弥勒菩薩(六七日) 金宝山 「浄智寺」  (臨済宗円覚寺派)    


鎌倉十三仏に戻る

御真言;おん ばいたれーや あ そわか
弥勒菩薩はお釈迦様が亡くなった後56億7千万年後、仏となってこの世に
出現すると言われ未来仏としての役割があります。また中国に実在したと
言われている七福神の一人布袋和尚が弥勒菩薩の生まれ変わりと考えら
れている。姿は数多くあるが、一つは五仏(大日如来・阿弥陀如来他)を
配した宝冠をかぶり、手には宝塔を持つ座像の他、特に有名なのが半跏
思惟像(ハンカシユイゾウ)で、片手を頬にあて、片脚を膝に乗せ瞑想している
像などがあります。
円応寺を出て、そのまま北鎌倉の方へ進み踏切を越えた左側に浄智寺がある。ここも鎌倉
観音31番目である。拝観料150円を払い中に入る。鐘楼門をくぐり、本堂・曇華殿に行く。
こちらには阿弥陀・釈迦・弥勒の三世仏(過去・現代・未来を表す)が安置されている。参拝し、
観音様にも参拝し、順路に従い裏庭の隊道をぬけると、洞窟に布袋尊が祀られている。
こちらには弥勒菩薩と化身である布袋尊の両方が祀られていることになる。