To be continued.............

”科学は死後を語っていない”何かの本でそう読んだことがある
では もし科学が死後を語るに足る力を得たのならば。
人々はその禁断の扉をためらいもせずに開くのだろうか。
物語の主人公、ナギは自らの意思で旧き人であることを選択した。
しかし、そのような゛人"はもしかしたら彼が最後であるのかもしれない。

その先の未来は 神だけが、知っている。


<後書きという名の言い訳。>

長い駄文を読んでくださって有難うございます。この話は
多分水原が生まれて初めて一人で完結させた話だと思います。
既にいろいろ批評をいただいているのですが、初めてなので、あえて
訂正はせず、そのままの形でUPしました。まあいい思い出ということで。
ここでは話のバックグラウンド、小話などを少し書いていこうと思います。
今後も増える予定。


゛水と木の根の溢れる死者の国”を書きたかったのがそもそもの始まりです。
皆さんはあの世って聞いてどんな世界を想像しますか?いろいろ
あると思うけど、孔牙の頭に浮かんだのは、こういう世界でした。
死ぬことを知らないような大都会のまんなかに、忘れられたようにある
地下墓地。誰も知らないのに、すぐ傍らにある異界です。


゛死者を抱く木"はこれで終わりですが、仙人たちのことも少し書いておきます。
彼らは最初、この話との関係を持たせていなかったのですが、友人に
わかりにくいといわれてリンクする話に変更しました。
彼らはこのお話というよりは、゛世界゛に関係する人物です。イラストがないので
説明しにくいですが、彼らの対話する”何某の山中”とは実はこの世ならざる
場所です。彼らのいるその場所が、最後に各話とどうリンクするか、読んで
いただければ幸いです。


最後に。
消えた青年牧師について。察しのよい方はもうおわかりでしょう。西洋では黒き
衣をまとって描かれることが多い彼は、東洋にあっては豊かな恵みの
神の顔も持っている。私には、そんな風に思えるのです。静かに地下墓地を
守りながら。

                      
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