二日間の秩父観音巡礼の旅を終えて、本年ご開帳に際し参拝しようか悩んだ。
距離的にも遠くにまとまった巡礼地で、1日や2日では廻りきれず3日くらいかかって
しまうのではと思い、時間的余裕があるか、高速で行くとお金はかかるし、色々
悩んだが、結局は開帳を期に廻りたいという心が勝ち、順路等色々準備し参拝する
ことにした。行程としては予定通りに廻ることが出来た。2日間という特急巡礼だったが
一番助かったのは、確お寺の道標(看板)が道路に必ず建てられていることである。
たぶんこれがなければいくらカーナビで廻っていても、絶対曲がる角を間違えたり
通り越したりしていたと思う。時間的無駄なく廻れたのもこの道標のおかげだと思う。
ただ自分みたい大きな車で廻る者にとってはとても苦手な霊場の内の一つである。
歩いたり電車やバスを使って廻ればよいのだろうが日数もお金もかかる。会社員には
そんな余裕がなく、車を使わざるを得なくなる。だが一部の地域での札所では仕方ない
と思うが、その反面日本百観音の一つとしては、訪れる人も多いのでその点をご了承
願いたい。しかし各お寺はご住職・世話人の方を始め、地域の方々によってしっかり
守られていることが実感できるし、実際地域の方々のご尽力により、廃寺の危機も救って
来られ現在に至るお寺もある。
また今回のご開帳を記念して各お寺の本尊観音の梵字が書かれた蓮華のシールを
各お寺から頂け、それを台紙(500円)に貼り付ければ、34枚のカラフルな蓮華の形が
出来上がるのだが、額に入れて部屋に飾られているが良い記念になりました。
東京・神奈川方面からの参拝は、関越自動車道に乗り花園ICで下り、140号線を走り
秩父市内に入るのが一般的だと思うが、神奈川県から行く場合、東名高速を使うように
なるので、金銭的にはつらい面が有るので、16号を通り小谷田あたりから299号線に
入り、飯能市内を通ってそのまま秩父に入るパターンもある(夏休み等は渋滞もあるが)
または青梅街道や秋川街道などを通り53号線を通り途中から299号線に合流して
秩父に向かうパターンもある。時間的には大差はないと思います。伊勢原から道が空いて
いれば3時間〜3時間半。帰りに53号線を使って2時間半で帰ってきました。関越練馬で
渋滞に遭うのを考えたらこちらの方がよいかもしれません。尚53号線は舗装された山道
なので運転には気をつけて下さい。
秩父34観音巡礼を終えて