津久井観音巡礼を終えて


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 午年の今年津久井観音霊場のご開帳に合わせて廻らしてもらい
43寺無事に結願することが出来、満足しています。
津久井観音霊場は約250年前現1番札所雲居寺の大雲禅無和尚が
観音様をお祀りする寺院を呼びかけて津久井三十三ヶ所観音霊場を
開設したのが始めで、霊場以外のお寺や観音堂から参加の希望があり
番外として組み入れられたが、前回(平成2年)の本開帳を期に1番から
43番の通し番号となり、津久井33ヶ所観音霊場の呼び名も津久井観音
霊場と改められた。
  この霊場は城山町、津久井町、相模湖町、藤野町という神奈川県の
北部に位置する4ヶ所の町を中心に廻る感じになる。山有り、川有り、
そして湖(相模湖・津久井湖)有りの風光明媚な巡礼となっている。
ご開帳以外はお堂や無住職のお寺も多く、約13ヶ所くらい参拝したり
朱印を頂くことが難しいかもしれない。これは地方の観音霊場の多くが
そうであるように時の豪族や地主が自分たちの権力を誇示したり、
またどなたかの病気等の回復などを願い、観音様を安置したりしている
ので、時日の流れによりお堂だけになって近くの人に守られていたり
お寺でも無住職になったりしているケースがある。また観音様が結構
厨子の中にいられ、普段はお目にかかれるケースも少ないかもしれない。
ご開帳をねらって回れた方がよいかもしれない。6年後に小規模の開帳が
行われる。秋など景色を楽しみながら散策がてら回るのも良いかもしれない。
ご開帳の時は朱印帖は差込式の方法をとっておられ霊場を廻りながら
朱印が書かれた朱印紙を貰う方式なので、今回もあったがご住職が
席を外されていても、朱印紙が置かれているので代金を置いて頂いて
来れば良いので助かる。またこの霊場は33番札所迄だったら順番通りに
何とか回れるが、34番以上を順番通りに回っていると結構時間を無駄に
することになるので、順番を一切気にせず回らないと効率は悪いので
自分の住まいから考えて回る順番を決めていけばよいと思う。
車で回ってもそれほどいやな思いすることは無く廻れると思います。


 3 中野堂 集会所に安置され朱印を頂くのが難しいかも
 5 久保沢観音堂 城山町川尻の大正寺が兼務
 7 三井寺 相模湖町底沢の桂林寺が兼務
10 円蔵寺 39番東林寺が兼務
11 長成寺  8番友林寺が兼務
17 大通寺 八王子市高尾の長泉寺が兼務
26 青蓮寺 39番東林寺が兼務
27 向瀧寺 28番蓮乗院が兼務
31 安養寺 14番顕鏡寺が兼務
33 来迎寺  9番観音寺が兼務
34 森の観音堂  9番観音寺が兼務
35 実相院 横浜綱島久光院が兼務
37 根本観音堂 集会所に安置され朱印を頂くのが難しいかも
42 東光寺 43番福寿院が兼務
廻りにくいかもしれないお寺