合いに行ったのか?とりあえずネルソン船長も訪ねることにした。
●ネルソン船長にヘンリーさんの会話メモを見せるとヘンリーさんから話を聞いていて知っていた。またディジーさんも同じことを訪ねてきたという。しかも訪ねた理由がテーラーさんに頼まれた手紙を出すためだということだった。気になる内容なのでこれもメモすることにした。
シーン26:23号室3
次はテーラーさん?それともデイジーさん?と悩んでいると…「イヤ…ヘレンニコウスイノコトヲキケ」とまたも白目をむいたワトソンが喋ったので23号室に向かった。
●ヘレンさんにウィリアムさんの会話メモを見せるとヘレンのつけていた香水がテーラーに借りたものだということを話してくれたのでメモすることにした。
シーン27:20号室3
香水の持ち主はテーラーさん…。香水のことが気になった私は17号室−18号室の通路を使ってテーラーさんの部屋へ向かった。
●テーラーさんに会い、先ほどのヘレンさんとの会話メモを見せると「ヘレンに貸したあとにディジーに貸した。」と話してくれたのでこれもメモしておいた。
シーン28:27号室4
現在香水を持っているのはデイジーさんということだったので、デイジーさんを訪ねてみようとしたがワトソンが「先にヘンリーさんに会ってテーラーさんのことを訊いてきてからのほうがいいですよ。」と言うので素直に聞くことにした。
●ヘンリーさんにテーラーさんのことを訊ねると「彼女に対する気持ち」を語ってくれた。
シーン29:8号室2
「あれに意味があったのか…」と疑問に思いつつも、ワトソンの神がかり的なアドバイスを信じずにいられなかった私は疑問を払拭しデイジーさんの部屋へ向かった。
コロンを見つけました |
封筒を見つけました |
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●ディジーさんにはまだ訊いていなかったのでブラウンさんのことを訊いた後でテーラーさんとの会話メモを見せると「確かに借りていてドレッサーに仕舞ってあります。」と教えてくれたので早速調べて預かることにした。さらにネルソン船長との会話メモを見せると「あの手紙ならドレッサーに仕舞ってあります。」と教えてくれたので、またドレッサーを調べ、封筒ごと預かることにした。
シーン30:3号室3
むむむ、このコロンは… |
銀山がキーワードですか? |
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ディジーさんから預かった証拠品を調べるため我々は自室に戻ることにした。
●「コロンの瓶」単体を調べると瓶にコットンがついていることを発見した。次に「封筒」単体を調べるとゴールデンという人物宛だということがわかった。中身を調べると鉱山の採掘証明書が入っており、さらに「採掘証明書」単体を調べると、所有権がゴールデンという人物からブラウンさんへ移されていた。
●この後でヘンリーさんにテーラーさんのことを訊くと「ゴールデン…」と言い間違いをします。テーラーさんの本名はゴールデン…という想像がつく訳ですが、別に話を訊いていなくても問題はありません。
シーン31:20号室4
来ていただけますね? |
真実を明らかにしたいのです |
みんないい人ばかりですね |
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全ての証拠品、全ての証言から私はある人物を告発することにした。そして…。
●ここでコットンやコロンについて訊くと「ディジーが貸してくれた…」と先ほどまでの証言とまったく正反対のことを言い出します。作り手の間違いでしょうか?それとも動揺して頭が混乱している様を表現したかったのでしょうか?…特に告発するのに必要な情報ではありません。
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